エメラルドのさがしもの エメラルドのさがしもの エメラルドのさがしものの試し読みができます!
作・絵: そのだ えり  出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
人気急上昇中!あの、“りすのエメラルド”待望の続編!

スーホの白い馬」 みんなの声

スーホの白い馬 作:大塚 勇三
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1967年10月
ISBN:9784834001129
評価スコア 4.77
評価ランキング 517
みんなの声 総数 102
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

102件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
  • 悲しく切ない話

    小学二年生のころ、国語の教科書で読みました。
    今でも思い出せるほど、印象深く残っている悲しいお話です。

    当時の私は白い馬=素敵な馬という印象しかありませんでした。
    モンゴルという異国の話。挿絵から、モンゴルってこういう場所なんだな、こんな生活をしているんだな、などと思いをはせていたように思います。
    スーホが白馬に乗って勝ったにもかかわらず、そこからなんだか妙な展開になってしまい、先を読み進めるのが嫌になりました。

    スーホが作った馬頭琴で奏でる音楽はとても悲しく美しい音色だったんじゃないかと、当時の読書感想文に書いたことを思い出します。

    今読むとまた違った印象を持つかもしれませんが、あまりに悲しいお話だったので、もう一度読みたいかと言われると、まだ読む勇気が持てません。

    掲載日:2018/02/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 虹ではじまり虹でおわる

    • 吉田進屋さん
    • 40代
    • パパ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子14歳

    『スーホと白い馬』の初出は1961年、赤羽先生が51歳の時で、単行本は1967年に全面描き直しの上で刊行されるという、要は、初出が相当不満だったようで、構成は9場面から23場面と倍以上に増加、判型も巨大化と、この辺の件は鳥越先生の『絵本の歴史をつくった20人』(創元社/1993年)に詳しい。

    また、物語については田島先生の対談集『絵本談義』(すばる書房/1977年)の中で「トーベ・ヤンソンが「子供のものはハッピー・エンドでなければいけないと」と言っていると出ていたが、僕は子供が感動するのは、あの悲劇性だと思うんだ。決して世の中ってそんなポカポカしたもんじゃないしね」と語っていて、その想いが本作創作の上での座標軸になっていることがうかがえる。

    とまあ、本作はお母さんから学者までとにかくいろんな人に読まれ、分析され、解釈され、語られている。
    特に学者に向いている絵本、むいていない絵本ってのもあって、本作は前者の代表的なもの、つまりは「語りがいのある作品」だとも言えるのではないかと。

    それを踏まえて読む。
    やはり判型でかくて頁数多く、でかい大地の物語なので、それを描く絵本も物理的にでかくという思想は実に力強い。
    でかいし見開きの両端の距離が長いので、地平線に説得力があるし、遠景はめっさ遠いし、夜はまっくらだし、殿様の転げ落ちっぷりもダイナミックだ。

    内容もやはり端的に悲劇。
    でもある時期までは悲劇的な絵本はすくなくなかったように思う。
    そういう統計はみたことないけれど。

    やはりをもうひとつ言えば、虹ではじまり虹で終わるとか、引きと寄りのメリハリとか、いきなり暗転入れたりとか、もう、配色と構図がすばらしくクールなこと。

    そして最後に強く感じたのは、今この絵本って新刊で出せるのかなあ?ということ。

    掲載日:2017/10/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • モンゴルの昔話

    とても切なく、でも美しいモンゴルの昔話です。
    馬頭琴という楽器の由来話でもあります。

    国語の教科書に載っていることも、あるのですが、まずは、この横型の絵本で出会ってほしいと思います。
    教科書では、絵が小さくなってしまうので…

    モンゴルの雄大な草原やの風景、民族衣装、昔話を絵本にする名手、赤羽末吉さんが、モンゴルを取材して、丁寧に心をこめて描かれています。

    掲載日:2017/09/26

    参考になりました
    感謝
    2
  • 考えさせる

    今まで興味はあったのですが、
    馬が死んでしまう悲劇ということで、切なくなりそうで、
    私自身がなかなか手に取らなかった絵本。
    幼稚園の発表会で、隣りのクラスが劇にするということで借りてみました。
    やっぱり悲劇。
    そして、絵がすばらしい。
    息子は納得いかないながら、さまざまな疑問点を口にしていました。
    でも、それなりに考えるいい体験ができたかな。

    掲載日:2016/11/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • モンゴルの民話

    小学校の教科書でも取り上げられるほど有名な作品なんですね
    私自身は知らなかったです
    素朴な絵のタッチもさることながら
    ストーリー自体もたいへん道徳的で考えさせられるものがありました
    読む年齢によって受け取り方がだいぶ違う作品かもしれませんね
    また年齢があがったら読んであげたいです

    掲載日:2015/11/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • いつもそばに

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    人間と馬との絆を描いた絵本です。

    子馬だった白馬を拾ってきて、大事に育ててきたスーホ。
    白馬もそのスーホの心に報いるように、素晴らしい馬に育ちます。
    しかし、傲慢なとのさまの手によってスーホと白馬は引き裂かれ、やっとの思いでスーホの元に戻るけれども死んでしまう。
    やがて夢に出て来た白馬は、自分の体で楽器を作ってくれ。そうしたらずっとそばにいられると・・・。

    読んでいて、涙が溢れそうになるお話です。

    自分が同じ立場になった時、愛する存在の骨や筋で楽器が作れるかと言われればさすがに無理でしょうが、それは文化の違い。
    その体の一部をずっとそばに置いておきたい、その奏でる音を聞きたいというスーホの想いは痛いほど理解できます。

    この本で馬頭琴という楽器に興味を持ち、動画で音を聞いてみましたが、とても美しい音色を奏でる楽器でした。

    哀しくも美しいお話です。

    掲載日:2015/10/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 教科書で読まれた方も多いのではないでしょうか。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    お金のある奴が一番偉いのか、と憤りを感じさせる絵本でした。その憤りが私に憤りの涙を流させたのでしょうか。最後に馬が馬頭琴という形でスーホの傍らで生涯を閉じることが出来、私は少し救われた気がしました。馬頭琴ってどんな音がするんでしょう。気になっています。

    掲載日:2014/10/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 午年に読みたい一冊

     午(うま)年なので、せっかくだから、馬の絵本を読もうと思いました。
     その時、すぅっと目に飛び込んできたのが、この『スーホの白い馬』でした。
     奥付を見ると「1967年10月」発行とあります。もう50年近く前の絵本です。
     それが何度もなんども読み返され、読み継がれているのですから、驚きです。
     しかも、この物語はモンゴルの民話を組み立て直した作品で、文も絵も日本人によるものです。
     なのに、こうして読み継がれてきたのは何故でしょう。

     この物語はモンゴルの楽器馬頭琴(ばとうきん)がどうして誕生したのかを伝える昔からのお話です。
     モンゴルの草原を生きる少年スーホと彼の白い馬の悲しい物語が読むものの胸を打つといえます。
     実際に馬頭琴がどのような調べを奏でるのかはわかりませんが、モンゴルの草原に吹く風の音、馬たちのひづめの音、
    草原を駆ける馬たちの息の音などが相俟って、どのページからも音楽が聞こえるかのようです。
     絵本は文と絵だけでできあがっていますが、この作品には音が常に流れています。
     それが物語に深みを与えているといっていいでしょう。

     スーホはある日草原で迷っていた小さな白い馬を助けます。
     月日が経ち、りっぱに成長した白い馬とともにスーホは殿さま主催の競馬の大会に出ることになりました。
     そこで勝てば殿さまの娘と結婚できるというのです。
     競馬が始まって、一斉に馬たちが駆け出します。先頭は、スーホの白い馬です。
     競技に勝つものの殿さまは約束を守らず、スーホに乱暴さえ働きます。
     白い馬は殿さまの兵士たちを振り切って、草原のスーホのもとに戻っていきます。けれど、白い馬のからだには無数の矢が突き刺さっていました。
     死を目前にした白い馬は自分のからだで楽器を作るようにスーホに願います。
     「そうすれば、わたしはいつまでも。あなたのそばにいられます。あなたを、なぐさめてあげられます」。

     この絵本のもう一つの魅力は、馬と人間の交流です。
     太古の時代から馬は人間にやさしく寄り添ってきたのではないでしょうか。
     馬の大きくてやさしい目をみると、なんだか守られている気持ちになります。
     そんなことが、この絵本にはきちんと表現されています。
     午年なのですから、せめてこの絵本を読んで、馬のことを思ってみるのもわるくありません。

    掲載日:2014/01/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • シンプルな民話の良さ

    モンゴルという壮大な大地に白い馬
    そして朱色の服といった 異国の香りが漂う絵と物語は

    私たち読み手に
    悲しさなのか 切なさなのか 暖かさなのか 

    どんな気持ちをも抱かせます

    子どもは 白い馬がけがをして死ぬ場面で「かわいそう」と言い
    そして 次のページで 花に囲まれるスーホと白い馬を見て「笑ってるよ」と言いました

    決して 物語を劇的に,かつきらびやかにしなくとも
    シンプルな民話の素晴らしさはいつの時代も
    子どもや大人に受け継がれていくのではないかなと

    スーホの白い馬を見て 小学校の教科書に掲載してあったことを思い出し
    改めて考えさせられました

    掲載日:2014/01/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 音楽劇に最適!

    はじめ、本屋で立ち読みして泣けてしまいました。(で、買いましたが)
    スーホと白馬の結びつきの強さも感動ですが、悲しむスーホに音楽となってあなたと共にいます、と言うのに感動!
    私も音楽をやっているので、音楽とともにそばにいる、というところに泣けました。

    風のように走る馬、音楽、二人?の結びつき、など、ミュージカルかバレエの舞台にしたらいいのに、とイメージがわきました。
    音楽劇にいい題材だと思うのですが、劇団四季ででもやってくれないでしょうか。
    自分でもバレエの舞台の構成を考えたりしました。

    掲載日:2013/11/10

    参考になりました
    感謝
    0

102件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / くだもの / きょうのおやつは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



国際アンデルセン賞受賞記念 スペシャル対談 角野栄子さん×金柿秀幸

全ページためしよみ
年齢別絵本セット