「とおくにいるからだよ」 ママの声

この絵本、すごく良いかもしれません。遠くのものは小さく見える。この不思議なことにこたえてくれる、そんな内容になっているからです。子供たちも何気なく見ている日常の中にもいろいろこんな景色が見られていて、この絵本を読むとこの距離から見ればこの大きさだけど、目の前にしてみるとどのくらいの大きさなのか、色々考えながら物事を見られるようになりそう。素敵な１冊です。

子どもに遠近法をわかりやすく説明してくれる絵本でした。

「そうか、そういうふうに説明をする、子どもにも遠近法を理解させることができるのか！」と、読んでいて納得＆感心してしまうお話でした。

とても興味深く読ませていただきました。

カタツムリより大きなアリ？だんだん大きくなる猫？一口サイズの犬がタロウくんに駆け寄ってきます。怪鳥や巨大ロボットも登場する、不思議がいっぱいで楽しい絵本です。遠くに見えた小さな○○が近くに来ると、「えーっ！大きい！」と子どもが大喜びでした。

題名の「とおくに　いるからだよ」
読んで納得！とおくにいるから小さく見える。と言う意味だったんですね。
とおくにいると何でも小さく見えて、近くで見ると実はとても大きな物だったりします。
そんな遠近の不思議をとてもおもしろく描いています。
確かに、ほんの小さな虫くらいに見える飛行機も、実は沢山の人が乗っていてとても大きいですよね。
改めて考えるとおもしろいなぁと気づかされました！目の付け方と表現の仕方がとても素晴らしいですね！

試し読みで読んだ１冊。遠くのものは小さくて、近くのものは大きく見える。

飛行機は少し高く飛んだだけであっという間に小さくなるのに、近くで見るとすごく大きいことをいつも不思議に感じていました。当たり前のことでも、こうやって絵本で読むと不思議でおもしろいです。

不思議を楽しむ、素敵な絵本ですね（＊＾＾＊）

ねずみがねこから逃げられたのか心配です。

アリが、小さい、とカタツムリを笑いました。
気を付けて！遠くにいるから小さく見えるんだよ。
カタツムリが、小さい、とネズミを笑いました。
気を付けて！遠くにいるから小さく見えるんだよ。
ネコも犬も鳥も、遠くにいるから小さく見えるけれど、近くに来ると大きい大きい！
この繰り返しで終わるのかと思いきや、お話の最後の方では逆からの見方を教えてくれたり、ちょっと哲学的なことを教えてくれたり。
単純なようで単純ではない絵本だと思いました。