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新版 わたし クリスマスツリー」 みんなの声

新版 わたし クリスマスツリー 作:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2023年10月26日
ISBN:9784065332801
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 19
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  • じんとくる絵本

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子1歳

    クリスマスの素敵な絵本を探していて出会った本です。
    佐野洋子さんの絵本ということで、期待をして読み始めました。
    読み終わって、さすが!!と思いました。
    街で素敵なクリスマスツリーになりたかったモミの木、根っこを抜いて一生懸命走る様子に、なんとか望みが叶えばいいのに・・・
    列車に乗り遅れ、泣きながら元の森へ帰って来たモミの木を優しく迎える動物、木に心が温かくなりました。
    動物達のクリスマスツリーになったモミの木。最後はみんなで静かにクリスマスの歌を歌いますが、どんな気持ちだったのかな?

    モミの木が自分の姿のようにも思えるし、また自分の子供のようにも思え、森の動物達の気持が親心に感じ、味わい深いです。
    クリスマスの名作絵本といっても良いと思います。

    投稿日:2011/11/08

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  • 根を張って生きる

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    町のきれいなクリスマスツリーになりたいと、あこがれてる小さなもみの木。
    ある日根を抜いて走ります。しかし、町へ行く便には間に合わず・・。
    とぼとぼと元の場所へ帰ってきます。
    戻ってきたもみの木を皆が暖かく迎えてくれます。

    読みながら、物事に根を張って取り組むことの大事さ、
    その場所に、文句を言わず思いやりをもって生きていくことの大切さ
    ということを、ふつふつと考えました。
    ふるさとを出て行く若者にたとえられてた方がいましたが
    ああ、そういう風にも取れるなあと思いました。
    読み手に大切なことを思い起こさせてくれるような一冊です。

    子供よりも、大人のほうが色々感じることがあるでしょう。
    佐野さんの「100万回生きた猫」「おじさんの傘」にも負けない名作だと思います。

    投稿日:2008/12/10

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  • 佐野洋子さん…

    佐野洋子さんの、クリスマスの絵本。森の小さなもみの木は、いつか美しい町で、クリスマスツリーになることを夢みています。ところが、なかなか人間が自分を迎えにきてくれません。もみの木は、なんと自分で地面から抜けて、自力で町に行こうとします!なんとも勇ましいもみの木!!

    投稿日:2023/12/08

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  • 夢破れても

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子27歳

    佐野洋子さんが紡ぐクリスマスツリーの物語。
    山のふもとの雑木林で育ったもみの木。
    クリスマスツリーになることを夢見るのですね。
    遠くを走る列車の積み荷から季節を察し、
    いざ、自ら走り出す様子にびっくりです。
    その思いが強いだけに、夢が破れた姿が痛々しいです。
    でも、森のみんなは……。
    この静かな見守りにほっこりです。
    その思い、きっと伝わってますよね。

    投稿日:2023/12/05

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  • もみの木は、クリスマスツリーになるのが夢でした。
    山で育ちながらひたすらに望んでいたのですね。
    貨物列車に乗って街に行くもみの木たちは憧れだったのでしょう。
    だから、自ら根を抜いてまでも、自分で歩いてでも街に向かおうとしたのです。
    クリスマスツリーになれなかったもみの木は、しょんぼりと元の場所に帰ります。
    また元のように、根を大地に沈めます。
    けれど、もみの木はこれが幸せだと解らなくてはいけませんね。
    クリスマスツリーは、その役を終えたらもう大地には戻れないのです。
    森の仲間たちに祝福されて、山でのクリスマスツリーになれたもみの木は、本当は幸せなのです。

    自分の根を足にして野山を駆けるもみの木が、滑稽でもあり、哀れでもありました。
    生きていてこそ幸せ?

    投稿日:2023/11/16

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  • 夢が叶わないクリスマス。

    この作品の価値を実感するには、いろいろな経験をする必要がある。かなり高度な内容なので、子供が楽しめるかどうかは疑問です。最後の、みんなの力で出来上がったツリーは味わい深いけど、もみの木自身はどう思っているのか…。はじめは鳥の巣を作られることを断っていたので、内心では不満なのでは?と思ってしまいます。
    何かを必死に求めても、それが思い通りに手に入るとは限らないわよ、と手厳しくはねのけるような印象を持ちました。
    もみの木の必死さが痛々しい。
    クリスマスぐらいは、夢をみてもいいんじゃない?と思った作品です。

    投稿日:2020/12/24

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  • 帰る場面がある

    佐野洋子さんのクリスマス絵本。おそらくファンタスティックなものではないだろうと思っていましたが、期待していた以上に深い物語でした。

    クリスマスツリーになりたくて仕方ない積極的なもみの木。
    どうしてもその願いを叶えたいもみの木は、まわりの声も聞かずに、自ら木を引き抜いて町に走り出します。
    でも、その願いは叶わずに、元居た場所へ帰るもみの木。
    傷心のもみの木に、まわりが優しく寄り添ってくれているのをみて、
    こうして帰る場所があるというのは幸せなことなのだなぁと感じました。
    クリスマスシーズンに限らず、何度も繰り返し読みたい物語です。

    投稿日:2020/11/29

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  •  クリスマスの絵本はたくさんありすぎて困ってしまう。
     ましてやあの佐野洋子さんもクリスマスの絵本を描いていたなんて知らなかった。
     でも、さすがに佐野さんだけあって、かわいい、美しい、胸キュンの絵本とは少し違う。

     物語の舞台は山のふもとの雑木林のなか。
     一本のもみの木が主人公。
     その隣で大きな年とった木が「木はしっかり根を広げて倒れるまでそこにいるもの」と教えるのだが、もみの木はきれいな町でクリスマスツリーになることばかり夢みていた。
     だから小鳥やリスがいくら言っても話をきかない。
     町に行く貨物列車を見つけては何を載せているのか気になって仕方がない。

     そしてある日、ついにたくさんのもみの木を運ぶ貨物列車を見つけて、もみの木は自ら根っこひっぱって、貨物列車のあとを追いかけた。
     クリスマスツリーになることを夢みて。
     でも、もみの木をおいて列車は行ってしまったあとだった。
     泣きながら雑木林に帰るもみの木に、白い雪が降ってきて、もみの木は白い化粧をほどこしたようになる。
     そんなもみの木を森の仲間たちは暖かく迎えてくれる。
     そして、もみの木がなりたかったように、きれいな飾りつけをしてあげた森の仲間たちは「きみはすばらしいクリスマスツリーだ」と言ってあげた。

     本当にこれでいいのだろうか。
     こんなわがままなもみの木を森の仲間たちは簡単に許していいのだろうか。
     最後にもみの木が「わたし、クリスマスツリーになるためにうまれてきたの」と言うのだが、佐野さんは「小さな声でいった」と書いた。
     佐野さんの気持ちがなんだかわかったような気がした。

    投稿日:2017/12/23

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  • 夢を追いかけて!

    「わたしは、クリスマスツリーになるの」と、ずっと町のクリスマスツリーになるのに憧れて願いが叶うようにずっと夢見てきたもみの木にはなりたいことがあって素敵なことだと思いました。根っこを引き抜いて走っているもみの木は、やるだけのことはやったんだからきっと後悔はしてないと思いました。もみの木には心配してくれる森の仲間たちがいて動物たちのクリスマスツリーになれたのだから、温かく迎えてくれる仲間たちがいてよかったと思いました。回り道をしても自分の居場所が見つけられてよかったと思いました。

    投稿日:2017/09/22

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  • 切ない。。。

    佐野洋子さんが描くクリスマス絵本ということで、きっと只者ではないはず、、、などと思いながら手に取りました。
    華やかさに憧れ、「わたしクリスマスツリーになるの」と言い続けたもみの木。夢を叶えたくて、自ら森を離れてみるのですが。。。
    ラストには本当の居場所を見つけるもみの木ですが、大人が読むと、やはりちょっと切なくなりますね。

    投稿日:2016/11/22

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