『はらぺこヘビくん』の続編だと、私は思ってます。(でも、本には「続編」とは書いてありません)
『はらぺこ』では想像通りに食べたものの形になっていくのが、聞き手の子どもたちには面白いようでしたが、
こちらの話はただ「木の上に登ってお昼寝したかった」だけなのに、いろんなハプニングが起こって、なかなか木の上に行けない。
その繰り返しが楽しい話です。
最後に、ぷくぅと膨れて風船みたいに飛んじゃうという発想は驚きの展開でしたが、のほほんと幸せそうなヘビ君の寝顔を見てると、そんなことどうでもよく『木の上に行けてよかったね』という気分になりました。
字も絵もはっきりしています。
私は小2で読み聞かせに使いましたが、もっと小さい4,5歳くらいのお子さんたちから楽しめると思います。