「トリフのすてきなけっこんしき」 ママの声

絵がかわいかったのか、4歳息子が持ってきた絵本です。
結婚式のお話かな、と思いつつ、内容は今子ネズミ兄妹の大冒険！これがまた、スリルがあって、楽しめました。

我が家は3兄弟なので、お話の中で、お兄さん・お姉さんが様子を見に行って、順番にいなくなっていく時が、一番盛り上がっていました。上の子が下の子に「○○は、ちゃんと様子見に来れる？？！」なんて言っていました。さらに、みんなでぶら下がっているシーンも大盛り上がり。

静かでかわいらしい絵とは裏腹の、大冒険絵本です。
けど、最後はホッと、きゅっと、なる絵本です。

シリーズがあるのをナビで発見したので、早速見てみたいと思います。

「けっこんしき」から連想するのは
ハッピーエンド、花嫁のきれいなドレス。
娘達もワクワクで読むのを待っています。

タイトルからトリフの結婚式かと思ったら
親戚のお姉ちゃんの結婚で
お姉ちゃんはまだドレスを決めていないというのです。
そこで素敵なドレスを買いに行こうと
おチビちゃんたちが人間界へ出発したのです。

どんなドレスを見つけるのか
娘達も興味深々です。

次第にお話は小さなねずみの大冒険になります。
ねずみの兄弟は勇敢に行動し
危機を乗り越え無事に結婚式に間に合いました。

そしてやはりハッピーエンドでした。
ハラハラしてほっとする絵本でした。

　こねずみトリフの家へ、親戚のビーねえさんが。
　結婚するんですって。
　お相手はとっても素敵な方。
　でも、ビーねえさんはまだ花嫁衣装が決まっていません。
　トリフのおかあさんが、自分のお古を出してきて、着てはみたけれど。
　ビーねえさんの満足のいくように、長いベールをかぶせ、ボタンやリボンの飾りも付けて見ても、いまひとつ。
　ビーねえさんが悲嘆にくれていると、おかあさんが思い出したように…。

　町のデパートまで、バラの可愛い花飾りをこねずみたち６匹で買いに行くところから、お話しは盛り上がります。
　町は危険でいっぱい。
　人間の大きな足に踏まれぬようにすり抜けて、お店にやっとたどり着きます。
　お目当てのドレスから花飾りをとるところで、おもわず力が入りました。
　ちいちゃなこねずみたちがドレスにくっつきぶら下がったまま運ばれる様子に、ドキドキしました。
　ビーねえさんの為に奮闘する姿が、健気で可愛らしい。
　人間に見つかり騒がれながらも、キチンとお金を置いてバラの花飾りを持ち帰るところがまたまた可愛らしい。

　エンディングの晴れやかな姿に、結婚式っていいな〜って思いました。

以前にも同主人公が登場するシリーズを読んだ事があり親近感が湧いたのでこの絵本を選びました。ハプニングがチャンスに変わる瞬間をとても上手に描いてあるのが良かったです。窮地に陥った時でも勇気を出して行動した主人公は素晴らしいと思いました。自分の力を信じて家族の為に力を振り絞る主人公はとてもかっこ良かったです。助けあう事の美しさを学べる絵本でした。

結婚された方がいて、とっても結婚式に憧れている娘。
その中でも特に憧れのウェディングドレスのお話で、うふうふで聞いていました。
私はクリスマスの方が好きですが、娘はこちら！だそう。

かわいい冒険にかわいいお嫁さん、女の子の気を惹くものが詰まっています。

いとこのおねえさんのために、ウエディングドレスの飾りを買いにトリフたちは町に行きます。
てっきり、ねずみのお店だと思っていたら、なんと人間のお店に行くのです。

みんなでお金を出し合ってくれた、素敵なばらの飾りは、おねえさんには忘れられないプレゼントでしょう。
こんなことをしてもらったら、きっと感激して泣いちゃいます。

絵もとてもかわいらしく、女の子に喜ばれそうです。

親戚のビーお姉さんが、トリフのうちにやって来ました。
ビーおねえさんは、髭の長いハンサムな彼と結婚すると言うのです。

ところが、ビーおねえさんは結婚式に着ていくウエディングドレスがまだ決まりません！どうしよう？？
トリフのママが着ててドレスを着たら？
でも、なんだか古くて・・・
ボタンを付けたら？フリルをつけたら？
どんなにアレンジしてもしっくりいかない！
さあ、もう時間が無いよ。どうしよう？？

「そうだ！！町へ出かけたとき、きれいなバラのドレスをみたよ〜」
トリフたちは早速、そのドレスに付いてるきれいなバラのお花を
かいに出かけました。
そこからは、子ネズミたちの冒険開始♪

ちゃ〜んときれいなバラのお花を買えるのでしょうか？
子ネズミたちの様子が細かく書かれてて、とってもかわいい！
読みながら、思わず応援しちゃう♪
子どもたちも「ガンバレ〜」って応援しました。

小さな子ネズミたちの、ビーお姉さんへのおもいがタップリ入った
素敵なお話し。もちろん、トリフ達のおかげで、素敵な結婚式になりましたよ♪