「本当の「頭のよさ」ってなんだろう？」 ママの声

タイトルに惹かれて、手に取りました。
子どもたちも「頭が良くなりたい」「あの子は頭がいいから」など、「頭がいい」という言葉をよく使います。
本当に頭が良いというのは、ただ勉強ができる、というわけではないと、大人になればわかるのですが、子どもの頃は学校の成績＝「頭のよさ」になってしまいます。
この本では勉強だけではなく、人生に役立つ考え方を教えてくれます。
学校に行く意味、受験の向き合い方、本とのつきあい方など、具体的なのもよかったです。
「不機嫌は環境破壊」など思春期に関する記載もあるので、中学生の娘に読ませたいです。

小中学生の頃は、頭がよい＝勉強がよくできる成績がよい、でした。
でも、大学生・社会人と大人になるにつれて、勉強ができ成績がよいことだけが頭がよいとは限らないことに気づいた気がします。
学んだことを生かせる、自分で何かを考え生み出せる、状況を判断して上手く対応できる。
学生時代のテストや成績表では表せないものがあるのではと、大人になった今は思います。
学歴だけはよいけれど仕事はできない人…これが本当の頭のよさとは思えませんからね。