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スーホの白い馬」 ママの声

スーホの白い馬 作:大塚 勇三
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1967年10月
ISBN:9784834001129
評価スコア 4.77
評価ランキング 650
みんなの声 総数 105
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81件見つかりました

  • 登人物の心情を慮って読みとる作品

     モリンホール(馬頭琴)の由来にまつわる物語です。
     内モンゴル自治区のシリンゴル盟を中心に語られてきた民話です。
     日本の国語の教材にも用いられていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、6〜8歳のこどもたちが、登人物の心情を慮って読みとる作品としては、本当に秀作であると思います。

     スーホと子馬の時から可愛がられた白馬の心の交流。
     いかんともしがたい権力により、引き裂かれた両者。
     大切な友を失った悲しみは忘れられない事だと思います。
     その思いをくみ取れるこどもたちは、きっと心の内に動きがあることでしょう。
     白馬が夢に出てきて願うこと、これがまた泣かせます。
     これからは片時も離れずにいられる幸せ。
     
     これ以降、モリンホールがモンゴルの地で普及したといわれます。
     愛された馬たちが、皆モリンホールに姿を変え飼い主のそばに置かれているのだと思うと、その見かたもかわってきます。

    投稿日:2010/01/26

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  • ちょっと切ないお話

    モンゴルの楽器「馬頭琴」の由来を伝える話というのは
    教科書にも載ってたのでよく知っていました。

    大切に育てた白馬と、
    貧しくてもまじめなスーホの話です。

    子供の頃からとても印象に残っていた本だったので
    ちょっと早いかなと思ったのですが
    4歳の娘に読みました。
    内容はちょっとむずかしかったようですが、
    誰が悪かったかということと、
    悲しい話というのはしっかりとわかっていたようです。

    投稿日:2009/11/30

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  • 読みながら泣けてしまいました。

    • かるかさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子9歳、男の子7歳、女の子4歳

    小学校の国語の教科書に載っていて、音読の宿題で長女が読んでいました。

    初めて読む文章なので、読み方もぎこちなかったのですが。
    それが、途中から涙声に変わり、最後には嗚咽して読めなくなってしまいました。

    どうして、何も悪いことをしていない馬とスーホがこんな悲しい思いをしなくちゃいけないんでしょう?
    身分が一番だった時代の話なのでしょうが、現代でもこのような矛盾はあるのかもしれません。

    馬頭琴の音色を聞いてみたくなりました。

    投稿日:2009/06/04

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  • 感動しました

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    長男が3年生の国語の教科書に載っていましたが、音読の宿題でちょっと聞いたくらいで、全部を読んだことがありませんでした。
    今回、最初から読んでみたら、子供も聞き入っていましたが、私のほうが途中で悲しくてくやしくて、涙ぐみそうでした。
    貧乏で心やさしい主人公に、欲深でわがままな殿様がひどい仕打ちをするという、昔話にはよくある話なのですが、多分描写がすばらしいのでしょう、すごく気持ちがはいってしまうのです。
    悲しいおはなしですが、たまにはこういう正統派の絵本もいいですね。

    投稿日:2009/05/15

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  • 何度でも読みたい作品

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    スーホが大切にしていた白い馬を王様がほしがります。
    王様の手元にいった白い馬ですが、言うことを聞きません。
    怒った王様は矢を放ちます。ぼろぼろになって帰ってきた白い馬を
    スーホは馬頭琴にしてずっと手元においておきます。

    草原を走る馬・王が絶対・馬頭琴・・モンゴル民族の特徴が随所に現れてます。
    スーホの優しい気持ちには、何度読んでも心打たれます。

    民話独特の残酷さはありますが、再読したい作品です。
    小1の子供は、しんみりと聞いていました。

    投稿日:2008/10/16

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  • 悲しみを乗り越えて

    寝る前の読み聞かせに手に取った絵本でした。
    悲しいお話だよ、と前置きして読み聞かせました。
    二人で泣きながら読みました。
    悲しみを乗り越えようと、馬頭琴を作り上げるスーホの気持ちを考えるとたまらない気持になります。
    2年生の教科書に掲載されていますが、絵本でじっくり味わいたいお話です。

    投稿日:2008/09/19

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  • 私の原点

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    私が8才の時出会った本です。
    その当時、絵が落ち着いていて取っつきにくいと思っていましたが、
    班で選んで紙芝居にしました。
    絵がとても上手な男の子が描いて、私が読みました。

    クラスで第3位・話がうまいで賞!
    私の原点でした。

    何度も何度も練習して、読み込むほど味のあるお話でした。
    悲しい結末ですが、初めて、生きていることを実感したこと、覚えています。


    息子も8才。このお話が、教科書に載っていてびっくり!
    良いお話は、教科書にも載るんですね。

    息子は読んでどう感じたかしら。
    毎日音読ご苦労様でした。
    お母さんはとても嬉しかったです。

    投稿日:2008/09/14

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  • 日本の古典

    モンゴルの民話ですが、
    いまや日本の古典のようだと思います。
    自分の子供に読み聞かせる事で再読しながら、
    私が子供の頃、先生が読み聞かせてくれた時の気持ちを鮮明に思い出しました。
    今は教科書に載っているのですね
    教科書に載っていない時代、
    この本を私に紹介してくれた先生に感謝です。

    投稿日:2008/07/16

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  • ずっと受け継がれて行く話。

    • 橘朔夜さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    私がこの話を知ったのは小学校の国語の教科書に載っていたからです。
    「馬頭琴」という言葉を知ったのもこの話のおかげです。
    子供が出来た時、いつかこの本を読んであげようと思っていました。
    理不尽な事で大切な馬を殺されてしまいますが、それでもなお大事に思うその心に泣けました。

    教科書から私へ。
    私から子供へ。
    こうやってずっとずっと受け継がれて行くのでしょう。
    1度は読んであげたい本です。

    投稿日:2008/06/21

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  • いつかもう一度

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    娘が図書館で選んできたこの絵本。んー?どこかで見たような、聞いたような物語。たぶん、ママが子供の頃に読んだことがあるのかも。そんなことを思いながらも、3歳児がちゃんと聞いてくれるの?と少々不安になりながら読み聞かせしました。

    お話は、モンゴルの馬頭琴が出来た経緯。スーホが拾った白い馬と、スーホの心のつながりがじんわりと心に響く物語です。
    長い、長い物語。途中よそ見をするものの、ちゃんと最後までお話を聞いてくれた娘。娘の記憶の中に何かが残るといいんですけど。

    投稿日:2008/05/31

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