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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

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ふぶきのあした」 ママの声

ふぶきのあした 作:木村 裕一
絵:あべ 弘士
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2002年2月27日
ISBN:9784062528771
評価スコア 4.77
評価ランキング 668
みんなの声 総数 30
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25件見つかりました

  • 死の局面で選んだこと

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    禁断の友情で結ばれたオオカミのガブとメイ。
    嵐も雷も、霧も雨も、この2匹を絶妙なタイミングで救っているような気がします。
    でも今回はぎりぎりまで追い詰められます。
    そして、死も覚悟して2匹が選んだ選択肢とは・・・。
    2匹の友情は相手の嫌なところも含めて認めてあげる
    究極の友情に昇華していますね。
    必死で希望を見出そうという2匹の姿が美しいです。
    自分を犠牲にしてという気持ちが痛いほどわかりますが、
    でも、それを美化してしまうと、
    先の戦争の悲劇の繰り返しになります。
    だからこそ、2匹には生き残ってほしい、と切に思いました。
    『ふぶきのあした』の題名にすがる思いでした。
    最初はここで完結だったようですが、
    後に素敵な続巻『まんげつのよるに』が出てよかったです。

    投稿日:2007/09/03

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  • えっ、憶えてたの?

    3歳の子供にはまだ早いかなあと思いつつ、「あらしのよるに」から「ふぶきのあした」まで読み聞かせました。読み終わって、とても感動しているようには見えなかったのですが…
    ある日突然
    「おかあさん、ガブとメイのお話しまだある?さいきん読んでないけど。」
    と尋ねられました。
    「えっ?あのお話しはあれで終わったけど…いや、もう一冊続きがあったような気がするなあ。」
    「やったー!また、本借りてきて。ガブとメイ好きやねん。」
    と嬉しそうに言いました。
    ガブとメイのお話しは、こんな小さな子供の心にも残るのですね。あれから2匹はどうなったのかなと気になっていたのかもしれません。次の「まんげつのよるに」を読むのが楽しみです。

    投稿日:2007/06/01

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  • ついに食べちゃうの!?

    ついに窮地に追い込まれてしまったガブとメイ。せっかく助かったと思ったのに、事態は最悪です。今度こそ、食べてしまうのかとハラハラして読みました。友情を裏切るという形ではなく、お互い納得の上で、ガブはメイを食べてしまうのか?でも、その予想は、いい意味で裏切ってくれますが、メイはどうなってしまうのか?ますます、このままでは眠れなくなってしまいます。

    投稿日:2006/05/17

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  • 号泣

    …とにかく、ガブがかっこよすぎます。
    「へっいまさら メイをくえるわけ ないっすよ」
    「いのちをかけても いいともだちか」
    …メイの、聡明で、芯の強い性格も大好き。
    「うるさい! 私の気持ちを信じてないから、あんな下手な芝居をしたんでしょう?」
    「いのちだって いつかは終わりがくる。でも私たちが出会えて友達だったことがきえるわけじゃないって」

    この絵本は、正直、彼らの周りを取り巻く環境が、あまりにも苛烈に過ぎるのですが、
    その中にも、笑わせてくれるシーンがあるのです。
    でも直後に、読むものを突き落とし、愕然とさせる部分がある。
    木村裕一さんは、稀代のストーリーテラーですね。

    涙が止められない。だけど、だからこそ、だからこそこの絵本の訴えたいことが、真に迫って伝わります。

    次の巻の「まんげつのよるに」も出ていますが、
    私は、この「ふぶきのあした」が最終巻だと思っています。
    個人的な意見ですけど…。

    投稿日:2006/05/05

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  • 涙、涙、涙・。

    • ごくうさん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 男の子7歳、男の子3歳、女の子1歳

    「あらしのよるに」の最後のお話。命をかけて友を守ったガブ。もう途中から涙が出てきて、うまく読めませんでした。
    子供に読んでいたのに、いつの間にか主人も横にいて、一緒に絶句。主人も内容の深さに感激していました。子供はしばらく押し黙ったまま、何か考えているようすで、ガブが死んだことが信じられない様子でした。話も面白くどんどん読み進めましたが、それだけでない、命の尊さと友情の大切さを改めて痛感させられました。
    友情ってすばらしい!!子供にとっても親にとってもすばらしく感動できる本です!

    投稿日:2005/06/25

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  • 心が揺れた1冊

    • UKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    大切に読んできた物語も最終話となってしまいました。
    長男は読んでしまうのもったいないらしく、「あしたにしようか・・」などとページをめくるのをためらうほど・・・
    でも、ガブとメイの運命を知りたい気持ちは抑えられず、
    ページを開きました。あまりに悲しい結末に最後の数ページは読むほうも涙でぼろぼろ、聞くほうも地団太を踏んで泣いていました。とっても悲しかったけど、こういう心の揺れ動きって大切なんじゃないかと思いました。友情・自然・命・・・いろんなことを親子でじっくり考えられるすばらしい1冊です。

    投稿日:2004/11/05

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  • 悲しい結末・・小さい子供には重いかも

    「あらしのよるに」から、せつなく、純粋な2匹を見守ってきました。最後にこんな悲しい結末になるとは思いもしませんでした。大人が読むにはいいのかもしれませんが、小さい子供が読むにはとても重い本だと思います。何とか他の道はなかったものかと思ってしまいます。

    投稿日:2004/03/26

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  • 時期を選んで読もう

    「あらしのよるに」から一巻ずつ、文も絵も丁寧に味わった本です。
    まとめて読んでしまうのがもったいない気がして。
    とうとう完結編まできてしまい、半ば予想してはいても、でもでも・・・7巻目を待ってしまいます。
    息子はまだ、悲しく厳しい現実を 絵本の中で見る事に絶えられない、という感じで 言葉すくない感想でした。(結構、ショックだったみたい。遠い昔、私自身が 新美南吉「ごんぎつね」で感じた やりばのない悲しみに似ている?かも)
    「かわいそう、悲しい」だけで済む年齢のお子さんはともかく、幼児から少年少女への移行時の ナイーブな年頃には、時期を見計らったほうがよいかも、それほど内容が濃く重い本だとおもいます。
    お子さんの感受性などをかんがえた上で、一度は 読んでほしいと思います。
    そして 大人たちに感じてもらいたいと思います。種族を超えた厚くやさしい思いやり、そして、どういうときにしあわせを感じるのか。「・・・どっちになっても、おいらたち、もう二どと おしゃべりも出来なくなっちまう。そのことがつらいんす・・・」とガブは涙をみせる。
    メイが見た 朝日に輝く緑色のくさはらが、悲しいほどまぶしい。

    投稿日:2004/01/27

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  • 命をかけて守りたいもの

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    ここまで相手のことを思える友情って愛情だよね。
    しかも究極の愛。
    この絵本から、子ども達は本当に様々なことを学ぶことでしょう。
    私もこの年で学ばせてもらったんだから。
    ありがとう。ガブ&メイ♪

    投稿日:2003/11/16

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  • いやだ

    途中から、私が泣きながら読んでいました。息子は私の声が震えて、鼻がずるずるいってる事に気がついて、「泣いてんの?」なんて言ってたのに、読み終わった途端「いやだあ!」って半泣きで叫んでいました。「死んだん?」「死んだん?」と何度も尋ねるのですが、「死んだ。」と言いたくない私。こんな悲しい結末でいいの?と思ってしまうのは私だけではないと思います。「苦しかったっす。」とか言いながら出てこないかしら。

    投稿日:2003/06/23

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