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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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だいこんどのむかし」 ママの声

だいこんどのむかし 作:渡辺節子
絵:二俣 英五郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:1992年
ISBN:9784593562015
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,705
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  • 当たり前の大切さには気づかない

    昔話ですが、初めて読みました。
    ききんに襲われた村ですが、1本の大根だけが大きく成長して、村人も大切にしていたのですが…当たり前にある、だけどとても大切なことには人は中々気が付けず、失って初めてその重要さを知るという教訓のお話でした。5歳息子は、いなくなれなんて言うからさ!!と村人たちに怒っていました。

    投稿日:2024/03/22

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  • 人の気持ちがよく分かる

    だいこんど、の昔話という意味だと思ってましたが、

    だいこん殿、つまり大根のお話でした。

    ぱっと見、大きなかぶに似たような絵ですが

    全然違います。

    一本だけ大きく育った大根を

    大事に育てるお話です。

    なぜか作物が全然育たない中、

    大根一本だけがどんどん大きくなり、

    その一本のために

    肥料をせっせと運ぶ日々が続きました。

    この大根は村を守ってくれていましたが、

    みんな肥料をやるのがだんだん面倒になり、

    無駄だと感じるようになり、

    もうどっか行ってくれと追い出しました。

    それからの村と言ったら天候に恵まれず

    みんな苦労しました。

    だいこんどの、帰ってきてくれー。

    帰ってくるわけないか、、、

    投稿日:2020/08/26

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  • 深く考えさせられます

    松谷みよこさんが監修しています。いつもあったら便利でもなくても生活できるものってあるけど、この大根に匹敵する例えをさがしました。
    電気だと大きすぎるし、クーラーとかかな?

    夏は涼しく、冬は暖かい。でも水害?風害?も守ってくれていたことを知る。
    貧しい時は、対価を払うのが疎ましくありがたいことが目に見えなくなる。

    現実にも小さいことでも似たようなことがある。息子に読んで色々なたとえ話をしながら理解してほしいと思ったけど・・・いまいちピント来なかったようだ。
    ありがたいってこと、今の時代は教えるの難しいなと思いました。

    松谷さんはこれをきっかけにグローバルに考えてほしいようでした。

    投稿日:2018/05/05

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  • 大きな大根

    7歳次女に読みました。昔の話し言葉で書かれているので、読むのがとえも難しかったのですが。

    大きく大きく育った1本の大根どの。食べようとしていた人々ですが、大根どのの言葉で食べることはやめて、育てることにします。大きな大根殿は吹雪も大雪からも人々を守り、夏には木陰ができ人々はとても助かるのですが、育てるのに肥料もたくさんいるため、人々は大根どのに出て行ってもらうことに。

    でも、その後に大根どののありがたみを感じることになるのです。当たり前って普通じゃないと気づかせてくれる絵本です。

    投稿日:2017/07/28

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  • 方言まじりの文章と素朴な絵

    小学校の朝の読み聞かせで読んでもらったらしく、1年生の娘が面白かったと教えてくれました。
    大きく大きく育った「だいこんどの」おはなし。はじめはありがたがった村人たち。でも慣れてしまうとそのありがたみも薄れてしまって・・・
    方言まじりの温かみのある文章と、素朴な絵が、なんとも昔話らしい絵本です。ハッピーエンドでないところも、いいです。

    投稿日:2015/03/04

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  • 当たり前は大切

    ビックリするほど大きな「だいこんどの」です。
    「だいこんどの」のおかげで穏やかな気候になったのに、慣れてしまうと感謝の気持ちがなくなるものですね。残念ですね。
    後悔しても、もう遅い。
    「だいこんどの」の背中が、寂しそうでした。

    投稿日:2014/12/21

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  • あたりまえは気づかない

    幼稚園の図書室で誰にも借りてもらってなくてかわいそうだと
    息子が借りてきました。

    飢饉や肥やしなど聞きなれない言葉も
    面白い擬音語も出てきます。

    だいこんどののお蔭がいつの間にか当たり前になり
    当たり前ってそれが普通だからなかなか気づかないものですよね。
    当たり前に感謝しないと・・・

    それにしても大根どの、出ていくとき文句の一つも言わず
    なんて謙虚なんでしょう。
    なんだか親の私がとてもお勉強になった1冊です。

    投稿日:2013/10/23

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  • 擬態語の独特で楽しいこと

     ストーリーテリングを勉強している私にとって、チャレンジしてみたくなる作品でした。
     昔話は、原体験を思い起こさせてくれような、そこはかとない郷愁をよび起させてくれるような、なんとも感慨深いものが多いですね。
     祖父母が語ってくれた昔話が、懐かしく思い出されます。

     さて、こちらの作品は、ある村でたくさん種まきをしたのに芽が出たのは、たったひとつの大根だけ。
     ひとつでも良かったと、村中で大事に育てて、大根はずーんと大きくなって、村人みんなで引っこ抜こうとしてもびくともしない。
     ゆきおろしさま(雷)を大根おろしさまと間違え、めくめくと泣き出しもの言う大根。
     村人は、食べちゃならねえとそのままにしておいた。
     このあと村は、だいこんどのおかげでたくさん災難を逃れてきたのに、村人は気づかず、・・・。

     ハッピーエンドストーリーに慣れている親子には、拍子抜けの結末かもしれませんが、きちんと教訓があります。

     それにしても、この作品出てくる擬態語の独特で楽しいこと。
     “だいこんは、おが おが おが おが そだってなぁ・・・”
     一度読んだら忘れられませんね。
      
     大きな声で読み直しました。

    投稿日:2013/04/15

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  • 「あたりまえ」の大切さ

    • だかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    ほのぼのとした素敵な絵が昔話にとてもあっていて良かったです。読んでみると、「おおきなかぶ」を思わせるところもあったりして。

    大きく育った1本の大根どの。

    初めはとても大切にされていて、村を守ってくれていたのに、村人たちはだんだんとあたりまえのことでありがたい思いが薄れていって、ついには村から追い出してしまうことに。

    すごく分かりやすく書かれていますが、結構日常生活に当てはまるところがある気がしますし、教訓的なお話だとも感じました。出て行った大根どのはついに帰って来ませんが、そのあたりも現実的な感じでしょうか。帰って来て村人たちも謝って大切にしました、ではないところが昔話の厳しさでもあり、良さでもあるのかな〜なんて思いました。

    「あたりまえ」なことに感謝して、大切なものを失わないようにできるといいなと大人の私としては思いました。

    子どもたちはそんな深読みはしなくていいと思いますが、大切なものを失わないように感謝できる心を持ってくれたらと思います。
    大根どのはどこに行ったのかな?と言っていました。

    投稿日:2012/10/18

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  • この後、「大根どの」はどこへ?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳、

    表紙絵を見て図書館で借りてきたので、もっと村人たちに愛される楽しい「大きな大根」の話かと思ってました。
    最後は「えーっ!?何この教訓的な終わり方?」という感じでした。
    これはこれでお話としてはOKなんですが、個人的な希望としては「大根どの」にもう一度村に帰ってきてほしかったです。

    二俣英五郎さんのほのぼのした「大根どの」や村人たちが、お話の雰囲気にとてもあっていました。
    この後、「大根どの」はどこへ行ったのでしょうか?
    先が気になります。
    1984年初版ですのでとても古い作品ですが、遠目も利くしストーリーもはっきりしていてわかりやすいです。
    小学校低学年くらいから高学年くらいのお子さんたちにお薦めします。

    投稿日:2012/05/29

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