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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

中国の昔話 九色のしか」 ママの声

中国の昔話 九色のしか 文:リン・シュウスイ
絵:リャオ・ジャンホン
訳:宝迫典子
出版社:あかつき教育図書
税込価格:\1,760
発行日:2020年05月
ISBN:9784867020296
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,609
みんなの声 総数 5
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  • 中国の昔話、と副題にありますが、
    不思議な題名と、古代シルクを模したという背景色にオーラを感じました。
    台湾の作家コンビによる作品です。
    実は、敦煌壁画に描かれた、ブッダのエピソードが基になっているようですね。
    神々しい鹿の姿は、そこからにじみ出ていたのでしょう。
    語り手は、何と一羽の鳥。
    こちらも神鳥のようで、日本に伝わったヤタガラスにあたるそう。
    道理で、未読のうちから、吸引力があったわけです。
    ある薬草取りのエピソードです。
    美を求める王妃の命により、薬草探しに出かけるのですが、
    川に落ちたところを九色(くしき)の鹿に助けられるのですね。
    ところが、このことを口外しないよう言われていたのに、
    欲にくらんで王妃に口を滑らせるのですね。
    神々しい鹿が、すごい存在感です。
    その教訓が身に沁みます。
    その背後にブッダの教えが立ち昇るように感じました。
    小学生くらいから大人まで、しっかりと感じてほしいです。

    投稿日:2020/07/10

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