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パセリともみの木」 ママの声

パセリともみの木 作・絵:ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳:ふしみみさを
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年03月
ISBN:9784751525012
評価スコア 4.27
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  • 素敵な絵本!

    親子で大好きな「マドレーヌシリーズ」の作者ベーメルマンス氏による絵本で,とても興味深く読みました。
    年老いたもみの木とパセリと呼ばれる大シカの,静かではありますが強い信頼関係ある友情物語です。
    やっぱり,ベーメルマンス氏の絵は素敵ですね!
    表紙からクリスマスの絵本のイメージがありますが,季節関係なく読める心温まる素敵な絵本です!

    投稿日:2015/09/15

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  • クリスマスじゃなくても

    マドレーヌシリーズを書いた作者の本ということで興味を持ちました。
    クリスマスの絵本かと思って、クリスマスの日に子どもたちと読んだのですが、そうではなくてモミの木とそばに住むしかとの心温まるおはなしでした。
    物語と挿し絵から、たくましく生きる自然や動物たちの様子が心にせまります。
    一緒に読んでいた娘の「なんで木を切るの?」というつぶやきに思わずドキッ。自然共存についても考えさせられるおはなしです。
    クリスマスじゃなくても、いつでも読んであげられます。

    投稿日:2014/12/26

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  •  ルドウィッヒ・ベーメルマンスは、ことのほかクリスマスが大好きな方だったそうです。
     タイトルを見て、クリスマスのお話かなと思い開きました。
     こちらの作品は1953(昭和28)年に書かれたものです。
     日本では2007年初版というから、手に取れてなんともありがたいですね。

     お話は、深い深い緑の森のその外れに、切り立った崖を見下ろすようにたっている一本のたいそう古いもみの木。
     このもみの木の生まれた場所が場所だけに、人間に切り倒されることはありませんでした。
     しかし、ここで生きていくということは、厳しい自然と闘わなくてはなりませんでした。

     他のもみの木とは異なり、捻じ曲がり体を捩じらせ、崖の淵を這うように大きくなったもみの木のそばにシカが棲み付きました。
     シカは、もみの木のそばに生えるパセリが大好きで、ほかのシカたちにも教えてやり、仲間から「パセリ」と呼ばれるようになります。
     この後も年老いたもみの木とシカの「パセリ」は友情を深めていきます。
     が、ある日買ったばかりのよく見える双眼鏡で、一人の猟師がシカを見つけ、・・・。
     
     ちょっとクスリとしてしまうエンデイングに、心があったかになりました。
     そして、巻末の“この ほんに でてくる はなの なまえです”のページ数のついた一覧に、ベーメルマンスらしいなぁ〜って感動してしまいました。

    投稿日:2013/03/18

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  • 寝る前にお勧めの一冊です。

    4歳の息子と読みました。

    パセリってなんだ?と思ったら、
    シカの名前。
    パセリをたくさん食べていたから、
    パセリって呼ばれるようになったんだそうです。

    そんなパセリと、崖にそびえたっているもみの木の
    友情のお話です。

    まっすぐと育っている森の木は、人間によって切り倒され、
    材木⇒家具になっていきますが、
    もみの木は崖の厳しい環境でも生きていけるように、
    くねくねとねじまがっているため、
    切り倒されることなくずっと崖に生きています。

    4歳の息子はこの本を読んで初めて、
    おうちやテーブルが木でできていると
    実感したみたい。

    最後は、もみの木がパセリとその仲間を狩人から守ってくれます。

    絵もお話もとっても暖かくて、
    夜寝る前に是非お勧めの一冊です。

    投稿日:2011/02/16

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  • 2つのシルエット

    表紙にもなっている、もみの木の下でパセリの親子がたたずんでいる絵をみると、気持がおちつきます。平和でおだやかで、静かな時間がながれているようです。
    としをとったもみの木とパセリのつのは見分けがつかないそうです。夕日にうかぶ2つのシルエットは美しいでしょうね。自分の目でみてみたいな、と思いました。
    もみの木の力強さとパセリのやさしさを感じることができました。

    おおらかな自然の絵にそえられて、可憐な花の絵が描かれています。花の名前も紹介されているので、ひとつひとつ名前を確認しながら見ました。きっと、もみの木のちかくで、ひっそりとさいているのでしょうね。

    投稿日:2007/10/21

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  • ステキな関係

    断崖に生えたがために歪んで成長するしかなかったもみの木。
    そのもみの木の元に生えたパセリを求めてもみの木の側で寄り添うように過ごすようになったシカの“パセリ”
    この二人(?)の静かではあるけれど強い信頼関係に心を打たれます。
    すっくと生えた木は家具になったり蒔きになったりと
    色々利用されるけれど曲がったもみの木は見向きもされない。
    だけど そんなもみの木にもパセリが生え、“パセリ”(シカ)が身を寄せるようになった。
    どんな生き物にも存在価値は大いにあるのだと
    訴えかけるこの本にはとても励まされますね。

    マドレーヌで有名なルドウィッヒ・ベーメルマンス氏の作品にもこういうお話があったんですね。
    すごくオドロキでした。

    投稿日:2007/04/26

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