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あしたが きらいな うさぎなかなかよいと思う みんなの声

あしたが きらいな うさぎ 作:高橋久美子
絵:高山 裕子
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,485
発行日:2020年05月26日
ISBN:9784867160169
評価スコア 4.39
評価ランキング 13,814
みんなの声 総数 37
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  • いじめっこ

    主人公のウールちゃんをなにかとからかう子が登場するのですが、ウールちゃんがそもそも自分の毛がモフモフすぎるとコンプレックスを抱くようになるのも、その子が頻繁にからかうせいだと思うんです。

    そうなると、この絵本はコンプレックスのお話というより、いじめがテーマな気がします。しかも、こんなに小さな子たちなので、明らかにからかう子もそんなに悪気はなさそうです。

    いじめっ子はたいてい「いじめてるつもりはなかった」と言うのですが本当なんでしょうね。そこがまた、根深い問題です。悪気などなく、ただ思ったことがすぐに口から出ちゃうんでしょう。
    言われた側は傷ついたり、もうその子に会いたくないと思ったりして「明日なんかこなきゃいいのに」と悩みます。
    とても切ないですね。

    この絵本では、星の神様がウールちゃんのモフモフな毛を長所に変えてくれますが、ほかの子やお友達が解決の糸口になってくれたら、もっとよかったのになと思いました。

    絵本ならではのファンタジックで夢のあるラストではありますが、もう少し現実味があるとよかったかなと思います。

    投稿日:2020/06/01

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    2
  • 親としてできることは…

    誰しもひとつくらいはコンプレックスがあるものです。娘たちもいつかその壁にぶつかるかもしれません。だけどそれをからかう子がいたり違いを指摘する子がいなければ、「あしたがきらい」になるまで思い悩むことはないかもしれません。

    違いを認めること、個々を尊重すること、それは簡単なようで本当に難しいことですが、それが当たり前のこととして認識できる環境の中で子どもたちには育っていってほしいと願います。

    そしてコンプレックスに思い悩む子に、救いの一声や人生を変える出会いがあるといいなと思います。

    自分は自分だと胸を張っていられるように、親としてできることを今一度考えるきっかけになりました。

    投稿日:2020/09/07

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    1
  • みんなと違うことって

    みんなに馬鹿にされると、自分の姿が嫌でたまらないモジャラビット・ウールは、明日が来なければ良いと思いました。
    そのために眠りたくないという気持ちを持ってしまったけれど、心の病にまでならずに良かったですね。
    この絵本のようにうまくはいかないけれど、自分を受け入れることの大切さを感じました。

    投稿日:2020/08/11

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    1
  • モジャラビットという苗字からして、家系的にはくせっ毛なのかしらと思いきや、パパもママもつやつやストレート。「あら、ママはパーマあててたのよ」みたいなオチもなく、そりゃ悩むよね、と思いました。とにかくネーミングが突っ込みどころ満載でほんと面白かったです。ウールちゃん、お悩みのところクスクス笑ってしまってホントごめんなさい。

    「あしたが来なければいいのに」って思うこと、確かにありますけど、こんな幼稚園に通うような小さな子が言うなんて、切なすぎん??って最初ショックでした。でも、小さな子供の世界はまだ小さくて、ちっちゃな悩みがすべてを覆い尽くしてしまったりするんだったなぁそうだそうだ、私も悲劇のヒロインになりたがったわ、と昔々を思い起こしたりしました。

    もし、うちの息子たちのハートがちっちゃな悩みに覆い尽くされて、私がそれに気づけなかったらどうしよう。やっぱりウールのママのように「あなたがそばにいるといいわ」って、愛を伝え続けて行くことが大事なのかなと思いました。悩みに悩む時間も大切に過ごさせてあげたいなぁ。

    そのうち勝手に「なんだ、おれ、かっこよかったんやん」って立ち直ってくれたりすることに期待です(笑)

    投稿日:2020/06/24

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    1
  • ウールに共感

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    主人公のウールが、自分のモジャっとした毛並みをからかわれてしまう場面は、身につまされました。
    私も小学校の時、くせ毛がひどくて大変な思いをしたからです。
    ちょっとしたことをきっかけに、コンプレックスが克服できれば、ラッキーです。
    それと、アデルのように、面白半分で他人のことを傷つけてしまわないように、気をつけようと思いました。

    投稿日:2020/06/18

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    1
  • 明日が好きに

    • かやかーかさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    モジャモジャな毛を友達にからかわれたウール。友達に会いたくないからと明日が来ないでほしいと祈ります。

    お母さんもお父さんもウールの毛は暖かくてかっこよくて大好きなのにというシーンがとても心に残りました。親はどの子のどんな所も愛しているのに、現実も一緒で子どもの世界では友達の存在が大きくすべてなのだなと思い、切なくなりました。

    最後にはモジャモジャの毛だからこその素敵な事が起こります。
    これを読み終えたとき息子は「ぼく明日が好きだよ」と言っていました。
    ウールも明日が好きになったに違いありません 。

    とても心に響く絵本でした。

    投稿日:2020/06/17

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    1
  • なんともちからのぬけるかわいいキャラクターたち

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子14歳、男の子11歳、男の子1歳

    おとなはきっとだれもが覚えのある、そして小さなこどもたちはいつか経験することなんじゃないかなあ。
    上の子たちのことを思い出して、私がハラハラしながら読みました(笑)。
    それにしてもコンプレックスをチャームポイントにするアイデアはこどもたちの方が豊富なんでしょうね。
    おとなはそこを手を出しすぎずに見まもり、手伝えると素敵ですね。
    また、登場する動物たちのクスッと笑える名前や温かみのある絵がほっとしてあったかかったです。

    投稿日:2020/06/13

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    1
  • 個性を大切に

    ウールの毛はごわごわしていていろいろくっついてしまいがち。
    幼稚園で友達にからわかれたり、馬鹿にされたりして、「あしたがこなければいいのに」と思う気持ち、わかるな〜と思いました。
    でも、ほしまつりの日にウールの毛で星をつかまえることができ、友達と仲良くなるきっかけとなったので良かったです^^
    個性を良い方向に生かすことは、本人にとっても周囲の子にとっても喜ばしいことだなと思いました。

    投稿日:2020/06/12

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    1
  • 短所を長所に。

    自分の小さい頃を思い出す作品でした。
    幼稚園に毎日行きたくなくて明日になって欲しくありませんでした。
    わたしの場合は、男子よりも大きい身長を気にしていました。背が高くてかっこ良いねと言われてから気にならなくなりました。
    主人公のウールももじゃもじゃな毛が気になっていやーな気持ちになっていたけど、星を毛で捕まえたことですごいってなり嫌だった毛が大好きな毛に変わりました。
    自分にとって短所でもまわりから見たら長所になる。
    親が誇らしげに言ってくれても納得できないけど、友達に馬鹿にされると落ち込んでしまう。自分の親の意見より友達の意見の方がささるのは、家族は圧倒的に味方だと分かっているからだと思いました。
    最後にウールがプラスの方向に考えられるようになってよかったです。

    寝たくなくてでも寝てしまう。
    クリスマスの夜の葛藤を思ってしまいました。

    投稿日:2020/06/09

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    1
  • ちょっと切ない&ほっとしました

    タイトルも内容もちょっと衝撃、というと大げさかもしれないですが子どもにとって「明日が来てほしくない」という感情はとても重いものだと思います。読んでいる僕も毛がふさふさしていていいじゃないか、羊の友だちもいることだし(笑)、と思いながら読みましたが、本当に子どもたちはちょっとしたことでマイナス(と思っていること)がプラスに変わるんだなーと結末にホッとしたのでした。余談ですが、登場人物のネーミングは子どもにはちょっとわからないかもしれないけれど、大人がクスッとしてしまうものばかりでした。

    投稿日:2020/06/05

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