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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

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せかいいちうつくしいぼくの村自信を持っておすすめしたい みんなの声

せかいいちうつくしいぼくの村 作:小林 豊
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1995年12月
ISBN:9784591041901
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 34
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  • どうして?

    アフガニスタンのある村で暮らす親子。スモモやサクランボを収穫し、市場に売りに行く。兄は戦争に取られ不在。無事に兄が帰って来ることを願いながら、親子は今日も暮らしていく。

    1995年刊行。作者はアフガニスタンでいろんなものを見た。
    その時の思いを絵本に込めた、と巻末の筆者のことばからわかる。
    素朴で実直な人々の生活。昔から続いていたし、これからも同じような生活が続くだろうと思っていた。日常が戦争で、一瞬にして破壊されてしまう。破壊、というよりも、消滅、という感じであった。
    どうしてこのようなことになるのだろうか。

    戦争では、戦争に関係ない人が一番大変な目に遭う。
    普通の暮らしを望む人がどんどん死んでいく。
    どうして戦争をしようと思うのか。この絵本を見て、考えさせられる。

    投稿日:2022/06/08

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  • ラスト一文の衝撃

    タイトルに惹かれ、手に取りました。
    作者の小林豊さんがアフガニスタンの村を訪れたときの風景をもとにしたお話だそうです。
    村に住む少年の、ささやかで美しい日常風景が描かれています。長閑で、美しくて、魅力的な風景たちです。その風景に魅了された分、ラストの一文に衝撃を受けました。
    本当に悲しいです。

    投稿日:2022/04/25

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  • 淡々と進む物語の先に

    兄が戦争へ行った・・・ というくだりはあるのに、全体的には父と子が村で沢山収穫出来た果物を売りに行くというお話。
    村が花でいっぱいになる春。
    美味しい果物が沢山収穫出来る夏。
    大きな広場にも戦争の影はなく、どうやったらさくらんぼが売れるかななんて、穏やかな雰囲気に包まれています。
    戦争とはいっても、遠い場所での話で、自分達にはどこか遠い話なのだろうな・・・と感じさせます。

    それが最後の1ページに、戦争が自分の身に降りかかったことを告げる文章がたった三行で表現されています。
    物語のあまりにもあっけない最後は、戦争がすべてを一瞬で奪っていったことを物語っているようにも感じられます。

    ただ、あまりにもあっけない幕切れなので、子供には分かりにくいかな・・・と感じました。

    投稿日:2022/03/21

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  • これが現実なのですね

    「せかいいちうつくしいぼくの村」。そのタイトルの通り、自然豊かで穏やかな人情味あふれる人々が生活するパグマンの村。朝日に照らされた山々も、夕陽に沈む帰り道も、本当にとても美しく、こんな景色の中で生活している人々がいるのだな〜と、異国の暮らしを垣間見ることができました。

    ただ、最後の一文で現実を突きつけられ、それが今あるアフガニスタンの現状なのだなと感じました。6歳の娘に読み聞かせるつもりでしたが衝撃が強いかなと思い、今は見送ることにしました。とても考えさせられるお話でした。

    投稿日:2021/10/14

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  • 平和の大切さ。

    どんなに美しい所でも、戦争は簡単にそれを破壊していくのです。
    そのやるせなさ・・・苦しいですね。
    平和な環境で生活できることの幸せを、この本を読んだ日本の子供たちは感じるのではないでしょうか。
    そして、せかいいちうつくしいぼくの村にまた蘇ってほしいなぁと切に思いました。

    投稿日:2021/09/06

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  • アフガニスタンは美しい自然がいっぱいの国なのですが、民族の意見が違い戦争になりました(内戦です)

    小林豊さんは アフガニスタンを旅してこの絵本を書かれました

    ハグマンの村は 春 花が咲き すもも  さくらんぼの実がたくさんできます

    ヤモという名の男の子とお父さんが町で実を売っている光景は 平和そのものです

    みんなが生活している風景を見ていると 平和な日常なんです

    そして、お父さんとヤモの親子愛が 心を和ませてくれます

    ラストの言葉で 戦争が起こり 人々の平和な暮らしが 破壊されたのを知りました・・・・・

    なんだか ウソのようです

    後書きを読むとアフガニスタンでの内戦がわかるのですが・・・

    人間はなぜ? 戦争して 殺し合うのでしょう!

    今も・・・ ミャンマーでの内乱が報道されていますが
    悲しいですね!

    投稿日:2021/04/12

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  • パグマンの村は、すもも・さくら・なしの花でいっぱいです。

    2ページにわたって春は、花盛りの絵が綺麗です。

    夏は、家族みんなで太った杏や、すももや、さくらんぼをもぎ取り、

    村中が甘い香りに包まれて最高だとおもいました。とうさんと、

    市場で収穫したすももやさくらんぼを売り生計をたてていた

    日常が、平和だったのに、戦争が始まっての後書きに、もう一度

    みんなと、世界一の美しい村でありたいと願いました。

    投稿日:2019/05/13

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  • 衝撃のラストページ

    春ののどかな風景からはじまるこの本。
    兄が戦争に行っていて、いないという家族設定ですが
    深刻さはなく
    果物売りに出かける父と息子のすがたが
    のんびりと描かれています。
    果物が全て売れて、よかったなぁと思いきや・・
    ラストページに、絵もなく
    ただ、文字だけで
    「村は戦争で破壊され、もうありません」・・と・・。

    娘と2人「ええぇぇぇ!!」と絶句しました。
    それと知って読み返すと
    なんともいえない気持ちがこみ上げてきます。

    戦闘状態にある国でも
    日常があり、そして、その日常は、実はあたりまえではない・・・。
    考えさせられる一冊です。

    投稿日:2014/02/18

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  • 小学生向け

    • ヤキングさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子2歳

    戦争に行った兄の代わりに働く少年、片足をなくした人。
    そんな人たちが出てきますが、物語はどこかどこ吹く風。
    でも最後の最後で想像もつかない結末が待ち構え、絶句。
    しばらくじっとしていました。
    読んだのがちょうど夏休み中でしたので、感想文を書くと原稿用紙に向かいました。
    小学生だからこそ感じられる、受け取れるものがあったのかと思います。

    投稿日:2012/03/19

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  • 本当にうつくしい村

     私は、パグマン村は本当にうつくしい村だと思いました。
    パグマン村に春が来れば、日本のように、桜がさきみだれます。
    夏になれば、あんずやチェリー、ほかにもいろいろなくだものが木になります。とてもおいしそうでした。

     ヤモはお父さんのてつだいで、町へチェリーを売りに行きます。
    それで、ヤモのチェリーはぜんぶ売れちゃって、すごいと思いました。
    ごほうびに、ヤモは、子ひつじを買ってもらいました。
    帰り道、子ひつじがかごの中に入って、馬のせなかにしょわれているところの絵が、とてもかわいいなあ、と思いました。
    わけは、子ひつじが、かごから、ちょこんと顔を出していたからです。

     その子ひつじは、バハールと名づけられました。
    バハールとは、春といういみです。
    でも、パグマン村は、今年の冬、せんそうではかいされてしまいました。

     せっかく家族が1人ふえたのに、かけがえのないいのちがすぐにおわってしまって、かわいそうだな、と私は思いました。
    また、パグマン村がせかいいちうつくしい村に生まれかわるといいなと思います。

    投稿日:2012/02/12

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