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きつねのでんわボックス」 みんなの声

きつねのでんわボックス 作:戸田 和代
絵:たかす かずみ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1996年
ISBN:9784323020105
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,087
みんなの声 総数 42
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  • 電話ボックスがあるうちに

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    アナウンサーの方が朗読にこの作品を取り上げていた
    ドキュメンタリー番組を視聴しました。
    朗読の参考になるかも、と知人に教えてもらった番組でした。
    我が子が低学年の時におすすめ本にあって読んでいたのですが、
    改めて聞くと、作品の素晴らしさを痛感し、再読した次第。
    大きな活字に、漢字も少なめ、振り仮名つきで、
    低学年にはぜひ読んでほしいですね。
    夫を亡くし、かわいい盛りの我が子も亡くしてしまった母ぎつね。
    やっと悲しみが落ち着いた頃、電話ボックスで見かけた男の子に、
    親しみを感じます。
    電話の会話を聞きながら、癒されていたのも束の間。
    電話ボックスが壊れて取り外されることになるのです。
    きつねの母子のやり取りは、愛情溢れていて、それだけに、
    母ぎつねの落胆が切ないです。
    束の間の安らぎも、あっけなく終わるかに見えますが、
    ちゃんと、助けがあるのですね。
    親には親の、子には子の感じ方ができそうです。
    残念なのは、実社会で電話ボックス自体がどんどん消えていること。
    まだかろうじてあるうちに、子どもたちに紹介してあげたい、
    と思いました。

    投稿日:2010/04/16

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  • 悲しくも温かい絵本

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    子どもを亡くしたきつねは、ある日電話ボックスで、遠い町に入院中の母親に毎日電話をしている男の子と出会います。死んでしまった自分の子を少年とだぶらせつつ、きつねは少年の姿を見るのが毎日の楽しみになりました。子どもだけでなく、お母さんにもお勧めです。可愛い可愛い我が子を失った悲しみ。そして、抱けるものならこの手で子の温もりを感じたい。そんな親としての気持ちにこみ上げるものがありました。

    投稿日:2020/12/29

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  • 切ないです。

    親の私が読みました。
    涙なしでは読めませんでした。
    電話でお母さんと話したい子,その子に我が子を重ねる母きつね。
    子供の気持ちも,そして母きつねの気持ちも切ないほどに伝わっていました。
    親という立場のものが読んだら,きっと色々想いこの本の母きつねに涙してしまうのではないでしょうか。

    投稿日:2017/12/22

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  • きつねの 親子の会話が 優しい愛情があふれていて・・・・
    親子の愛のすばらしさを感じました!
    描写がきれいで 絵も優しいのです  うっとりします

    こぎつねは病気で死んでしまいました  
    お母さん狐の哀しみ    涙が出ます。 
    なみだで からだが とけてしまいそうなほど なきました    この表現にまたまた涙しました。

    山のふもとの  でんわボックスにやってくる男の子と 死んだきつねの ぼうやがダブります

    男の子のお母さんは、病院に入院していて でんわで毎日、お母さんとお話ししていたのでした。  
    仕事している おじいさんと暮らしていたので   夕方に電話をかけに来ていたのです
        
    ある時 でんわボックスがなくなる(古くなったから)       
    きつねの母さんは悲しみます、でもある時、 でんわボックスで男の子と話ができたのです   

    きつねの母さんのぼうやを思う気持ちが せつなくて なみだが とまりませんでした (ぼうやとおはなしできたきつねのかあさん  よかったね) 

    投稿日:2017/02/14

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  • お母さんの気持ち

    涙を誘われるお話でした。序盤からまさかの展開だったし、最後の最後まで切なくて、母狐が最後どうなるのか気が気でなかったです。
    自分が同じ立場だったらと思うと辛くなるような状況で、優しさに溢れた素敵な母狐であり通したことが読者としては嬉しくそしてやはり切なくなりました。
    全てを見ていたであろう電話ボックスが起こしたほんの小さな奇跡。最後のシーンで本当に心穏やかになりました。
    息子はどう感じたか分かりませんが、中学年頃に再読させたいなと思いました。

    投稿日:2016/11/01

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  • どっちも素晴らしくて

    絵本版を読んだばかりなので、物語は知っていたのですが、またも涙腺うるうる状態になってしまいました。
    絵本より物語がきめ細かくて、母さんぎつねの思いが切々と伝わって来ました。
    絵本の中でイメージが膨らんだ事を考えると、映画を観てから原作を読んだ感覚に近いかも。
    たかすかずみさんの絵も最高です。

    投稿日:2015/04/17

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  • 親子の愛情

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子11歳、女の子7歳

    母性を揺さぶられる絵本に久しぶりに出会いました。
    子を思う親の気持ちは、きっと動物も人間も一緒だと思います。
    深い愛に溢れた世界に存分に浸ることのできる絵本です。こども以上に親になった大人こそが、感動する一冊ではないでしょうか?

    投稿日:2013/01/05

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  • いいお話

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    本当に切なくて、いいお話です。
    息子を失くした母キツネが、病気のお母さんを気遣って毎日電話をかけに来る男の子を見守ります。感動して涙が出ます。
    でも、7歳の息子と4歳の娘にはまだ早かったようで・・・
    少し長めの絵本なのでもう少し大きくなってから読んだ方が母キツネの気持ちや男の子の気持ちが考えられて良かったかな、と思いました。

    投稿日:2011/03/24

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  • 切ないお話ですが、優しい余韻が残ります

    素晴らしい本です。涙が止まりませんでした。

    子を思う親の気持ち、親を慕う子の気持ち、そして親子の愛情に訪れる奇跡が描かれています。
    切なくて、切なくて涙が止まりませんでしたが、読み終わった後、心が温かくなりました。
    絵のタッチもほんわかしていて、優しい気持ちになれました。

    「ぼうやがうれしいと、かあさんはいつもうれしいの」
    そうですよね。子供が嬉しいと、親は嬉しいものです。
    それだけに、そんな可愛い子供を助けてあげられない無力さ…、親にとって、これほど辛いものはありません。
    泣き続けるお母さんぎつねの気持ちが伝わり、涙が止まりませんでした。

    ぼうやを亡くしたお母さんぎつねは、電話ボックスへやってくる男の子をみつけます。
    その男の子に亡くなった坊やを重ねてしまうお母さんぎつね。
    男の子は遠くの町で入院している母親と話がしたくて、毎日電話をしに、電話ボックスにやってくるのです。
    ある日、電話ボックスが故障してしまいます。お母さんとの電話を楽しみにしている男の子が悲しむと思いやったお母さんぎつねに奇跡が起こります。
    そして、そんなお母さんぎつねのために、壊れたはずの電話ボックスにも奇跡が…。

    子供を亡くした悲しみは簡単に癒えるものではないと思います。でも、泣いていてばかりいても、亡くなってしまったという事実を変えることはできません。
    そういった時、もうひとつの事実に目を向けてみませんか…と、この本は教えてくれます。
    子供が沢山プレゼントしてくれた楽しい思い出、温かな気持ち、そして抱きしめた時のぬくもりを…。

    最後に電話ボックスにともった灯りは、優しい余韻を残してくれました。

    何度でも読みたい本です。そして、多くのお母さんに読んで頂きたい本です。

    投稿日:2010/11/04

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  • 涙、涙…

    山奥には仲の良い狐の親子が住んでいましたが、ある日、子狐は死んでしまいます。涙で体が溶けてしまいそうなほど泣いた母狐は、ある夕暮れ、でんわボックスに小さな人間の男のがいるのを見付けます。男の子は、遠く離れたところに住んでいるお母さんに電話をかけていたのです。毎日電話をかけにやってくる男の子を見るのが、狐の楽しみになりました。ところがある日、でんわボックスが故障したとの張り紙があり…。
    心がとても温かくなる本です。私は母狐の子を思う気持ちに涙、涙で、最後を普通に読めませんでした。人間の男の子も、子狐もとても愛らしくて、これだけで泣けてきます。でも娘には微妙なお話だったようで、2回目以降、自ら読んでと言ってきません。母親と別れるという設定が、悲しくて嫌なのかも知れません。もう少し大きくなったら、また読んであげたいと思います。

    投稿日:2010/04/19

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