移動するものたち(小学館集英社プロダクション)
谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
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ちいさなお人形のお話し。 持ち主の女の子は、お人形を気に入っていませんでした。 ですから無くなったことにも気付かず、探すこともしません。 スーパーマーケットの冷凍庫に落ちた、ちいさなお人形。 誰にも知られず、ひとりぼっちになってしまいました。 ある日、小さな女の子がお人形を発見します。 しかし「お店のものに触ってはいけない」いいつけを守り、 見つめるだけの女の子。 次に買い物に行く時、お人形にプレゼントを持っていきます。 温かな帽子とコートを縫って。 また次も、また次も・・・ 女の子はお人形を思い、お人形も女の子を思う。 どちらも健気でとても可愛らしい! もしひとりぼっちだと感じても、きっとあなたを必要としている人がいる。 あなたを見ていてくれる人は、どこかに必ずいる。 小さなお人形の喜びが、大きな安心を与えてくれる絵本です。 スーパーの冷凍庫の底を覗いてみたくなります。
投稿日:2009/10/13
お人形が寂しくも 一人で寒い冷蔵庫で生きていく姿がたくましさを感じさせます。 けれど、女の子が見つけてくれ、 服を作ってくれ、 見てくれる、愛情をかけてもらえる存在のあたたかさ、 読みながらも心が温まります。 息子たちはお人形あそびはあまりしませんが、 お人形がプレゼントを受け取り始めてから ニコニコしながら聞いていました。
投稿日:2020/02/19
どちらかというと女の子が好きそうなお話かもしれませんが、 小1の息子も「この本おもしろい!」と喜んで読んでいました。 とあるスーパーマーケットの冷凍庫のなかに落ちてしまった小さなお人形。 もともとの持ち主の子はそのお人形を気に入っていなかったらしく ぞんざいな扱いでした。ちょっとさみしいな・・と読んでいたら 別の女の子との出会いがあります。 その女の子はすぐに持ち帰るようなことはしません。 (お行儀がいいのです) お母さんと協力して、冷凍庫で寒そうなお人形のために豆粒くらいの 帽子やオーバーを作って持ってゆきます。 一方、お人形はそれらを喜んで受け入れ、楽しく過ごします。 マッチ箱をベッドにしたり、冷凍グリンピースをボールにして遊んだり。 そうしておたがいじっくりと知り合えたころにようやく 女の子はお店の人に了解を得て、お人形をうちに招き入れます。 そこにはおあつらえむきのドールハウスが。 お友達もできて、お互いにハッピーエンド♪ そんなお話でした。 ドールハウスで空想に浸りながら遊んでいた少女のきもちに戻れるような、ワクワクする1冊です。 絵はモノトーンで地味ですが、その分じんわり落ち着いて読める気がしました。
投稿日:2011/12/09
小学生の頃に出会い、学校の図書室に他の人にとられないようなところにおいて、毎日読んでいました。 ごっこ遊びが好きな子供時代、もし人形が友達のように話してくれたら。。とよく思いました。 そんな気持ちを反映してるかのような、すてきなおはなしだと思います。 色使いや、細かく描いてるところが何度見ても飽きない !と今になって思います。
投稿日:2007/07/29
このお話,女の子はわくわくするお話ではないでしょうか。 ひとりぼっちのまいごのお人形に小さな帽子やオーバーを作って届ける主人公の女の子は優しいですね。 無垢な心の女の子が何とも愛らしいですね。家に持って帰ってお人形をもらってしまわないところにも関心しました。 この女の子とお人形の絆や関係が微笑ましい1冊です。
投稿日:2018/10/10
お話の始まりは、ちょっと辛いものでした。 人形なのに、持ち主の女の子にかわいがってもらえないのですから・・・ スーパーの冷凍庫で、たくましく生きていくのですが、あるとき新しい出合いがあります。 小さな人形が、かわいく見えた女の子とお母さん。 その一方で、人形に冷たかった女の子と、レジ係の女の人。 見る人によって、こうも違った扱いになるものかと、驚きます。
投稿日:2014/02/13
残酷な子供と優しい子供が登場する話です。残酷と言っても、本当に残酷なわけではなく、自分の人形がたまたま好きじゃなかっただけのことで、どちらも本当の子供らしさだなと思いました。でも、願わくば、自分の子供には後者であって欲しいと親は願ってしまいますよね。 前半はとても楽しくて、ああ、人形どうなっちゃうんだろう?と思いハラハラしたりしましたが、当の本人は、案外、生命力(?)が強くて、売り物のアイスクリームを食べてしまったり、グリンピースを球代わりにして遊んじゃうなんて、びっくりしました。 結末をどうもって行くんだろうと読み進めるうちに思っていたのですが、なんか正直なところ、面白みにかけた終わり方だったので、最初のハラハラ感が続かなかったのが残念でした。 どちらかというと女の子向きの話かもしれません。
投稿日:2012/09/10
前から読みたかった本ですが、近くの図書館になく取り寄せてもらいました。 スーパーの冷凍庫に落ちてしまったお人形。 お人形に気付き、服を作ってあげる女の子の優しさがいいなあと思いました。 どちらかというと女の子向けなのかもしれませんが、お人形がどうなるのか?息子もとても気になったようでした。 スーパーのものだから勝手に持って行ってはいけないと思う女の子の行儀のよさにも好感が持てました。 今時の本からすると地味な印象に感じる本かもしれませんが、子どもたちに読んでほしいお話だと思います。 岩波の子どもの本シリーズ、やはり良い作品が多いですね。
投稿日:2009/12/17
お人形の嫌いな女の子が、スーパーの冷蔵庫に置き去りにしていった人形を、 買い物に来た女の子が見つけます。 そして、お人形に服を作って持って行きます。 その女の子とお人形の心が通っていくところが、丁寧に書かれています。 感情の表現が少ないので、想像が膨らみます。 こうして、友だちになった女の子とお人形。 心の通う友だちっていいなあと思える絵本です。
投稿日:2008/03/28
『チムとゆうかんなせんちょうさん』シリーズで有名なアーディゾーニと同じ作者……と思ったら、これは文がエーンジェルダ・アーディゾーニ、絵がエドワード・アーディゾーニになっています。エーンジェルダがだれなのか(奥さんかな?)興味をひかれますが、この本は確かに「チム」よりは女の子向きかもしれません。それでも、我が家の年長の息子は手作りやお人形が好きで、作者は違いますが『ティリーのねがい』『人形たちのクリスマス』など、ドールハウスを思わせる本が好きです。その中でこの本は「やっぱり何があっても、ひとりぼっちじゃつまらないんだなあ」としみじみ実感させられる面白い本だと思います。舞台がスーパーマーケットというのも子供には身近に感じられるようです。
投稿日:2007/02/09
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