「ディクーのたんじょうび」 みんなの声

おじいさんが畑で見つけたみどりいろの妖精、ディクー。
ディクーは、今日が自分の283回目の誕生日だというのです。
でも、迷子になっちゃってかわいそう！
そこでおじいさんはディクーのためにケーキを焼いて
お祝いをしてくれました。
ところが、ご両親が迎えに来てびっくり！！
本当はね・・・

何とも大げさで、すこ〜し中途半端な数字が
子供らしい数で笑っちゃいました。
本当の事を聞いてもディクーの気持ちをくんでくれて
両親に受け答えしてくれる優しさもほんわかです。
そんなおじいさんに、ディクーもきれいなお花を咲かせて
心のこもったお礼ができました。
子どもたちは、ディクーのずるさにちょっぴり
がっかりしてましたが、このシーンですっきり！
「やっぱり、誕生日はうれしいもんね！」ですって！
それから、「うちにも来てくれないかな〜？ディクー！！」

でも、私はケーキ作れないからお話しの様な展開は
期待できないゾ〜 （＾◇＾）

おじさんが畑で見つけたのは小さな妖精のディクー。今日は誕生日ということでおじさんはパーティを用意してあげます。そこへディクーの両親が迎えにきて･･･？！

誕生日が283回目って･･･子供らしい「ウソ」が可愛らしいです。両親に見つかりそうになるけれど、うまくはぐらかしてディクーを讃えるおじさんの気転もお手のもの！

お祝いのお返しにとディクーが頭からきれいなお花を咲かせておじさんを喜ばせる作者の発想が可愛くて素敵ですね。
全体に短く、かなのみの表記ですので小さいお子様でも簡単に読むことが出来ます。