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さくらの谷」 みんなの声

さくらの谷 作:富安 陽子
絵:松成 真理子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2020年02月07日
ISBN:9784033330006
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,601
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  • またきっと会える

    私の勝手な想像ですが、主人公の「わたし」は、もしかして、嫌なことがあって落ち込んでいたのでしょうか?
    そんな時に遭遇した、さくらの谷の鬼たち。
    さくらの谷は桜が満開で、お花見をしている色とりどりの鬼たちは、「わたし」を快く迎え入れてくれました。
    「わたし」はすぐに打ち解けて、一緒にかくれんぼをするまでになりました。
    けれど、かくれんぼの鬼となった「わたし」が木々を通して見る彼らの顔は、懐かしい顔ばかり。
    もしかして、「わたし」の落ち込んだ心がかつての人たちを呼んだのでしょうか。
    そうして、彼らとの触れ合いで元気になった「わたし」は、またきっと会えるからと、谷を後にしたのではないかと思いました。

    春の始まりにふさわしい、幻想的な絵本でした。

    投稿日:2023/03/24

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  • 鬼じゃないのに鬼

    富安陽子さんが紡ぐ、満開の桜の幻想譚です。
    林の中の尾根道を一人で歩いていた「わたし」は、深い谷に気づきます。
    それが、満開の桜の谷だったのですね。
    誘われるように降りた谷にいたのは、花見中の色とりどりの鬼たち。
    その輪の中に誘われ、やがて、かくれんぼにも。
    鬼じゃないのに鬼になってしまったというのも愉快です。
    花見のお重が、思い出の母のお弁当に酷似していることも、
    かくれんぼの時に現れた亡き人たちも。
    満開の桜吹雪の幻想でしょうか。
    さくら やなぁ
    さくら とてぇ
    さくら ゆえぇ
    さくや ちらすや かぜまかせぇ
    富安陽子さんならではの感性が響き合います。
    桜はこんな物語も抱いているのですね。
    小学生くらいから大人まで、桜に心を開いて感じてほしいです。

    投稿日:2022/03/29

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  • 一人で林の尾根みちを歩いていると・・・・
    さくらの花が咲いている谷へでました(桜がきれいです)
    ♪「さくら やなぁ  さくら とてぇ  さくら ゆえぇ  
      さくら すらすや かぜまかせぇ」♪
    楽しそうな歌声が聞こえてきました   
    なんとそこには 鬼たちがたくさん集まって お花見を楽しんでいるのです  踊ったり おいしそうな お弁当食べていいたのです
    鬼たちがかわいい! 笑えます(クスクス・・・・)

    お話は ますます 楽しくなり かくれんぼするのです 
    鬼のつのを持って みんな行列になり・・・・
    「さいごに とまったもんが 鬼!」(楽しいですね 鬼たち・・)

    不思議な出会いでした  そして 鬼たちの姿がなくなるともっと不思議でした
    もう亡くなったはずの  おかあさんや お父さん  おばあちゃんまで ・・・ 
    さくらの谷で出会った ふしぎなお話でした

    松成さんの 優しい絵と 富安さんのお話がマッチしていて
    なんだか 不思議な 楽しい世界が心安らぎました
    心に残るのです このお話・・・
    夢だったのかな〜?

    まゆとおにとは違うお話の雰囲気でした 

    投稿日:2021/05/07

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  • 一度だけの貴重な思い出

    全ページ、 お試しで読みました。
    桜の花びらが舞い散る様子は、幻想的な感じがしますが、
    それは、春まだ浅い頃の、つぼみしかない時期の、の体験だったので、不思議さが増します。
    まだ、お花見の人もいない頃だからこそ、
    亡くなった家族が、会いに来てくれたのかもしれないと思いました。
    舞い散る花吹雪と、木の枝の向こうに見える、やさしい顔の絵が
    とてもきれいです。

    投稿日:2020/10/20

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  • 思い出に会える谷

    山あいの谷に見つけた桜林に魅せられて、足を踏み込んだ男が見たものは……。
    幻想的な中に、死んだ人たちとの邂逅、懐かしい思い出との再会がありました。
    桜の不思議な魔力を感じる作品です。
    桜をめぐって誰もが心を打たれる由縁が込められているように思いました。

    投稿日:2020/03/23

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