新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

こっそり どこかに」 パパの声

こっそり どこかに 作・絵:軽部武宏
出版社:長崎出版
税込価格:\1,650
発行日:2006年06月
ISBN:9784860951108
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,052
みんなの声 総数 10
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  • 闇に隠れた不気味さ

    とてもインパクトのある、不気味さに呑み込まれるような絵本です。
    落としてしまったロボットの脚を探しに、夜の町をあちこち駆け回る少年を狙うのか、様々な怪しげな存在を嫌でも目にしてしまうと、とても不安になってきます。
    懐かしい自分の原風景のような背景に、いろんな物が潜んでいたのだと思ってしまいました。
    あっけなく終わる幕切れもとても効果的です。
    モヤモヤとした怖さが残りました。

    投稿日:2017/07/20

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  • 映画のような

    黄色いレインコートの子が、夕暮れから明け方までに、ある物を探しに町中をかけ巡ります。一見不気味なその子の、意外な正体が最後に明らかになります。二度読みの時は、おどろおどろしい“もののけ”のようなモノたちも、一様に楽しげな仲間のように映りました。

    力の籠った描き込みは作品への愛着に通じ、暗い色使いの中にレインコートの黄色だけが“パッ”と浮かんでくる感じは、森洋子さんの「かえりみち」や、鈴木よしのりさんの「ケチャップマン」などと同じ匂いがして、てっきり軽部さんの処女作かと思いました。売れる作品というよりも、映画でいうと単館モノのような、ここでしか観られないかも(でもここから全国区になるかも)という期待が湧く作品です。
    装丁にも遊び心があって、カバーをめくると違うイラストの表紙が出てきました。映画フィルム風のカットは、確かに、パラパラアニメのように動画にしたら面白いだろうなと想像させてくれます。


    投稿日:2012/02/05

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