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NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)自信を持っておすすめしたい その他の方の声

NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス) 作:石浦 克
出版社:JVCネットワークス
税込価格:\1,760
発行日:2020年04月
ISBN:9784863031890
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,082
みんなの声 総数 46
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  • モノとしての美しさ 受賞レビュー

    ビクターのロゴでおなじみ蓄音機に耳を傾ける犬のお話。
    よく目にするデザインだったので、何かしらの意味があるとは思っていましたが、まさかこんなストーリーがあったとは。

    私の趣味が音楽なので時々レコードを探しに行きます。
    レコードは中古が多いのですが、このレコードは誰かが何度も聞いて、さらに誰かの手に渡って、そうして私の手に渡って、そうやって巡り巡るものなのかなと思うと1枚のレコードにも歴史の深さを感じます。
    このレコードを聴いてきた人たちもこの絵本にもあるように家族でゆったりと聴いてたのかな、なんて思ったり。

    モノが人と人の繋がりとなるのは人だけじゃなくて犬もそうなんだな、ニッパーも家族として接してもらえたんだなって思うとグッときました。

    いまは電子書籍やサブスク音楽配信と便利な時代ですが、モノとしての美しさはいつの時代になってもなくなってほしくはないです。


    絵本もレコードと同じように何世代もにわたって楽しめるものだなって思いました。
    そしてこの絵本もそういう風になってほしいな、って思います。

    投稿日:2020/06/01

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  • 部屋に飾っておきたくなる、素敵な絵表紙だなあと思い読み始めました。それが、あの懐かしいVictorのロゴマーク、蓄音機と犬にまつわるお話だったなんて。子どもの頃、いつも目にしていたロゴマークに、こんなにも深く感動的な背景があったことを、初めて知りました。
    幸せな家族が、主の死によってばらばらになってしまい、主の弟に引き取られた犬のニッパーも、元気がなく、ふさぎ込む日々…。そんなある日、懐かしいご主人様の声が聞こえてきたのです。声のもとに駆け寄るニッパー。そこには、一台の蓄音機がありました…。
    今まで、特に意識することもなく見てきたロゴマークが、この絵本を読んだあとに見ると、蓄音機の前にちょこんと座り、耳を傾けているニッパーの姿が、とても可愛くて愛しくて。そして、これがきっかけで、ばらばらだった家族が、またもとのように、みんなで一緒に暮らせるようになるという素敵な物語が、温かく心に沁みてきます。
    ご主人に愛され、ご主人を誰よりも慕っていたニッパー。家族みんなの温かで穏やかな暮らし。日々を丁寧に紡いでいたならば、困難なことが起きたとしても、きっとまた前を向いて歩き出せる日がくるのだと、ニッパーが教えてくれているような気がします。今日この時の生き様が未来に繋がっていくのだと…。
    今日も、笑顔で穏やかに過ごせますように。

    投稿日:2020/05/28

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  • ポケモントレーナーみゆきです。
    この本は、表紙のイラストに惹かれて即決で読もう!と思った1冊です!

    この絵本は、実話をもとにして描かれているのも特徴です!
    タイトルでもある「ニッパー」は、実在した犬の名前です。

    一緒に暮らした家族への愛や、大好きなご主人様への忠誠の心などを感じます。
    このニッパーが題材となった絵画が有名になり、離れ離れになっていた絆を繋ぎ戻すきっかけにもなったそうです。

    いまや世界中から愛されている賢い犬「ニッパー」の物語。
    是非読んでみてください♪

    投稿日:2020/05/15

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  • イギリスのお話です
    ビクターの犬と蓄音機の絵を以前から親しんでいましたので

    こんなお話があったのだとおもいました

    家族と 犬のニッパーは みんなで 蓄音機から流れる音楽を聴くのが 楽しみでした
    とても 平和な いい光景です

    それでも、ご主人が病気で亡くなり、お母さんも病で 子ども2人は孤児院に預けられます。

    ご主人の弟に預けられたニッパーは 音楽を聴き 楽しかった家族を思い出すのです 
    音楽が、心を繋いでくれていたのですね

    絵描きの弟が書いた ニッパーの絵は「ご主人の声」(His Master’s  Voice)

    有名になり  今もなお 人々の心に生きています

    優しい お話に 癒されました
    音楽の力を感じました!

    投稿日:2020/05/12

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  • おどろきました

    見慣れたロゴに、こんな真実があったとは!と驚きながら読みました。今までは、ただ、かわいいと思っていた犬の姿に切なさを感じましたが、その後の家族の行く末をしって、感動しました。犬がつないだ絆ですね。知ることができてよかったです。あわい色合いの絵も素敵でした。

    投稿日:2020/05/10

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  • よく目にしていたロゴのワンちゃん

    CDショップのHMVや音楽関連の企業のロゴなどで、よく目にする蓄音機と犬の絵が、まさか実在の犬がモデルだったとは知りませんでした。

    このワンちゃんはニッパーというワンちゃんで、亡くなってしまった飼い主の声が聞こえてくる蓄音機に耳を傾けている姿だそうです。

    飼い主の声を懐かしそうにいとおしそうに聴いているようすが良く描かれていて話題になったのも納得です。

    この絵本のイラストもレトロ感があり、ロゴから受ける印象を継承していてお洒落な色調なので、音楽好きな大人にも喜ばれそうです。

    投稿日:2020/05/10

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  • 胸を締め付けられる思い

    • ぐるさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛媛県

    あの有名なワンちゃんが
    何を聴いているかなんて考えた事もなかった。
    実話のエピソードに胸を締め付けられる思いがしました。

    家族の一員として大切にされていたラッセルテリアのニッパー。
    彼のお気に入りは、家族と一緒に蓄音機で音楽を聴く時間。
    ところが不幸な出来事によって、家族がバラバラになってしまいます。画家のフランシスに引き取られたニッパーが蓄音機で聴いたものは?

    フランシスの家で蓄音機を聴きながら、ニッパーが様々なことを思いだすページが一番心に残りました。
    淡い色彩で単純とも思えるイラストが、想像力を掻き立てます。
    てっきり海外の作品かと思っていましたが、作者が日本人ということで驚きました。エキゾチックな作風です。

    自分の大切な人や、大切なペットに思いを巡らしながら静かに眺めていたい感動の絵本です。

    投稿日:2020/04/30

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