きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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ゲーテの小説をもとに書かれた絵本です。 サーカスのライオンが火事におびえて逃げてしまいます。 それを捕まえようと、大人たちは力ずくの方法をとります。 でも、ライオンを捕まえたのは、少年の笛の音でした。 太陽と北風のように、無理に思い通りにしようとすればするほど、相手は頑なになります。 相手が心を許してくれて、自分から歩み寄ってくれる方法がいいです。 自分を省みる絵本でした。
投稿日:2007/05/28
町にサーカスがやってきました。 サーカス一の人気者・ライオンは、猛獣使いのむちで自由自在に動きます。飛んだり、火の輪をくぐったり。 曲芸が終わると、ライオンは、少年の笛の音に、ごろりと寝転び目を閉じます。 そんなある日の夜、サーカスが火事になり、動物たちが逃げ出して…。 ゲーテの短編を絵本にしたもののようです。 端的で詩的な文章と、異国情緒の漂う挿絵で、構成されています。 逃げ出したライオンは、猛獣使いにも、やりを持った若者にも、猟師にも猟犬にも屈しません。 ライオンの心を唯一捉えた、少年の笛の音。その意味を、考えさせられました。 少年だけが持っていた大事なもの、それはライオンへの愛情だったのでしょうね。そしてそれは、ライオンが最も欲していたものだったのでしょう。どこか、子育てにも通じるお話だなと思いました。
投稿日:2007/02/19
お誕生日に実母から贈られた絵本。 こういうタッチの絵に詩のような文章… 今時の子どもにはどうなのかなぁ?と思ったのですが 娘が3歳のころ、見事にハマりました。 サーカスが火事になり動物が逃げ出して… 人間が強引に動物を捕まえようと必死になりますが 猛獣ライオンにはどれも通用しません。 しかし、最後にライオンが心を開いたのは、 少年のやさしい笛の音色でした。 大人もハッとさせられる内容の絵本です。 生き生きとした、迫力のあるライオンや人物の絵。 歌うような美しい文章。 どれを取ってもおススメです。 インパクトが大きかったのでしょうか。 まだ字も読めないのに、娘はすっかり覚えてしまいました。 今風の絵本ではないかも知れませんが このような良書はぜひ読み継がれていって欲しいなと思います。
投稿日:2011/07/10
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