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宮沢賢治の絵本 風の又三郎」 その他の方の声

宮沢賢治の絵本 風の又三郎 作:宮沢 賢治
絵:やぎ たみこ
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\2,310
発行日:2019年10月
ISBN:9784895881449
評価スコア 4.14
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  • 賢治の時代の又三郎に会いに行けます。

    • ニオさん
    • 30代
    • その他の方
    • 神奈川県

    宮沢賢治の作品というと、どこか異国情緒を感じるイメージがあります。
    (『銀河鉄道の夜』や『オツベルと象』など)
    『風の又三郎』も日本というよりもどこか海外やファンタジー世界の話のように思っていました。
    (登場人物は日本名なのですが、花梨やクルミなどの名前、マンドリンを弾く先生の描写などで)
    でも、やぎたみこさんが描いたのは、賢治が生きていた1900年代の日本の田舎の小学校風景。
    かやぶき屋根に田んぼ、木造平屋の校舎に集うのは、和服やもんぺ姿の子どもたち。
    先生は背広に丸メガネ、真ん中わけの髪型。
    又三郎の世界がグッと懐かしく、身近に感じました。
    (水に入るときはみんなふんどし一丁です)

    授業風景、子ども同士の小さないざこざ、放課後の寄り道……、驚くほど平凡な当時の子どもたちの普段の姿が描かれています。
    だからこそ、要所要所で描かれる風の表現が際立っていて、ぐっと不思議な世界に引き込まれるような感じがしました。

    宮沢賢治の作品なので文字量は多く、使われている言葉も原文に忠実のため、読むのも聞くのもなかなか大変だとは思います。
    でも、9月1日から12日まで日にちに沿って読んでいくなど、方法を考えながら読んでみるのも楽しいと思いました。

    なにより、やぎさんの透明感あふれる絵を見ているだけでも、満ち足りた気持ちになれます。

    投稿日:2019/11/29

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