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絵で読む 広島の原爆」 ママの声

絵で読む 広島の原爆 作:那須 正幹
絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
税込価格:\2,860
発行日:1995年
ISBN:9784834012651
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,331
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  • 永久保存版の貴重な絵だ!

    • はなしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子13歳、男の子11歳

    普段は、とても楽しいお話を書いていらっしゃる那須さんが、文章を書かれていることに非常に驚きました。
    広島に住んでいた方だったのですね。
    息子も、ちょっと驚いた顔で興味深げに、この真面目な絵本を見つめていました。

    長い年月をかけて、作られただけに非常に高い完成度に驚きました。
    大人にとっても、非常に興味深くじっくりと読むことが出来ます。

    原爆体験者でない西村さんが、こんな細密画を描かれたことに敬意を表したいと思います。
    相当に綿密に取材をしないと、こんな絵本は描けなかっただろうし、それだけ魂がこもっているのを感じます。

    この絵本は、貴重な資料にもなる永久保存版です。

    投稿日:2011/08/04

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  • 貴重な核問題資料

    タイトルに「絵で読む」と書いてあるように、見開きのページ全体に
    大きく描かれた絵を見るだけで、状況が読める作りになっています。

    西村繁男さんが絵を描かれているので、描写がとても細かいです。
    しかも大型絵本ですのでとても迫力があり、ページをめくっていくうちに、
    まるで写真や当時の映像を見ているかのような錯覚に陥りました。

    この本の絵には、生存者の証言を元に再現された広島の町、そして
    そこに暮らす人々の様子が描かれているのだそうです。
    この絵の下絵を見た被爆者の方が、「平和教材なのでしょうが、私には
    懐かしい風景です」と語ったという記述があり、心が痛む思いがしました。

    見慣れた町が、住み慣れた町が、人も家も景色も何もかもが一瞬にして
    変わってしまう現実。それが、この一冊に表現されていると思います。

    ところどころに、核兵器の原理、放射線障害、原子力発電などの細かい
    知識や解説があり、貴重な核問題資料だと思います。

    実はこの本、東北関東大震災後に子どもが学校で借りてきました。
    以前から原爆について多少興味を持っていることは知っていましたが、
    まさかこのタイミングで借りてくるとは・・・。

    これを機に、原子力発電についての解説を親子で読み、原発についての
    知識を深めていけたらと思っています。

    投稿日:2011/03/15

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  • 世界中の子供たちに知ってほしい

    サイレンが鳴ったとき子供が「あれはなんの合図?」と聞いてきました。テレビでは多くの人が黙とうをささげていました。これをきっかけに子供は、原爆を知りたがるようになりました。難しいテーマですが、子供の興味を大事にしたいと思いました。司書さんが「小1の子供さんは、ショックを受けるかも」とおっしゃりながらすすめてくれた本です。子どもは絵をじーっと見ていました。私も説明はしませんでした。読み終えて、子どもはひとこと「こわい」と言いました。この本には歴史的なことや科学的な面からも、核のことをくわしく書いてあるので大人にとっても参考になります。広島の空に消えてしまった多くの方々の絵を見ると涙がでてきます。語り部のかたの言葉が心に突き刺さりました。「残酷なものを記憶していると生きていけない」「話せるのは語れる内容だから、つらすぎて語れないことがある」。この本を世界中の子供たちにも読んでもらいたいなと思いました

    投稿日:2007/08/22

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    1
  • 原爆の恐ろしさがよく伝わりました

    小学生の娘と一緒に読ませていただきました。娘と読むはじめての原爆を扱った絵本でした。
    原爆が落とされる前の広島の町の様子から描かれていたため、原爆が町をどのように破壊したのか、どれほど恐ろしいことが起こったのか子どもによく伝わったようでした。
    非常に良い絵本だったと思います。

    投稿日:2024/02/29

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  • 戦後70年という節目の2015年。
    戦後60年の1995年に出版されたこの絵本を
    あらためて読む機会に恵まれました。
    第二次世界大戦や、太平洋戦争のことって
    社会で習ったといってもそれはほんの一部にしかすぎず、
    大人になって、何も知らない自分に愕然とします。
    この絵本は原爆をテーマに、広島原爆投下を
    きちんと歴史ととも『事実』として編集されています。
    実際に被爆された那須さんの克明な記述と、
    実際に広島に1年ほど住み込んで取材されたという画家の
    西村さん。
    戦争を知らない私たちができることは
    子どもたちにこういう本をきちんとタイミングよく
    手渡し、いっしょに学び考えることだと思います。
    目を背けていてはいけない歴史です。
    もう二度と戦争が起こらないように。
    広島や長崎のようになる場所が出ないように。

    投稿日:2015/05/19

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  • まず読んでほしい一冊

    6年生の息子のこの夏の宿題が「戦争について深く考える」です。戦争の何を調べるのはまだ決まっていない模様ですが、

    息子の調べ物については私も一緒に本を読んでみるので、先に自分なりのリストを作っています。その中でこれは絶対に外せない本と思ったのがこの本。

    今のところ広島の原爆投下について描かれた本を多く読んでいるのですが、これは広島の原爆を調べようと思ったらまず読んでおいてほしい一冊だと思いました。

    広島に原爆が投下される前後のことだけでなく、原子爆弾、放射線障害などまで細かい解説があります。

    元々、広島を訪ねる修学旅行生のための事前学習のための本がないということがきっかけとなって生まれたこともあり、絵本としては84ページという分量です。

    図解もわかりやすく調べ物といったら、この本は必ずと読んでほしいと思いました。

    投稿日:2013/07/31

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