「おもちぽん ふるさとのうみ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

１月にあう絵本を探しており、子ども達が好きなおもちぽんの新作がちょうどでていることがわかり購入しました。おもちぽんが旅するお話で、前作のキャラも登場するので子ども達も嬉しそうに反応していました。
和紙の解説もありページのすみずみまで勉強になりました。最後のページに私もなるほど！！と思い大人も楽しめる絵本です。
和紙で表現しているので、子ども達の目に他の絵本とはまた違う感覚を与えられて満足です。

�@どんなピンチも形にとらわれず変化・対応することで切り抜ける
�A上記の変化を楽しむ様子が描かれている
�Bこれらすべてが和紙のちぎり絵で表現されている

上記の要素により、こどもたちに視覚的にも感覚的にも「自分らしさのすばらしさ」を育むことができる作品です。

おもちぽんが気づくことができたように、この作品を楽しんだこどもたちに「自分らしさの原点＝ふるさと」を意識する種をきっと植えてくれると思います。そしてその種は、和紙で作られた優しく力強い世界観とともに、こどもたちが将来立ち止まった時に必ず芽吹くものであると確信しています。

楽しみにしていた「おもちぽん」第二弾です??前作よりパワーアップした和紙のきれいな世界に包まれます。特にラストのあたたかいページは、いつまでもゆらゆらと漂って身を任せたくなりました。
また、個性的な仲間たちも登場します。おもちぽんの無邪気な可愛さと、自分を探しにいく大冒険を見守っている、そんな気分になります。