ヨシタケワールドは、本当に独特で、おもしろいです。
子どもって、「そんなものが欲しいの?」と思う物を欲しがったり、宝物にしたりしますよね。
とくに、私もこの絵本の女の子と同じく妹だったので、姉のお下がりは嫌だったし、姉を真似して、ちょっとお姉さんぶれる物を宝物にしていたように思います。
でもヨシタケワールドのすごいところは、輪ゴム1つでいろんなことを想像できるところ。
悪い人を捕まえたり、世界中の動物と遊んだりと、たった輪ゴム1つでここまで想像できるんだなぁと感心する一方、子どもならもっとすごいことを想像するかもと思います。
また、同じ頃に「おしっこちょっぴりもれたろう」を読みましたが、こちらの絵本は女の子が主人公。
女の子のおませぶりというが、ちょっと上から目線で物事を捉える考え方に、ついつい笑ってしまう作品です。