じーっと相手の話を聞くことが苦手な子ども達に、聴いて欲しくて、声の抑揚たっーぷりに読んでみました。
すると、トロルが出てきたとき、大きながらがらどんが出てきたとき、トロルが倒されたとき、どんどん子ども達が釘付けになっていくのが見えました。
読み終わると、はじめのページをめくって「トロルはー(どこに隠れてるの)?」と必死で聞いてくる子、「おおきいの いちばん つよいよ!」と興奮して伝えてくる子、帰りの図書館で自分からがらがらどんを借りたいとママにお願いする子…
絵本を選んだ者としては、この上ない喜びでした。