新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

はまべのいす自信を持っておすすめしたい ママの声

はまべのいす 作:山下 明生
絵:渡辺 洋二
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,388
発行日:1979年
ISBN:9784251030016
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,292
みんなの声 総数 5
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  • 大人になって読んでみると・・・

    浜辺に忘れられた白い椅子。

    病室からその椅子をみつめるひろくん。


    その椅子は一日のうちになんども顔を変えます。
    朝日に照らされた椅子、夕日、腰掛ける人たち。

    そして、その椅子にひろくんは
    「あしたは げんきになって、ぼくが あそびにいくからね!」
    と話しかけます。

    明日こそは元気になって、遊びにいくというひろくんの願い。

    浜辺におかれた椅子と病室のひろ君。
    子供にはそこまで理解は出来ていなかったかもしれませんが
    最後まで聞いていました。

    投稿日:2009/11/11

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  • 椅子に託す明日の希望 

    砂浜に忘れられた白い椅子、病室から椅子を見つめるひろくん。朝には太陽が椅子をばら色に照らします。ページごとに海辺の色がパッと変わり、海の表情が一つだけでないことに驚かされます。

    ひろくんは浜辺の椅子を眺めながら「あしたは げんきになって、ぼくが あそびにいくからね!」と椅子に話しかけます。ひろくんにとって、椅子は明日への希望を託す存在であることがわかります。

    病院に入院する子どもという設定に大人である私は少しドキッとしました。話自体は病気のことには触れておらず、ひろくんが眺める海辺の楽しい風景なので、暗い話ではありません。病気で動けない時には、いつかは自分も動きたいという願いをこめて、病室から見える何かに自分の明日を重ね合わせるものなのかもしれないと思いました。

    病室で過ごす子どもの心象風景が豊かに描き出されています。海辺に寄せ返す波のように、静かな感動がじわじわとやってくる絵本だと思いました。

    投稿日:2007/07/06

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