「かぐやひめ」 みんなの声

たまたま見かけて手にとったこの絵本。
かぐやひめ〜、懐かしいな〜と
ページをめくると、なんと美しい。
写真撮影された画面で、
きらびやかな画面もあり、
かぐやひめの美しい世界を堪能できました。
表紙は千代紙の貼り絵ですが、
中身はまたテイストが違います。
ぜひ、中身をみんなに見て欲しいなーと思いました。
娘に初めて読ませるかぐやひめは
この絵本にしようと思います！

『ハ方にらみねこ』で大迫力の猫を描いた清水耕蔵さんの絵ですが、全く別のタイプの絵になっています。
主要人物は貼り絵で描かれ、背景は影絵になっていたり、ライトアップされていたりと奥行きのある世界が描かれています。
色が美しく入った影絵を見ているような気分になります。
こんな風にもなるのね〜、「かぐやひめ」って奥が深いわ〜と感じてしまう一冊でした。

お馴染みの「かぐやひめ」です。平安時代の豪華な衣装もよかったのですが、私が一番輝いていて惹かれたのが、かぐやひめを月の都からお迎えに来た雲に乗って豪華絢爛の御所車でお迎えのシーンが光り輝いてとても素敵でした。くらもちのみこがとってくる白い実のなる小金の木もキラキラして宝石のようで綺麗でした。絵が、とても素敵でした。