新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ビロードのうさぎ」 その他の方の声

ビロードのうさぎ 作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087
評価スコア 4.83
評価ランキング 140
みんなの声 総数 122
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  • 無意識領域まで響いて涙がでた

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪8歳

    クリスマスの絵本ということで、図書館から借りてきたのですが、姪っ子に読んであげていたらビロードのうさぎに感情移入しちゃって、目に涙がたまってしまいました。
    男の子が大事にしているビロードのうさぎは、男の子のことが大好きでたまらない。でも男の子が病気になって、男の子の持っている玩具はぜんぶ処分されることになる。そんなとき奇跡が。。。
    この絵本の中には、男の子の病気が重くて、死を感じられるし、それに玩具の処分で玩具としての死も感じられる。私の無意識世界にびんびん死と生との交互の再生が伝わって、心を揺らします。無意識世界のかなり怖い領域までつっこんだ絵本だと思います。この絵本は怖いけど傑作です。

    投稿日:2008/12/12

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  • じわわわわぁと胸が熱くなったぁ

    • みわわさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都

    絵がまず素敵。うさぎさんが可愛すぎる。でもせつないお話。胸が熱くなっていく。泣けた。絵本を読んだ後、絶対に自分の大切なぬいぐるみ達にさみしい思いをさせてないか考えた。
    子供だけでなく大人こそ読むべき絵本。

    投稿日:2007/12/21

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  • ごめんね

    クリスマスプレゼントとして、ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
    ボロボロになっても、汚れても、ぼうやは、うさぎを大事にしてましたが、ぼうやが病気になり、海で静養することになりました。
    ぼうやと一緒に海に行けるものだと思っていたのに、ぼうやを担当した医師が、「あのうさぎはバイキンの塊だから、すぐにでも燃やしてしまいなさい」と言い放ちます。

    ぼうやは、海に行くことに夢中になり、うさぎを忘れてしまう。
    うさぎは、その頃、ごみ袋に入れられて「あんなに楽しかったのに」と泣いていました。

    うさぎの涙が地面に落ちると妖精が現れました。
    妖精は、うさぎの鼻にキスをし、うさぎは本物の野うさぎになりました。

    私も小さい頃は、子供だから仕方がないとはいえ、飽きたら次から次へとぬいぐるみを親にねだったり、親せきからプレゼントで貰ったりしていました。
    ぬいぐるみを可愛がる時期が過ぎてしまうと、人にあげるか処分するかになりました。
    処分されたぬいぐるみたちの気持ちを思うと、胸が痛く泣きそうになります。ごめんねと謝りたい。

    投稿日:2021/09/25

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  • そろそろクリスマスの絵本が読みたくなり、久々にこの絵本を手に取りました。物語はよく知っていても、やはり、ひきこまれてしまいます。
    物語の世界へ深く導かれるのも、酒井駒子さんの絵が本当にすばらしいからかと思います。
    心にしみるような読み応えのある絵本です。大人へのクリスマスプレゼントにも良さそうです。

    投稿日:2016/11/06

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  • 命を考える

    表紙が一際目を引きます。
    なんだか懐かしいような、うさぎの表情がそう思わせるのかな

    ページをめくる度にじわじわきて、幼い頃の自分の思い出のような切ない気持ちになりました。

    子どもの頃に大事にしていたぬいぐるみやおもちゃ。
    大きくなるにつれ見向きもしなくなるけど、心ではちゃんと覚えてる。

    最後のページは涙が止まりませんでした。
    うさぎの目が、表情が、グッときます。
    「ねぇ、ぼくだよ。」と言っているような気がしました。
    ぼうやとうさぎの心はきっと、今でも繋がっていますよね。

    だってうさぎはぼうやの「ほんもののうさぎ」になれたんだから

    投稿日:2013/10/21

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  • 自分用に購入したのですが、ちょうど去年のクリスマス時期と
    重なってしまったので、親戚の子にプレゼントしてしまいました。

    ぼうやに大事にされていたビロードのうさぎ。
    でも、そのぼうやが病気になってしまって、捨てられる事に。
    とても悲しくて絵本なのに、読みながら泣きそうになってしまいました。
    最後に、成長したぼうやが、本物になったうさぎをみて、
    幼い頃、大事にしていたビロードのうさぎを思い出した事、ちょっと嬉しくて切なくなりました。

    自分用に、再び買います!!

    投稿日:2012/05/02

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  • 本物になることと幸せになること

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    原作はマージェリィ・W・ビアンコさんの『The Velveteen Rabbit』
    1922年に刊行されて以来、世界中で翻訳されて読み継がれてきたお話です。
    その名作が酒井駒子さんの抄訳・挿絵によって絵本化されたもの。

    クリスマスに男の子のもとにやってきたビロードのうさぎ。
    心から大切にされたおもちゃは本物になれるという話を耳にします。
    男の子と過ごす時間はうさぎにとって大切なものへと変わっていきますが、別れは突然やってきたのです。

    酒井駒子さんのノスタルジーな挿絵がお話の切なさを引き立たせているように思います。
    うさぎが言う本物と、馬が言う本物、そして私たちが考える本物。
    うさぎは幸せだったのかな…そんなことを考えさせられるお話でした。

    投稿日:2011/07/23

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  • 「ほんもの」?

    私が子ども時代に、大切にしていたおもちゃたちのことを思い出しました。
    今の時代は、ものがあふれています。飽きたり、壊れたりしたらすぐに新しいものが欲しくなって…。
    新しいものを手にした瞬間、今まで大事にしていたものを忘れてしまうなんてこともあります。
    このうさぎの気持ちは、私の心に突き刺さりました。
    私の持っていたおもちゃはいくつ「ほんもの」になれたのだろう。

    酒井駒子さんの繊細で優しい絵が本当にぴったりの作品だと思います。

    投稿日:2008/11/15

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  •  読み終えて、まず私の子どもの時のおもちゃ、特にぬいぐるみに謝りたいと思いました。大切にしていたものもあります、でもいつの間にか成長とともに別れがきました。きっとその時は悲しんだと思いますが、本当にいつのまにか忘れてしまって・・・・・『ほんもの』になったぬいぐるみはなかったに違いありません。
     ぬいぐるみではなくなった生きているうさぎが男の子と再会するラストシーンの表情が何とも言えません。お互い懐かしさや感謝の気持ちがふとよぎったような気がしました。
     大人になってから知った絵本に、子ども時代に出会いたかったと思うものがたくさんあります。この本はその一つです。

    投稿日:2008/10/15

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  • ほんとうのうさぎ

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    持主のぼうやに大切にされて、やがて本物のうさぎになっていく・・・
    でも、このお話の中での「ほんとう」の意味は深い愛情があれば、すでに本物だってことに気づかせてくれます
    自分も幼い頃、大切にしていたぬいぐるみによく話しかけていたものです・・・
    最終ページのぼうやの一言にはとっても感動しますね
    大人になっても、大切にとっておきたい、宝物のような思い出として心に残る絵本でした

    投稿日:2008/09/12

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