「おばけのやだもん どうぶつえんにいく」 ママの声

今回のお話は、だだっこ園の子どもたちが遊びに来ている動物園にやだもんが行くお話でした。
このお話のやだもんは、ペンギンたちにうまくのせられてしまったということで良いのでしょうか？いつも子どもを「やだやだおばけ」にしようと狙っているやだもんなのに、どこか抜けている感じがして、かわいらしかったです。

「おばけのやだもん」「おばけのやだもん だだっこえんにいく」を読んで、すっかりやだもんのファンになりました。
今回、新作ということで、読むのが楽しみでした。
今回は動物園へ。
何にでも変身できるやだもんですが、今回は頭の良いペンギンに利用されてしまって…
ラストの豪快なページ、楽しかったです。
今回も、間違い探しありました。

ばけばけばけばけばけたくん、など、おばけの本が最近のブームな３歳娘に選びました。こちらのおばけは、なんだか目つきが悪くて悪いやつ？！と思いながら読み始めましたが、駄々っ子たちをおばけにかえるつもりでいたらなんと、南極に帰りたい動物園のペンギンにうまーく利用されてしまう、なんだかちょっと間抜けで優しいおばけでした。動物好きな１歳8ヶ月の息子は、大好きなペンギンが出てくるので嬉しいようでした。

表紙の裏が間違い探しになっていて、本を開いた瞬間に子どもが食入る様に見ていました（笑）やだやだ言ってる子どもをべろんと舐めておばけにしてしまう発想がユニークで面白かったです。ラストはちょっと意地を張ってしまったために、大変な思いをしているやだもんがかわいかったです。

やだやだいう子供が大好きなやだもん。
最初は駄々っ子をオバケに変えて、オバケの世界に連れて行ってしまう、ちょっと怖いお話だと思っていました。
3歳の息子も最初のページを読んでいる時は神妙な面持ち…

動物園にやってきたやだもんはやだやだいう子供だけでなく、やだやだいうペンギンまでオバケにしようとします。
ところが賢いペンギンにそそのかされて、南極の氷に変身してしまうのです。

結果、ペンギンも子供達も夕方までたっぷり氷の上で楽しく遊びます。

お人好しでちょっとおっちょこちょいなやだもんが急に可愛いらしく見えて、なんだかほっこりしました。

子供が好きな、やだもんシリーズ。

動物園に行ったやだもん、ついに動物をも巻き込むのか？！とわくわく。
てか、動物ってやだやだ言うかなぁ…。

と思っていたら、意外な動物が意外な発想を見せる面白い展開に。おっと、そうきたか！と。
ぺんぎんの行進が、また楽しく、秀逸です。