ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

セルコ自信を持っておすすめしたい みんなの声

セルコ 作:内田 莉莎子
絵:ワレンチン・ゴルディチューク
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:2001年
ISBN:9784834017335
評価スコア 4.18
評価ランキング 24,684
みんなの声 総数 10
「セルコ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • オオカミが酔っぱらって歌っちゃうとこがいい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳、

    面白かったです。

    実は似たような話は、ヨーロッパの各地に伝わっているようで、たまたま最近読んだ「こくま社の 子どもに語る グリムの昔話6」では、“おいぼれズルタン”という話で載っていました。こちらは結末がちょっと違っていて、「イヌ」は人間の友だち。オオカミは「獣」という解釈で作られているようです。
    また、同じ内田理沙子さん邦訳の「ロシアの昔話」の中にも、似たような話“まぬけなおおかみ”というのが載ってました。

    でも、2つとも人間有利な話になっていて、せっかくおおかみが犬を助けたのに……。と、ちょっと納得いかなかったんですよ〜。

    この《セルコ》は、主人公のイヌとオオカミのやり取りが目茶目茶よかったです。
    イヌは自分の立場ってものを大事にしながらも、オオカミとの友情も大切にしていて、見ていてとても納得できました。
    最後の方でオオカミが酔っぱらって、歌っちゃうとこなんか、ウクライナ地方の朗らかな陽気さが伝わってくる感じですごくよかったです。

    ワレンチン・ゴルディチュークさんの、この絵をほめていらっしゃるナビのメンバーの方がいました。
    いや〜、もともとソ連政府御用達の似顔絵画家などもやっていらした方らしいので、絵自体はとてもうまいのですが、
    私はこの犬の主人の脂ぎった人相がどうもいただけませんでした。
    話自体はとっても面白いので、機会があったぜひ、手にとって読んでみてほしい作品です。
    小学校の中学年くらいから、中学・高校生くらいの方にお薦めします。

    投稿日:2012/05/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • オオカミのイメージが変る

    オオカミが出てくると狡猾で残忍でととにかくお話に出てくるオオカミのイメージは私の中ではよくありません。

    だから、セルコが家を追い出されて、オオカミが家に戻れるように力を貸してくれると言ってもどこか信じられませんでした。

    オオカミが赤ん坊を食べてしまうのではないか?オオカミが人間や家畜を襲うのでは?

    など。

    セルコがオオカミに信頼を寄せているので、オオカミなだけに何をするかわからないから用心した方がいいのにと思ってみたりと。

    この話を読むと、オオカミのイメージが変ります。

    ご馳走を食べて酔っ払って踊り出したいオオカミなんて想像できますか?

    おもしろい昔話だなあと思いました。

    オオカミものでもこんなお話があるんですね。

    投稿日:2011/01/30

    参考になりました
    感謝
    1
  • オオカミのイメージが変わる?

    年を取った犬が飼い主に捨てられそうになったところをオオカミが助け,その恩をかえす犬のお話です.

    ウクライナの昔話で5分程度ですが短い割には起承転結もはっきりしていて,絵もきれいで集団の読み聞かせに向いていると思います.

    投稿日:2010/11/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 男の友情ですね

    息子にと思って図書館で借りて読みました。

    ウクライナの話で、絵からも文化背景が感じられます。

    感動したのは、いぬとおおかみの「男の」友情。歳を取って飼い主から追い出されたいぬが、おおかみの手助けでもとの家に戻れる、いぬはおおかみにそのお礼をする、というあまり複雑には見えない内容なのですが・・・。

    いぬが家に戻れるよう、おおかみが提案したことは、飼い主の人間を騙すこと。いぬがお返しをしようと思っておおかみを結婚式の宴にこっそり呼んだのも、飼い主に隠れて。おおかみが酔って歌い出したために、いぬはおおかみを大急ぎで追い出しますが、ここでも、いぬがおおかみを退治したと人間に思わせるのです。

    綺麗ごとじゃないのです。

    犬は生きるために必死なんです。そんな中で、信頼できる友がいる。おおかみも愉快です。人間にばれるからやめときゃいいのに、我慢できずに歌い出す。

    2歳になったばかりの息子は話の細部はまだ理解していないように見えますが、おおかみが歌い出すところ、人間から逃げるところが大好きです。そして、寝る前に「むかしむかしやって。いぬとおおかみやって!」とせがみます。熱い汗臭いこの話に、魅力を感じているのでしょう。

    いぬとおおかみからは、嬉しいことがあっても悲しいことがあっても友達とウォッカをあおる、そんなスラヴの男を感じます。うちの息子はどんな男になるのかな。

    投稿日:2010/07/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • いぬとおおかみの友情物語

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ウクライナの昔話を内田さんが書かれているので、最後まで引き込まれて楽しく読めます。
    いぬとおおかみが、互いを助けていて心が温まります。

    絵も質感があって、ウクライナの衣装や暮らしがよくわかります。
    おおかみが、たのしくなって歌を歌っているところが特に面白いです。

    小さい子どもでも楽しく読めると思います。

    投稿日:2007/09/25

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / おおきなかぶ ロシアの昔話 / じゃあじゃあびりびり / うずらちゃんのかくれんぼ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(10人)

絵本の評価(4.18)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット