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だいこんどのむかし」 みんなの声

だいこんどのむかし 作:渡辺節子
絵:二俣 英五郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1992年
ISBN:9784593562015
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,705
みんなの声 総数 20
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  • 当たり前の大切さには気づかない

    昔話ですが、初めて読みました。
    ききんに襲われた村ですが、1本の大根だけが大きく成長して、村人も大切にしていたのですが…当たり前にある、だけどとても大切なことには人は中々気が付けず、失って初めてその重要さを知るという教訓のお話でした。5歳息子は、いなくなれなんて言うからさ!!と村人たちに怒っていました。

    投稿日:2024/03/22

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  • 深く考えさせられます

    松谷みよこさんが監修しています。いつもあったら便利でもなくても生活できるものってあるけど、この大根に匹敵する例えをさがしました。
    電気だと大きすぎるし、クーラーとかかな?

    夏は涼しく、冬は暖かい。でも水害?風害?も守ってくれていたことを知る。
    貧しい時は、対価を払うのが疎ましくありがたいことが目に見えなくなる。

    現実にも小さいことでも似たようなことがある。息子に読んで色々なたとえ話をしながら理解してほしいと思ったけど・・・いまいちピント来なかったようだ。
    ありがたいってこと、今の時代は教えるの難しいなと思いました。

    松谷さんはこれをきっかけにグローバルに考えてほしいようでした。

    投稿日:2018/05/05

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  • 大きな大根

    7歳次女に読みました。昔の話し言葉で書かれているので、読むのがとえも難しかったのですが。

    大きく大きく育った1本の大根どの。食べようとしていた人々ですが、大根どのの言葉で食べることはやめて、育てることにします。大きな大根殿は吹雪も大雪からも人々を守り、夏には木陰ができ人々はとても助かるのですが、育てるのに肥料もたくさんいるため、人々は大根どのに出て行ってもらうことに。

    でも、その後に大根どののありがたみを感じることになるのです。当たり前って普通じゃないと気づかせてくれる絵本です。

    投稿日:2017/07/28

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  • あたりまえは気づかない

    幼稚園の図書室で誰にも借りてもらってなくてかわいそうだと
    息子が借りてきました。

    飢饉や肥やしなど聞きなれない言葉も
    面白い擬音語も出てきます。

    だいこんどののお蔭がいつの間にか当たり前になり
    当たり前ってそれが普通だからなかなか気づかないものですよね。
    当たり前に感謝しないと・・・

    それにしても大根どの、出ていくとき文句の一つも言わず
    なんて謙虚なんでしょう。
    なんだか親の私がとてもお勉強になった1冊です。

    投稿日:2013/10/23

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  • 擬態語の独特で楽しいこと

     ストーリーテリングを勉強している私にとって、チャレンジしてみたくなる作品でした。
     昔話は、原体験を思い起こさせてくれような、そこはかとない郷愁をよび起させてくれるような、なんとも感慨深いものが多いですね。
     祖父母が語ってくれた昔話が、懐かしく思い出されます。

     さて、こちらの作品は、ある村でたくさん種まきをしたのに芽が出たのは、たったひとつの大根だけ。
     ひとつでも良かったと、村中で大事に育てて、大根はずーんと大きくなって、村人みんなで引っこ抜こうとしてもびくともしない。
     ゆきおろしさま(雷)を大根おろしさまと間違え、めくめくと泣き出しもの言う大根。
     村人は、食べちゃならねえとそのままにしておいた。
     このあと村は、だいこんどのおかげでたくさん災難を逃れてきたのに、村人は気づかず、・・・。

     ハッピーエンドストーリーに慣れている親子には、拍子抜けの結末かもしれませんが、きちんと教訓があります。

     それにしても、この作品出てくる擬態語の独特で楽しいこと。
     “だいこんは、おが おが おが おが そだってなぁ・・・”
     一度読んだら忘れられませんね。
      
     大きな声で読み直しました。

    投稿日:2013/04/15

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  • この後、「大根どの」はどこへ?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳、

    表紙絵を見て図書館で借りてきたので、もっと村人たちに愛される楽しい「大きな大根」の話かと思ってました。
    最後は「えーっ!?何この教訓的な終わり方?」という感じでした。
    これはこれでお話としてはOKなんですが、個人的な希望としては「大根どの」にもう一度村に帰ってきてほしかったです。

    二俣英五郎さんのほのぼのした「大根どの」や村人たちが、お話の雰囲気にとてもあっていました。
    この後、「大根どの」はどこへ行ったのでしょうか?
    先が気になります。
    1984年初版ですのでとても古い作品ですが、遠目も利くしストーリーもはっきりしていてわかりやすいです。
    小学校低学年くらいから高学年くらいのお子さんたちにお薦めします。

    投稿日:2012/05/29

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  • 「めくめくめく」泣く大根殿

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    あっ!二俣さんの絵だ!!
    と、すぐにお借りしてきました。
    なんとも昔話にぴったりな絵なんでしょう。
    表紙の目と眉毛のように見える
    表情だけでも、大根殿と言われて大切にされているのかな
    と、読んでいくと・・・

    本当に、人間は今も昔も変わりません。
    どうして、都合のいいように
    ありがたさも忘れてしまうのでしょうね・・・

    立ち去っていく後姿の大根殿の哀愁が
    たまりません・・・

    「東北に残った大阪の昔」を参考資料とのこと
    日本の民話は、なんともいいです!!

    投稿日:2012/03/08

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  • 村の守り神のだいこんどの〜

    日本の山形のむかしばなし 「だいこんどののむかし」

    農民たちの暮らしぶりがよくわかる お話でした。 だいこんの種を蒔いたのに たった一つしか芽がでません「こりゃあ あおもの ききんだ」 この言葉に 農民たちの 暮らしの大変さが分かります。

    一つの芽のだいこんをみんなで大事に世話したので 大きな大きな大根に育つのです(おおきながぶ のお話とは またちがうんです)
    本当に 村人たちは おおきなだいこんを引き抜くのに 大勢で工夫します。(日本の昔話の良さを感じました!)

    冬 ゆきおろしの 風がふぃいて  だいこんは 大根おろしにされてしまうとおもうくだりは おもしろい!
    村人も 大根を抜かず 「たべちゃなんねっ  だいじに しとくことにした」
    おかげで だいこんは 村人たちの暮らしを見守り 村人も おおぐらいのだいこんどのに こやしをあげていたのですが・・・・
    だんだん めんどうくだくなり 「でていってくれ」というのです
    せっかく大事にしてたのに  「くちゃね くちゃねの やくたたず」
     なんと だいこんどのは 出ていった
    二俣の 足のだいこんどの(こんなだいこん 見たこと有るので 何だか親しみわきますね)
    とは 村人も変わってしまった。(いやな予感が・・・)

    やっぱり  村は 嵐や 大雪に 困るのです
    「かえってきてくれ」 といっても 遅かりしゆらのすけですな〜

    日本の昔話の おもしろさと同時に  人間へのメッセージが込められているのですね!

    投稿日:2011/09/26

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  • 昔話は教訓がいっぱい

    このお話は、人間の身勝手さがよく分かります。
    飢饉にたったひとつだけ芽が出た大根を
    それはそれは大事に育てます。
    まるで大木のように、大きくなった大根は、村の守り神的存在に・・・。
    でも、それもだんだん当たり前になって、
    世話に手がかかるだいこんどのを追い出してしまいます。

    だいこんどのが出て行った村はどうなったのか?

    むかし話って、本当に教訓がいっぱい含まれています。
    そして、この本は山形で語られていますが、
    温かみが増していいですね!

    面白い&可愛い現代のお話も大好きですが、
    やっぱり何冊かに一冊は、昔話を取り入れたいです!
    そして、語り継いでいきたいです☆

    投稿日:2011/06/27

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  • パターンを越えた昔話

    まいた大根の種がいっこうに芽を出さぬ中、一つだけ芽を出しで育ったのが巨大な大根。
    そのスケールの大きさは『おおきなかぶ』をはるかに超えて村を守る神様になりました。
    さらにこの大根さまは口もきくし、しまいには自分から土を抜け出して歩きもしました。
    私も口があんぐり。
    村を守る大根さまですが、肥料を大食らいします。
    (子どもたちに肥おけは新鮮かも)
    村人の世話も半端ではないので面倒になってきて、とうとう村を出て行ってもらうことにしました。
    その後、村は嵐に襲われ、雪も積もって冷え切ってしまいます。
    大根さまを探してももう見つからない…。
    オチどころは昔話のパターンに戻りました。

    どうしても『おおきなかぶ』と比較してしまうのですが、話のパターンは全く別。
    時折新鮮味のある昔話に出会うととても楽しくなるのですが、今回もとても気持ちよく読むことができました。

    投稿日:2010/12/05

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