初めのページは雪がピューピューふいている外。
とっても寒々とした雪の日を思い出しました。
私も雪国に住んでいたころ、吹きすさぶ薄暗い外を窓から覗いていたものです。
この1ページだけで小さいころへ連れて行ってくれた・・・この本の惹きこむ強さを感じました。
そして次のページ・・・
一変して暖かな部屋が現れました。
そりを作ったり、ゲームをしたり。
部屋の暖かさと同時に家族の温かさまで出ていました。
そして今度は明るい外でそりすべり。
息子は草の中につっこんでしまったさっちゃんが気になるようで、一生懸命指差して「あっ、いたいた!!」って。
そしてそして夜、降り出した雪・・・
雪国の一日がうまくぎゅっとつまっている絵本。
読み終わった後、余韻に浸れました。