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よぶこどりなかなかよいと思う みんなの声

よぶこどり 作:浜田 廣介
絵:いもと ようこ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年11月
ISBN:9784323038834
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,357
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  • かわいそうなリス

    カッコーの雛を自分の子どもとして育てたリスの悲哀です。
    鳥と動物という違いを無視した愛情は悲しいばかりでした。
    カッコーの雛は、自分が飛べることを知り、自分の本当の生きる世界を知ってしまったら、もう振り返らずに飛んでいって当然です。
    子どもの巣立ちを認められない母親は、とてもみじめに写りました。
    リスは自ら鳥になるという幻想の中に入り込んでいきます。

    投稿日:2018/03/21

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  • お母さんの気持ち

    ひとりぽっちのリスが森で卵を拾ってきました。
    リスは卵を大事に暖めて、ヒナが生まれるとたいそう喜んで
    村から聞こえた鶏の元気な声にちなみ”かっこう”と名づけました。
    ヒナのために毎日えさを探して、ヒナはすくすくと育ちました。
    ヒナもリスのことが大好きでした。
    ところがある日、もぐらが余計なことをいいました。

    ヒナは自分とお母さんは違うのかと悩むのでしたが、
    「おなかが痛いのすこしなの」というとやさしくなでてくれるリスが「ああ、やっぱりお母さんに違いない。」と思いました。
    でも、とうとうヒナは自分の体とリスの体が違うことに気づき
    空を舞う1羽の鳥を見て、
    「あれが本当のお母さんじゃないかしら」と飛んでいきました。

    ・・・大事に育ててきたヒナがいなくなり、リスは泣きました。
    カラスが「山の桜が咲いたなら戻ってきましょうよ」となぐさめました。秋になり、冬になり、やっと春がきて山の桜が咲きました。
    リスはずっと桜を見て待ちました。ヒナは帰って来ません。
    やがて桜は散り、
    「ああ、桜も散ってしまった。」
    とリスはつぶやいたまま動くことが出来ないでいました。
    それからもヒナを待ち続けたリスは、だんだん体が細くなり、目はくぼんでいきました。
    そして 夏のある日、とうとうリスは鳥になり、大空に羽ばたいていきました。
    ・・・森の中、「かっこう」 「かっこう」と子供を捜す
    リスの子供を呼ぶ声が響きます。

    ふもとの人たちはこの鳥を「よぶこどり」と呼ぶようになりました。

    ヒナを思うリスの気持ち、リスを思うヒナの気持ちが丁寧に画かれて
    いて、泣いてしまいました。子供はきょとんとしていましたが
    子供よりも私が好きな絵本です。

    投稿日:2011/09/29

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