もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

アンナの赤いオーバーなかなかよいと思う みんなの声

アンナの赤いオーバー 作:ハリエット・ジィーフェルト
絵:アニタ・ローベル
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1990年12月
ISBN:9784566002883
評価スコア 4.79
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  • 戦争の後、娘にコートを作ってあげたかったママのお話。自分のもつ大事なものを次々に、宝石や食器と交換に、毛をもらったり、つむいでもらったり、染めてもらったり、、、としていき、やっと最後に赤い綺麗なコートになります。

    今の価値で言うと、宝石をいくつも手放して、コートにするのはちょっともったいないと思うけれど、子供を暖かく、そして明るい気持ちにするために大切なものをたくさん手放す母親の姿が、オ・ヘンリーの時計と櫛の話のようで、感動的でした。

    しかも最後に、クリスマス祝いでパーティに全員、コートを作った人をよんで料理をふるまうなんて、、、、戦争でお金がないところなのにいいのかなあ、食材を大切にしたほうが、、、といろいろ勝手に心配しましたが、とても心が広いのだなあと思います。

    掲載日:2014/10/26

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  • 一枚のオーバー

    たった一枚のオーバーを手にいれるまで、とても長い時間と、たくさんの人の手間がかかっていましたね。
    「欲しい」と思ったら、なんでもすぐに手にはいることに慣れてしまっている私達には、驚くばかりでした。
    きっと、こういった背景があるから、「物を大切に」という気持ちもうまれるのでしょうね。

    掲載日:2013/12/07

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  • オーバーに込められたみんなの思い

    「戦争が終わったら新しいオーバーを買ってあげよう」と約束したお母さん。
    戦争は終わったけれど、店はからっぽ、お金もない。
    だけど、お母さんはアンナに1年かけて約束を果たします。
    金時計と交換に羊の毛を手に入れ、ランプとひきかえに羊毛を毛糸に紡いでもらい…。
    お母さんは身の回りの物と交換にオーバーを形にしていきます。
    アンナと一緒に赤く染めた毛糸は、これ以上ないと思えるほどの赤。
    オーバーを作るのに関わった人たちと一緒に開いたクリスマス。
    アンナにとってはこれ以上ないクリスマスでしょう。

    さりげなく描いているけれど、良く考えると重いお話なのですよ。
    表に出てこないけれど、戦争で荒廃した暮らし。
    お母さんはオーバーのために財産を削って行く。
    1年たってやっと普通の生活になってきたようですが、お父さんはいない。
    アンナにとって赤いオーバーはいろいろな思いが込められた衣服になったと思います。
    もう少し戦争が顔を出しても良かったのでは。
    しあわせ感いっぱいで受け取ってしまったら、オーバーの色は少し褪めてしまうのではないかと思います。

    掲載日:2010/12/20

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  • じわりと感動しました

    • たりさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    読みながら自分も考えさせられました。
    物が簡単に手に入ると言う事がどれほど貴重な事なのか。

    読み終わった後娘の顔を見たら、かすかに目が潤んでいました。
    彼女はそれから何度も自分で読み返して、今もとても大事にしています。

    読んだ後も感動が染みてくるそんな絵本です。

    掲載日:2008/12/23

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  • 戦争が終わったら、オーバーを買ってもらう約束をしたアンナ、だけど、町には物もなくって、家にはお金もなくって・・・

    そんな、冒頭部分で、「重い」話を想像したのですが、お話は、想像に反して、さわやかに進んでいきます。
    どんなときも、前向きに問題を解決していく、この親子にとても共感します。出てくる人は、みんな温かい。
    それは、物がなくても、戦争が終わって、これからみんなでよい世の中を作っていこうという、時代の活力まで創造させてくれます。

    赤いオーバーを手に入れるために、なくしたものもたくさんあるのですが、手にしたものの方が、何百倍も大きかったことでしょう。

    クリスマスの時期に、是非読みたい絵本です。

    掲載日:2008/11/04

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  • 物を大事に・・・

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    戦後の物のない時代に、アンナの母親がオーバーを買ってあげようと、
    物々交換しながらオーバーをプレゼントしてあげるお話です。
    オーバーを作るのに、毛糸の原料の羊の毛から集めていくのだから、
    大変な時間と労力がかかります。
    今の時代でしたらそんな悠長なことしませんよね。
    でも、欲しいものを長く待ってやっと得られた時の喜びは、
    物を大事に使うという気持ちを養う上で、
    とても重要なことだとこの本は教えてくれています。

    掲載日:2007/09/28

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  • 自然に生まれる愛着と感謝

    母は娘にオーバーを贈ろうと考えます。まず最初に毛糸を作るために羊毛を手に入れることを考えます。インターネットで物が簡単に手に入る現代の感覚からいくと大変気の長い話です。物々交換により、最後にはオーバーを手に入れます。1つのものを作る過程で親子はいろいろな人と出会います。オーバーを通して、仕事と人に対する感謝の気持ちが浮かびあがっているように思いました。作られる過程から自然に生まれる愛着と感謝。物あふれる現代で忘れかけていた新鮮な喜びを感じずにはいられません。古くなったオーバーは青です。最後に手に入れるあたらしいオーバーは真っ赤
    です。質感のあるふたつの色が美しく印象的です。

    掲載日:2005/05/29

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  • わすれられない

    • たま5さん
    • 20代
    • その他の方
    • 茨城県

    小学生のころ買ってもらった絵本。
    今だに覚えています。
    苦労して徐々にオーバーに近づいていくわくわく感が読んでいてどきどきしたのを覚えています。
    特に、糸を染色するシーンがなぜか忘れられないです。
    苦しい時代の小さい町のほんの小さなお話だけれど、ふと思い出す懐かしい思い出のお話です。

    掲載日:2004/01/15

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  • アンナがすてきな赤いオーバーを手に入れるまでのお話。
    「戦争が終わったら、新しいオーバーを買ってあげようね」。去年の冬、お母さんは言ったけれど、戦争の終わった今、お店にはオーバーも食べ物もなんにもないし、お金だってない。
    お母さんは考えて、家にあるいろいろな物を交換してオーバーの材料を手に入れようとする。
    オーバーができあがるまでの過程が、四季を通して語られている。
     この間に、アンナは大きくなった。表紙見返しの青いオーバーを着た小さなアンナが、裏表紙見返しで新しい赤いオーバーを着た少し大きなアンナになっている。その表情からも、大きくなったのが体だけでないことがわかります。

    何でも簡単に手に入ってしまう時代、待つことの大切さがほんのり伝わってくる絵本です。

    掲載日:2002/08/29

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