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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おぞましいりゅう」 みんなの声

おぞましいりゅう 作:デイヴィッド・ウィーズナー キム・カーン
絵:デイヴィッド・ウィーズナー
訳:江國 香織
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2006年10月
ISBN:9784776402039
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,465
みんなの声 総数 16
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  • 導入は白雪姫に似ていますが…

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    「かようびのよる」ですっかりウィーズナー・ファンになってしまい、
    次の作品として選んだのですが、全く印象の違う物語でした。

    魔法使いの継母によって、寝ている間にりゅうに変えられてしまった
    お姫様マーガレット。
    助けられるのは旅をして国を留守にしているお兄さんリチャード王子
    だけ。
    一年以内にリチャードがりゅうにキスを三回しなければ、マーガレットは一生りゅうのままでいなければなりません。

    18世紀のイギリスの民話をアレンジして作られたそうで、中世ヨーロッパの香りを堪能できます。

    題名に「おぞましい」とついていますが、りゅうは何となく愛くるしい
    表情をしています。
    が、お兄さんに助け出された後のりゅうの死体はリアルで(本物は見た
    事ありませんが)背筋がぞっとしてしまいました。
    最後のお妃の本性には、思わずふきだしてしまいました。
    その他、どのページも丁寧に描かれており、隅々まで眺めてみると
    とてもおもしろいです。
    私は特に、偉大な魔法使いのお部屋が興味深くてお勧めです。

    投稿日:2009/07/28

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  • きれいな絵

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    「おぞましいりゅう」という題だけ見ると、どんな竜が出てくるのかと読む前からドキドキします。
    けれど、表紙の竜や絵本の中に出てくる竜の絵を見ると、目がなんともやさしいのです。
    それもそのはず、竜の正体はマーガレット姫。

    正統派の昔話にとっても素敵な絵がついていて、ちょっと長めのお話を聞けるようになった頃なら、ぜひ読んであげたい絵本です。

    なにげなく手に取ったのですが、訳が私の好きな江國香織さんでした。

    投稿日:2009/07/23

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  • 竜の迫力

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    美しい姫が魔女によっておぞましい竜にかえられてしまうという、イギリスの民話です。

    継母となる魔女、姿を変えられてしまった姫、それを助ける兄。
    おとぎ話によくありそうな内容ですが、それでもこの竜の迫力は必見です。
    一夜にして変化した姫の姿に、私もビックリしてしまいました。
    姫に戻ることにできる期限が迫ってドキドキしたり、重なる魔女の攻撃にイライラしたり(笑)、気付くと夢中になって読んでいました。

    姫はおぞましい竜になってもその瞳には優しさが感じられました。
    それに対して魔女はというと・・・やっぱりですね。

    投稿日:2009/03/19

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  • 美しい絵

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    娘が図書館でこの絵本を読んでいました。金文字で書かれた「おぞましいりゅう」
    の文字に「これは面白そう!」と思わず自分が読みたくなって、借りました。
    美しいお城、竜と騎士、剣と魔法。いかにも、なヨーロッパのファンタジー
    なのですが、竜の正体と姫と王子の関係が、よくある昔話とは違ったので、
    とても壮大な物語のように感じました。

    ストーリーはキチッとした昔話なので、絵の中にいつものいたずらなんかは
    ないけれど、鼻先だけ描かれた竜が、町の恐怖心を表していたり。
    ウィーズナーらしい巧みな絵を見て、嬉しくなりました。

    扉の竜の絵は、「おぞましい」からはほど遠いかわいらしい竜で、
    タイトルから、少し怖いかと思っていたので、安心して読めました♪

    投稿日:2008/07/28

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  • 剣と魔法、ドラゴン、お姫さま救出

    はなはだ個人的趣味だけど、いや〜ん好きです。こういう正統派ファンタジー。
    いかにもイギリスの昔話といった騎士道めいた冒険譚。
    もうシチュエーションだけでワクワクしちゃいます。

    娘の方は、お姫さま好きという要素を充たして楽しんでくれました。親子それぞれの楽しみ方です。
    ひとつのお話としてきれいにまとまっているので、まだ冒険小説を読めない年頃に良いのではないでしょうか。
    剣と魔法、ドラゴン。お姫さまを助ける騎士。
    今でこそ流行っていますが、昔から子供の心を捉えて離さないファンタジーです。

    投稿日:2007/11/24

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  • がんばれ王子

    • ぺたさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子3歳

    デイヴィッド・ウィーズナーの3びきのぶたたちという
    絵本に出てくるドランゴンと王子様のお話かな?と、
    思ったのは私だけではないようです。

    兄王子が魔法で竜に変わってしまった妹姫を助ける
    お話ですが魔法をかけるのは実は魔女だったという継母。
    私はこの魔法をかける時の呪文が気にいっています。

    何度も魔女に邪魔されても勇敢に姫を助けようと
    する王子、諦めないで挑戦することって自分が
    成長するなかで大事なことですよね。

    投稿日:2007/10/04

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