「はりねずみのはりこ」 ママの声

お洋服を作るお仕事をお手伝いしているはりこが、お客様に作った服が羨ましくなって、自分も真似してみますが…。
似合うものは人それぞれ違うんだということか伝わるお話です。オシャレしたいという気持ちは、女の子の方が共感しやすいかも…。

はりねずみの「はりこ」は、おばあさんがつくった素敵なお洋服を、依頼主のところへ届けます。おばあさんがつくるお洋服はどれも素敵で、はりこも素敵なお洋服が着たいと思いますが、背中の針が邪魔をしてしまいます。うまくいかないはりこを「大丈夫かな？」と心配しながらお話を読んでいたところ、素敵な結末が待っていました。優しくて素敵なお話でした。

洋服に憧れるけれど、服を貫通して針が飛び出てしまうはりねずみさん。
羊さんのもこもこを身に付けてみたり、実を着色して針にさしてみたり、とってもいい考えだ思うおしゃれが、はがれていってしまいます。
どうするのかな、と思っていたら、ハリネズミの困ったを解決してくれるのは、やっぱりハリネズミのお母さん。素敵なエプロンを作ってくれます。親子の絆も感じられて、あったかいな。って思える絵本でした。

「そらまめくんシリーズ」「どんぐりむらシリーズ」を描くなかやみわさんの絵本です。
イラストも可愛らしく，お話も安心して読める内容になっています。
だれでもコンプレックス！？はありますね。
でもそれでもとっても素敵！と思える絵本です。
はりこのおばあちゃんの優しさも感じられますね！

３歳と５歳の子に読みました。
ようふくやさんのおばあちゃんのおてつだいをするはりこちゃん。
おばあちゃんがつくる洋服に憧れたり、女の子ですねー。
はりねずみのはりはたしかにおしゃれにはちょっと邪魔？
はりこちゃんのことをしっかりと見ているおばあちゃんもすてきなお話です。

キュートな絵がお気に入りのなかやみわさん、初期の作品でしょうか。
内容も絵もまだこなれていない感じもしますが、
ハートフルな展開は健在です。
森の洋服屋で、はりねずみのはりこは、おばあさんのお手伝い。
注文の品の配達をするのですが、自身は背中の針が邪魔して洋服が着られないのですね。
はりこの涙ぐましい努力が切実だけに共感してしまいます。
うーん、これはジレンマですね。
でも大丈夫、おばあさんがとっておきの解決策を考えてくれます。
なるほど、この手があったか！というアイデアです。
さすがはおばあさん！
こどもらしい、ほんわかした世界がほほえましかったです。

そもそもはりねずみに似合う洋服ってないようなきもしますがどうでしょう。おばあさんが夜なべして作ってくれてプレゼントしてくれたのがエプロン。私的には、エプロンの紐は破れないのーと言いたいですが、みんなに素敵と褒められてとっても嬉しそうな、はりねずみが可愛いです。

娘が気に入って読んでいました。
可愛いお洋服に憧れるはりねずみ、はりこの物語。
なかやみわさんの絵本だったんですね。
温かい絵とストーリーにほっこりします。
すてきな衣服を纏うと、それだけで気分が上々。
可愛いはりこにこちらまで楽しい気分になります。

息子が『そらまめくんのベッド』が大好きで、同じ作者のこちらにも興味を持ちました。
はりねずみのはりこは、おばあさんの洋服の仕立て仕事を手伝っていて、自分もかわいい洋服をきておしゃれしたいと思っています。でも背中のはりが邪魔をしてしまって・・・
はりこはとっても素直でかわいいキャラクターなので、応援したくなります。はりことおばあちゃんの素敵な関係に心が温まりました。

なかやさんの作品ということで
興味があって借りてきました。

はりこはおばあさんのお手伝いをして
かわいい洋服をいろんな動物に届けに行きます。
はりこは自分もかわいい洋服が着てみたくて
いろいろ試すもののどれも失敗に終わってしまいます。

そんなはりこを見ておばあさんは夜なべをして作ってくれたもの。
それは森のみんなもびっくりうらやむものでした。