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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

イタイ イタイ トンデケ自信を持っておすすめしたい みんなの声

イタイ イタイ トンデケ 作:accototo ふくだとしお+あきこ
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,485
発行日:2020年09月11日
ISBN:9784867160626
評価スコア 4.34
評価ランキング 14,995
みんなの声 総数 28
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  • ひたむきな優しさ

    先日、ペットの飼い方について書かれた本を読んでいると「人間以外の動物は泣くことがないので、こちらが泣いている時に顔を覗き込んできたり、顔を舐めてくれたりしても、それは別に心配しているわけではありません。目から変な水が出ているな、と不思議に思っているだけです。」とあり、本当にそうなのだろうかと疑問に思いました。
    まあちゃんとピッツのように、毎日一緒に遊び、共に大きくなった関係であれば、人間の気持ちもきっと分かっているのではないかと思うのです。
    悲しい時の涙しか見た事のないピッツには、大人になったまーちゃんが流した涙の意味は分からなかったかもしれません。
    それでも、大好きなまーちゃんに泣き止んでほしくて「イタイ イタイ トンデケ」を繰り返すピッツの優しさに、涙がこぼれました。

    投稿日:2020/10/15

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  • 一緒にいられる時間を大切にしよう。

    泣き虫のまあちゃんと、その子守役のような小鳥のピッツ。
    まあちゃんはピッツの「イタイイタイトンデケ」にどれだけ励まされたでしょうか。
    体だけでなく心が痛い時だって、きっとピッツの存在は心強かったことでしょうね。
    でも、そんなまあちゃんも成長し大人になり、やがて家を出ていく時が・・・。
    まあちゃんだけでなく、読み手の私自分を含め、やがて我が子もと思うと、何だかキュンとなりました。
    成長は喜びではありますが、一抹の寂しさがあるのもまた事実なんですよね。
    見送る側は特に。
    心温まるお話の中にどこか切なさも感じられ、生きていくということは出会いと別れがあり、ずっと変わらない何かがある一方変わっていくこともまた大切であり、それゆえに今この時も大切なかけがえのない日常なんだと思わされた絵本でもありました。
    一緒にいられる時間を大切にしていかないとですね!!

    投稿日:2020/10/08

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  • うちの子はまだ物語はじめのまあちゃんと同じくらいです。読み終えてとても温かい気持ちになりました。
    まあちゃんとともに育ってきたピッツ、もう1人のお母さんみたいに優しい愛でまあちゃんとつながっていたことが感じられます。
    イタイイタイトンデケ、ピッツの魔法の言葉はまあちゃんが反抗期になっても優しく支え続けてくれていて、そういう存在がうちの子たちにもいたらいいな、と感じられる本でした。
    可愛いイラストに反して、お母さんやお父さんが読みたい本だな、と思いました。

    投稿日:2020/10/15

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  • 飼い主と小鳥の心温まる話

    • かやかーかさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    泣き虫まあちゃんの誕生日プレゼントに小鳥のピッツがやってきました。
    ピッツはまあちゃんが泣くと『イタイ イタイ トンデケ』と慰めてくれます。
    その声を聞くとまあちゃんの涙もピタリ止まって泣き止みます。

    まあちゃんがどんなに大きくなってもまあちゃんが悲しいときは『イタイ イタイ トンデケ』とピッツが慰めてくれました。

    どんなに時が経っても遠く離れていても変わらない思いに心が温かくなる作品でした。
    自分も実家で中々会えなくなったワンコに無性に会いたくなりました。

    投稿日:2020/10/14

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  • 私にとってのピッツを思い出していました

    小さな息子に読み聞かせてみましたが、ピッツの愛らしくひたむきな姿には、むしろ大人になった今の私の方がキュッと胸を締め付けられる気がしました。それは、子供だった自分よりずっとか弱くて小さな生き物との初めての出会いを思い起こすからかもしれません。

    私は読みながら、いつしか子供時代をずっと一緒に過ごした黒猫のロミオを思い出していました。大人になり家を出た私がたまに実家に戻った時は、当たり前のように膝の上に乗ってきて、丸くなって眠っていました。あの体温がふんわりと戻ってきたように思えて、今はもういないロミオを思い、ちょっぴり切なく、温かい気持ちになりました。

    「とりしゃん、きれいね」とピッツを指さす2歳の息子が、もう少し大きくなったら、私のお友達のロミオのお話もしてあげようと思います。きっと、お母さんになったまあちゃんの赤ちゃんも、大きくなったらピッツのお話を聞かせてもらえますね。

    小さな生き物と育つというのはなんて素敵なできごとなんだろうと思います。

    投稿日:2020/10/14

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  • しあわせだった思い出

    全ページ、お試し読みで読みました。
    5歳の時から、まあちゃんはピッツと暮らしていたのですね。
    成長して、結婚して、赤ちゃんができるまでの長い間のお話しです。
    この絵本を読ませていただいて、人生で縁のあった、かわいい生き物たちのことを色々思い出してしまいました。
    まあちゃんが大人になって、おうちを出て行ってから、
    ピッツは、とても寂しい気持ちで待っていたのだろうな、、、。
    お母さんが、日のあたる窓辺にピッツの籠を置いてあげたという文章で、お母さんのピッツへの心配と思いやりを感じました。
    ピッツが長生きをして、再び昔のように、まあちゃんの腕の中で
    イタイ イタイ トンデケ!と言えて、本当に良かったです。

    投稿日:2020/10/13

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  • まあちゃんが小さいとき転んで泣いていると・・・・
    お母さんは やさしく 痛いところをなぜながら、「イタイイタイトンデケ」と声かけてくれるのです

    その母親の愛情が まあちゃんを成長させる原動力になっているのですね
    5歳の時に お父さんとお母さんからのお誕生日プレゼントは
    インコのピッピです
    まあちゃんにすぐになついて 仲良し
    ある時転んで泣いてる まあちゃんに「イタイイタイトンデケ」とピッピが言ってくれたのです

    すると 涙が消えていくのです・・・・

    ピッピは 「イタイイタイトンデケ」を覚えまあちゃんをどれだけ励ましたことでしょう!
    まあちゃんが 成長して 赤ちゃんを産んで お母さんになるまで
    ピッピは生きていたなんて・・・・
    長生きのインコですね(こんなに長生きするの?)
    ちょっと 長生きすぎますね?

    良いお話しでした
    ただ・・・インコの寿命が長すぎるのは疑問でした!

    投稿日:2020/10/07

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  • 素敵な関係

    まあちゃんとピッツのとっても素敵な関係で温かいお話です。ピッツはまあちゃんのそばでずっと見守ってきたのですね。一度鳴かなくなってから、ずっとずっともう一度鳴きたいと思っていたのでしょうね。最後はまあちゃんの気持ちに共感して涙が出てきちゃいます。

    投稿日:2020/10/07

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  • 我が家では手乗り文鳥を飼っています。
    ピッツのようにおしゃべりはしませんが、名前を呼んだり、「おいでー」と呼べばちゃんと飛んでやって来ます。
    クチバシでつつかれ、「痛い!」と叫べば、「あ、痛かった?ゴメンね・・」とでも言うかのように優しくクチバシで撫でてきたりします。

    小鳥に限らず、動物にも確かに感情はあり、言葉は通じなくてもお互いに気持ちが通じ合えるのは間違いありません。

    ピッツはまあちゃんが大好き。だから泣き顔よりも笑顔が見たい。
    お母さんの「いたいのいたいのとんでいけ」は、まあちゃんが泣きやむ魔法の言葉だと思ったのでしょう。
    そして、まあちゃんが大人になるまで、そして大人になってからもピッツの「イタイ イタイ トンデケ」は続いていったのです。

    長い年月の中で変わりゆくもの、そして変わらないもの。
    まあちゃんは大人になり、赤ちゃんが産まれ、お父さんとお母さんは年老いて、おじいちゃんとおばあちゃんになっていました。
    ピッツも年をとっていましたが、まあちゃんへの変わらない想いが伝わってきて、温かい気持ちになりました。

    イラストもとても可愛らしいですね。お部屋のインテリアや、近所の仔猫ゃんが親猫になってたり、細かいところも楽しめました。

    投稿日:2020/10/05

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  • 胸が熱くなりました

    この絵本を読み始めたばかりの時は、「わぁ、絵が可愛いなあ。」と絵の雰囲気から可愛らしい絵本かと思いました。けれども、絵本を読み進めて行くとまあちゃん、という女の子と大切なペットのピッツとの深い愛情が物凄く溢れていて、読み終えた時には胸が熱くなってしまって涙が出そうになりました。

    私は小さな頃からピッツのように小さなセキセイインコを飼っていましたが、ピッツと同じようにいくらか言葉を覚えていつもしゃべってくれていました。もう随分前の事になりますが、昨日の事のようにこの絵本を通じて思い出してしまいました。小鳥だけでは無くて猫も私が小さな頃からずっと飼い続けて居るペットで、猫がいないと生活が出来ないのではないか、という程猫は私の生活の一部と言うか家族の一員として育っているので、本当に猫には愛情たっぷりにずっと暮らしています。

    ただ、この絵本にも描かれている様に、確かに私達人間は成長して生活も随分変わってしまっていつの間にかペットを置いて家を出てしまったりしている事に気付かされました。私も同じようにペットが家にいるにもかかわらず学校が変わる度、そして結婚して居場所が変わる度に実家で飼っていた大切なペット達とは別々に暮らす事になってしまっていて、でも実家に帰るといくら年月が経ってしまっていても私の事を覚えておいてくれるペットが実家には居て、何年も一緒に居てあげられていないので忘れていそうなのに、しっかりと覚えておいてくれているペットがいて、本当にペットの気持ちの温かさには涙が出そうになってしまっていました。

    この絵本の中のまあちゃんもずっとピッツと遊んでいたのに、だんだんと大きくなるにつれてそれ程構ってあげられていなかったりするようになってしまって、そのうちいつしか家を出てしまっていたんだと思います。別にペッツの事が嫌いになっていたわけでも無く、ただ毎日の生活が忙しくなってそれ程時間を撮ってあげられていなかったのだと思います。

    けれどもピッツは昔と変わらずずっとまあちゃんの事を覚えていてくれて、本当に絵本の終わりの方のページでは涙が出そうになってしまいました。ペットの思いはずーっと変わらず飼い主を大切にしてくれているんだなあ。と思いました。どんな時もずっと優しいまなざしで見つめてくれていて、本当にペットは大切な家族だと思いました。

    私には今歳を取った猫がいますが、毎日の生活が忙しくて構ってあげられていない所も有ると思います。でも、この絵本を読んでから、私はもっとペットの事を見て、ペットとの思い出をかみしめながら大切にペットとの1日1日を過して行こうと思いました。

    ペットを飼っている人はもちろん、実家にペットがいる人も、ペットはいたずらをしてしまってもずっと自分達の事を見てくれているし、見守っていてくれているし、頼りにしてくれているんだ、と再確認できる素晴らしい絵本だと思いました。そして何より今まで以上にペットに今以上に優しく接してあげたくなる絵本だと思いました。なのでぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。とてもお勧めです。

    投稿日:2020/10/02

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