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たろうとつばき」 ママの声

たろうとつばき 作・絵:渡辺 有一
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1978年
ISBN:9784591005248
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,824
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  • 2年生の娘が図書室で借りてきました。
    まあなんと渋い本を…と思いましたが、
    内容はとても骨太!
    生活童話全盛期のころの絵本です。
    今なかなかこういう絵本って出ないので
    貴重な存在といえます。
    今は『ねこざかな』のようなポップな印象の
    渡辺さんですが、これは、どっしりと
    ものすごく力が入ってると感じました。
    椿が島じゅうに咲いている場面は圧巻です。
    椿を見るたびに思い出しそうです。

    投稿日:2014/07/17

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  • 命の逞しさ力強さ

     椿の花が綺麗な季節ですので手に取りました。
     
     椿と言えば、大島と思っていましたが、伊豆七島で一番小さい利島(人口約300人)が、椿油の生産量全国一なんですね。
     この島(東京都利島村)に住む太郎くんを主人公に、この島に住む人々の生活の様子を知ることができました。
     
     医療面では、やはり充実しているとは言えないこの島にも新しい命は生まれます。
     たろうくんのおかあさんも産気づいて、東京の病院へ海上自衛隊のヘリで移送されました。
     椿油の作業の忙しいお父さんにかわって、手術が必要になったおかあさんのいる東京へ向かうたろうくん。
     この旅でのたろうくんの頑張りように涙が出ます。
     
     命の逞しさ力強さを感じました。
     人々は、どんな環境の中でも、しっかりと命を守り育んでいるのだと感動しました。
     ラストのページの綺麗な島の全景に訪れてみたくなりました。


     河東碧梧桐の「赤い椿白い椿と落ちにけり」 という句を思い出しました。

    投稿日:2011/02/18

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  • 心にのこる大切な思い出

    わたなべゆういちさんの個展に行った際
    こちらの作品の原画が話と一緒に飾ってありました。

    「ねこざかな」を見に娘を連れて行ったのですが、
    この作品の持つ力に引き込まれて親子で見入ってしまいました。

    東京のお母さんを見舞うたろうが、たった一晩の経験で
    大人びた男の子になったのは子供の持つ魔法なんだろうなぁと
    羨ましく思いました。

    娘にもたろうの強さを感じ取って欲しいと思っています。

    投稿日:2010/12/01

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  • たろうちゃん、えらい!

    伊豆利島に住む1年生のたろうちゃん。
    利島は椿の花がこんなに沢山咲くんだなぁと初めて知りました。
    たろうちゃんは忙しい家の仕事の手伝いをしてえらいです。
    そして出産間近のお母さんのお見舞いにフェリーで一人
    で行くたろうちゃんの大冒険。
    そしてたろうちゃんはお兄ちゃんに・・・

    うちの子供たちは私が仕事しているのでお風呂掃除、
    食器出し位はたまにしてくれますが、
    こんな風に遊ぶ時間も削られてお手伝いするたろうちゃんみたいな
    子もいるのを知ってちょっと考えてくれたらいいなと思いました。

    何回も何回も読みたいと思った絵本でした。
    とても素敵な絵本です。

    投稿日:2010/04/15

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  • たろうの大冒険

    伊豆七島でもっとも小さい島、利島のお話です。
    この島も実在する島なら、絵本の中にでてくる船も、実在の名前です。
    昔、この伊豆七島によく旅行しました。海や島の景色がまずとってもなつかしく思い出されました。

    島の生活というのは、また特別のものがあります。
    お母さんが入院するということは、家族にとって、とても大変なことだと思うけど、島ならなおさら。
    なぜなら、入院先は、島の外。船でしか行けないところにあるからです。

    そこに、たろうは、1人でお母さんのお見舞いに行くことに。
    子どもにとって、それは大冒険。
    いろんな人にささえられながら、病院をめざすたろうの姿がたのもしい。
    何よりも、人のあたたかさや、家族のきずなを感じられる1冊です。

    ただ、文章ではなく、絵とセリフとでなりたっている絵本なので、大勢の前で、読み聞かせするにはむかないかな。

    投稿日:2009/01/14

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  • 印象的な1冊。

    子供達に読み聞かせたくて図書館で借りました。
    いいと思ったところは、日本の中にもいろいろな所があるということと子供が大人のお手伝いをすることが当たり前だった頃のお話だったことです。
    ぜひ、わが子たちにも聞かせたいと思いました。子供達はたろうがお母さんが入院している東京の病院へとしまから一人で船にのりお見舞いに行きます。この冒険の場面がとてもおもしろかったようでした。

    投稿日:2007/03/16

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