ほんとは心優しく、友達と遊びたいだけのオオカミ君ですが、
3匹のこぶたや7匹のこやぎのお話でついた怖いイメージの
おかげで、他の動物達に怖がられてしまいます。
オオカミ君と遊びたくないからと、病気や怪我したふりを
する動物達の残酷さには驚きますが、子供ってそういう部分
も持ってるのかなとも思いました。
そんな中、必死になって皆の世話をするオオカミ君を見ての
動物達の心境の変化が、見ていてとても気持ちいいですよ。
このおおかみ君は絵が可愛いので、見た目がそれほど怖くは
ないんですが、それでも見た目や先入観で判断してはダメだ
って事が、子供に解りやすく伝わる良い絵本だと思います。
お気に入りの場面
娘:嬉しさで号泣するオオカミ君の場面
息子:みんなで楽しそうに遊んでいる場面
僕:子供に解りやすく伝わる内容