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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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一つの花自信を持っておすすめしたい ママの声

一つの花 作:今西 祐行
絵:鈴木 義治
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,925
発行日:1975年
ISBN:9784591005484
評価スコア 4.83
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  • 幼い頃から知る戦争のこと

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子1歳

    小学生の時国語で習った、戦争のお話を改めて絵本で幼児の我が子にも読み聞かせしました。食べたいものもお腹いっぱい食べられず、お父さんを亡くしてしまいます。
    そんな子どもがたくさんいた時代があった。
    物で溢れる令和の時代からかけ離れた過去のことが、我が子に伝わるだろうか?と疑問でしたが、子どもなりに、受け止めることができたようです。

    投稿日:2022/07/13

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  • 切ない時代ですね。

    親の私自身も飽和時代に生まれ育ち、戦争中の食糧難や貧しさ
    は遠いものとして生きてきました。
    そんな親が育てているのだから、現代の子供達の多くはこんなひもじさなんて想像もつかないと思います。
    「一つだけちょうだい」とせがむことが当たり前の時代、切なく悲しいな〜と感じました。
    そして、そんな幼い子供を置いて戦地へ向かう父親。
    帰ってくるかもわからぬそんな夫を見送る母親。
    なんて、胸が苦しくなるやるせない時代だったのでしょう。
    今のありがたさをかみしめて、もらった命を大切に生きていかないとですね。
    親子で読みたい絵本でもありました。

    投稿日:2019/08/02

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  • 長い時を経てもう一度読むと良い

    この一つの花は私が小学校の時に、国語の授業で取り組んだものです。
    そして、二人の我が子の時にもやはり、このお話は教材として残っていました。

    当時、小学生だった私は、記憶としては
    「戦争は絶対にしてはいけない」
    「お父さんいなくなって可哀そう」

    そんな感想を持ったと思います。

    長い時間を経て、再び出会ったときは、子どもの音読で聞きました。
    そして、その時改めてこの絵本が胸にしみて涙があふれてきました。

    大人になってからの自分は、やはり幼い子を残して、戦地へいってしまうお父さんの思い、そして母の思い・・
    そして無邪気に笑う娘。

    自分が実際に母になってから抱く気持ちは昔とはまた違っていました。

    どんなに時代が流れても・・このお話は語り継がれなければなりません。

    投稿日:2017/06/26

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  • 戦争

    読みながら、「母が小さかった頃(正確には母の兄が小さかった
    頃だと思う。母は終戦の年に生まれているので)は、こういう感
    じだったのだろうなあ」と、昔、母方の祖母から聴いた話などを
    思い出していました。
    戦争は絶対だめですね。みんなが、「一つだけ」などと言わずに
    おいしいものをお腹がいっぱいになるまで食べられる、そんな世
    の中であってほしいと思いました。

    娘は「ゆみ子が、おとうさんの顔をおぼえていない」「おとうさん
    があったことも、あるいは 知らない」ということがとても不思議
    だったようでした。戦争ということも、理解できていなかった
    ですしね。
    なので、父方の祖父が戦争で亡くなったこと、母方の祖父も戦争で
    片耳が聴こえなくなってしまったことなどを説明したりしました。
    娘も、戦争はあってはならない・・と、思ってくれたと思います。

    投稿日:2014/01/21

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  • 物や命の大切さを教わります

    物がありふれている時代に、戦争の頃の話をしても
    ピンとこない様子でした。
    おやつもなく、普通の食べ物がとてもありがたかった
    ときの話。大好きな家族とも離れ離れになる辛さ。
    息子にはどれもピンとこない様子でしたが、
    自分に置き換えてみると、神妙な顔で聞き入って
    いました。
    読み終わると、どうしてどうしてとこの時代のことについて
    いろいろと知りたい様子でした。

    投稿日:2010/01/04

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  • 戦争のいたみは語り継ぎたい

    各社教科書に何年も載り続けているこのおはなし。
    聞いたことがない人はいないくらいに
    なってきているのではないでしょうか。
    戦争で爆弾が落ちるようなシーンが出てくるわけではないけれど、
    戦争のやるせなさ、戦争はいけないというメッセージが
    ひしひしと伝わってくるおはなしです。
    娘が生まれてから、とくに平和には
    関心があります。
    これからどうなるかわからない世の中、
    でも、原子爆弾を落とされた国として
    戦争の悲惨さ、悲しさを語り継がなくては
    いけないと思います。
    絵本は、そういう気持ちを子どもに伝えるためにも
    とても大切です。
    この不況の折ですが、出版社さんには
    絶版にしないで大切に売りつづけていただきたい一冊です。

    投稿日:2009/03/27

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  • 一つの・・・

    日本は戦争の真っ直中で食べ物も不足していて、
    いつもおなかをすかしてオニギリをねだる幼い我が子、ゆみこ。
    そんなゆみこが初めて覚えた言葉は「一つだけ・・・」でした。
    戦争によって貧しい生活が続くなか、父はゆみこのことを
    「この子は、一生、みんなちょうだい、山ほどちょうだいと
    いって、両手を出すことを知らずにすごすかもしれないね。」
    と不憫に思いながらめちゃくちゃにたかいたかいするのです。
    とても切ないですね。
    そんな父は「一つだけ」とオニギリをねだるゆみこに、
    コスモスの花を一つ手渡して出征しました。
    この「一つの花」に、無事に帰れるかどうかもわからない
    けれども、お母さんとゆみこがいつまでも幸せに
    過ごせますように。と、たった一つだけ咲いていた
    ちいさな花の命に、父の大切な一つの願いを込めて
    渡したのかな?と胸があつくなりました。

    このお話しは、私が小学生の時に教科書を通して
    巡り会ったお話しですが、平和の尊さが一つの家族を通して
    しっかりと伝わるお話しです。
    是非、平和学習などの時にでもお子さんと一緒に読んでみて下さいね。

    投稿日:2008/10/02

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  • 一つだけちょうだい

    私が小学生の時に教科書で知ったお話です。
    終戦の日にふと思い出して図書館で探したら
    この絵本が見つかり 懐かしい思いで読みました。
    戦時中の食べ物が豊富になかった時代のお話です。
    小さな女の子ゆみこは「一つだけちょうだい」が口ぐせになるほど
    いつもひもじい思いをしていました。
    そんな時お父さんが徴兵されることになり見送る家族の様子に切なくなります。
    この時代にこういう光景がたぶん何万もの家庭で繰り広げられたのだなあとこの絵本を読んで実感しました。
    夫を父を兄を弟を見送る家族の気持ちはいかばかりだったかと思います。
    数年前に亡くなった祖父も戦争経験がありました。
    祖父が戦地に赴いているときにちょうど生まれた伯母は
    祖母が祖父の帰りを待ちわびる思いで「まちこ」と命名したのだというエピソードを聞いて胸が締め付けられるような気持ちになりました。そして同時に祖父が無事に帰って来れて良かったと思いました。いつどこで戦争が起きてもおかしくないほど世界には緊張感が溢れています。それぞれ人たちのこういう体験や思いを戦争を知らない世代に是非伝えて行ってほしいなあと思います。

    投稿日:2007/08/21

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