兵庫県でアスファルトをつきやぶって生えた「ど根性だいこん」、テレビで放送され有名になりましたが覚えていますか?
あの出来事が、(私にとっては)本格的な物語に仕上がっています。
アスファルトから生えてきて有名になった直後、何者かにへしおられつれていかれた大ちゃん。そしてその後・・・
水墨画家の祖父のもとで絵画に親しみ、高校時代より洋画家 に師事していたことのある市職員のかたが書かれたそうですが、フィクションとノンフィクションが織り交ぜられ作られた物語はとても良い出来になっていると思います。
ついつい物語の中に自分をおいて応援してしまいます。
48ページと絵本にしては少し長めですが、長めのお話は飽きてしまう息子でも絵本の中に入り込んでいるのがわかります。
とてもかわいらしい絵本でした。