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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

つばさをもらったライオン自信を持っておすすめしたい みんなの声

つばさをもらったライオン 作・絵:クリス・コノヴァー
訳:遠藤育枝
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784593504886
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 17
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  • 本は誰とでも分け与える宝ものだ

    レオ王はねこの国を治めている王さま
    でも 自分の名前を書くことも読むこともできません
      
    一方北に住むオットー王が持っているなにやら不思議な宝物のことが気になっていました
    そんなレオ王に王子が生まれましたが翼をつけて生まれたのです

    その王子がある日 たまたま吹いてきた風にのって 舞い上がったのです
    木にぶつかり落ちてきたところが、なんと 北の国ののオットー王のところだったのです

    そこには本がたくさんあって 翼を怪我した王子を助けてくれ、翼が治るまで本をたくさん読んでくれたのでした(貴重な体験です)

    この出会いが 王子には貴重な体験でした!
    出会いとは不思議なものです
    産みの親と育ての親どちらも 子どもには大切だと言うことが解ります
     
    ふくろうにも教えてもらい翼で上手に飛べるようになつた王子は     ある日 海を見てお父さんとお母さんのことを思い出します
    そして 助けてくれたオットー王とふくろうに別れを告げて南の国へ帰るのです

    レオ王の元に帰り抱きしめてくれたのでした。 父も母も哀しみの毎日を過ごしていたのです(親のありがたさですね)

    王子はオットー王から教えてもらった事を守り 友達におはなしを読んで聞かせてあげるのです(学と言うことの大切さを知ることができました)
    王子は、本というあたらしい宝物を知り   りっぱな王様になることでしょう
    おまけの アルファベットのお話も 楽しいですね

    投稿日:2017/11/07

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  • 翼の使い方

    読み終わり「本を好きでよかった」と思えた一冊です。

    吠え声だけで国を治めていたライオンの王さま。
    だけど、自分の名前さえ
    読むことも書くこともできない・・。
    でも宝物はたくさん持っている。
    気になるのは北にいる王さまは、壁に不思議な宝物があるという噂・・。
    この最初のふせんの張り方、とても好きです。
    すごいスピードでお話に引き込まれます。

    翼をもって生まれた子ライオンが
    翼の使い方を学んでいく様子や
    北の王さまの壁の宝物の正体が本であることなど
    キラキラした絵と同じくらい
    本好きにはたまらないキラキラした展開。
    そうそう、本ってすごいんだよ、おもしろいんだよっっと
    叫びたくなるようなうれしさでした。

    この本を読んで、
    本好きな子が増えてくれることを祈ります。

    投稿日:2017/10/26

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  • 素晴らしい絵本

    6歳長女と4歳次女に読みました。

    この絵本私が読みたかったので借りたのですが、すごく良かったです。ライオンの王さまとお妃さまの間に生まれた王子はつばさを持って生まれてきました。でも、つばさの使い方がわからない…。そんな時に王子が飛ばされてしまって…。

    お金があっても、翼があっても、それだけじゃダメなんです。知識がないと翼も使えない。とても大切なものを教えてもらいました。

    この絵本を読んで、これからももっと絵本を読ませてあげたいと強く思うようになりました。今のところ小さなころからの読み聞かせに効果があるのかわかりませんが、いつかどこかで娘たちを助けてくれるといいな。

    投稿日:2014/06/29

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  • 強い心、優しい心、平和

    ライオン王は、オットー王の持っているたくさんの宝が、何かもわからないままうらやましく思っていました。
    まず、絵がとても美しいです。絵本というよりも、作品としてインテリアとして飾っておくのもいいです。
    そして、ストーリーもいいです。
    強い心、優しい心、平和、学ぶことの大切さを伝えてくれます。
    小学生くらいの子どもたちには、本を読むことの大切さ、素晴らしさも伝わると思います。

    投稿日:2014/06/08

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  • 本は宝もの!

    まさに外国の絵本という感じのおしゃれなデザインで、一目惚れでした!

    中を開いて読んでみると、ライオン、ネコ、シロクマ、フクロウ…。大好きな動物がたっくさん!
    まるでファンタジー映画に出てきそうな動物たちで、美しくてゴージャス!!

    私はオットー王が好き!かっこよすぎです!

    つばさを持ったライオンの王子は外の世界を見て、たくさんの言葉を知り、たくさんの物語を読み、それを国中に伝えました。
    そして、国と国とを繋ぐ架け橋となりました。

    …王子が手に入れたのは、言葉というかけがえのないものだったんですね。

    お話もファンタジーな感じで、動物と本という組み合わせがとっても素敵!
    大人向けのファンタジーという感じです!

    投稿日:2014/02/18

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  • 見返しまで美しくて楽しい

    ちょっと出来過ぎと思ってしまうくらい素晴らしいストーリー。本の楽しさ素晴らしさを堪能できる絵本です。
    王子が自分の家に帰るときに持たせた、オットー王の手紙の中の「本はだれとでもわけあえる宝物だ。そして本もまたともだちだ」という言葉には感動しました。ずっと心に残したいと思っています。
    挿絵の美しさもまた表紙の見返しには、AからZまでのアルファベットが、それぞれにいろいろな物語をモチーフにして描かれています。「おおきなかぶ」や「浦島太郎」もありました。「これは知らないおはなしだね」などと、娘たちと話す時間も楽しかったです。

    投稿日:2012/11/06

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  • 王様とお妃様の間に生まれた子供には翼がありました。
    でも飛び方も分からないまま風に乗って城の外へ!
    助けてくれたのは北の王のシロクマ。

    きらびやかな衣装を着た、ふわふわな毛並みが素敵な王様ライオンの表紙絵に惹かれて手にしました。
    ネコ科の動物がいっぱい描かれていて息子が喜んで見ていました。
    王子が寝ているページは特にカワイイです。絵本の中から動物たちがノアの箱船に乗り込んでいるのですが、我が子が絵本を読んでいる途中で眠ってしまった時もこんな感じで、夢の中で絵本の続きが進んでいるのかも?って想像してしまいました。
    4年生になっても絵本を読むよりも読んでもらうのが好きな息子です。

    絵に惹かれて読んだ絵本ですが、お話も素敵でした。
    なんでも持っていると自信たっぷりのライオンの王様が欲しがっていた
    北の王が持っている”宝”を持ち帰ったのは息子。
    もう帰らないと悲しんでいた息子が、
    自分の欲しかった宝を持って帰り、
    北の国とも仲良くなり・・・とってもハッピーエンドです。

    投稿日:2012/10/17

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  • 本の大切さ

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    本好きになって欲しいと息子の誕生から続いている図書館通い。
    限りある経験だから、絵本を通して知りえない世界も教えたい。
    同じ想いを表現した本です。
    いつかこの宝物が糧となってくれていると嬉しいですね。

    投稿日:2010/05/05

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  • もうひとつよんで

    息子の好きなライオン、それもなかなか素敵な絵、と思って読み始めました。
    本がどんなに心を豊かに、そして支えてくれるかをオットー王の手紙を読みながら実感しました。
    王子の「もう一つ読んで」が、息子の「もう一回(読んで)」に
    重なるのでこの部分は特に好きです。

    投稿日:2010/04/15

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  • “…もらった…”は、神から…

     素晴らしい力作です。
     とにかく読後ため息でした。
     絵が凄い。
     精緻な筆致、描写のリアルさ、荘厳な色使い、画面割り、見返しに至るまでのこだわり。
     コノヴァーさん自身が、“本を愛していること”を読者へ強く訴えかける力強さがありました。

     タイトルの“…もらった…”は、神からとしか解釈できません。
     二つの国の間の無駄な摩擦を取り除き、王子の帰った国もこれ以降、知識と教養を身に備えた統治者を戴き、国は物ではなく心豊かであることにきっと重きをなして行くことでしょう。
     
     なんといっても、オットー王の行いは、知識教養ある故のものだったのではないでしょうか。
     “つばさ”は最高の出会いを与えてくれました。

    投稿日:2010/01/20

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