おばけの絵本が苦手な1歳10カ月の息子に読み聞かせました。
母としてはおしゃれなイラストに心引かれてとても読みがいのある本だったのですが、はたして最後まで読んでくれるか…。
と、心配していたとおり途中で読むのを辞めてしまいました。
しかし翌日また読んでみると気にいったようで、何度も「もっと」とせがまれました。
どうも身体の色が変わるのがおもしろいらしく「みどり」「ピンク」など、指さしながら楽しんでいました。
そして何度も読むきっかけになったのは”透明”になること。
身体が見えなくなったのに声がする、珈琲を飲むと姿が出てくるのがとてもおもしろかったようで、すぐに文章も暗記していました。
何気に珈琲カップが自宅にあるものとそっくりだったので、そこもお気に入りポイントだったようです。珈琲自体はもちろん飲んだことがないのですが。
透明の概念が伝わったと思うにはまだ早すぎですが、今までになかったエッセンスをこの絵本に取り入れさせてもらうことができました。
それとサーモン(鮭)を食べるときに「ピンクだねー」と言うようになりました。
自分の身体も色が変わる…と思う様子はみられないのが、ちょっと残念です。もっと想像力が働く年齢ならおばけサーモンごっこ(?)もできそうですね。