くらやみのゾウ ―ペルシャのふるい詩から― くらやみのゾウ ―ペルシャのふるい詩から―
再話: ミナ・ジャバアービン 絵: ユージン・イェルチン 訳: 山口 文生  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
「群盲象を評す」としても知られる物語。3世紀の世界的なペルシャ詩人、ルーミーの詩をもとにしたお話です。

チロヌップのきつね」 みんなの声

チロヌップのきつね 作・絵:高橋 宏幸
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:1972年
ISBN:9784323002316
評価スコア 4.66
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みんなの声 総数 37
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  • 小学校低学年の頃に読みました

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    読んだのは20年ちょっと前ですが、
    おじいさん達が見つけた、花の中のちびこの赤いリボンの鮮やかさを覚えています。
    それと一緒のワナも・・・。

    少し前に戦争とは何かを論じる番組を見ましたが、
    その中で、国連での武装解除活動に従事した方が、
    「武器があるから戦争が起こるのではない。どんな物でも“武器”として人を殺す事ができる。それを使うのは人間だ」
    「性善説・性悪説というよりも、人は熱狂する。それは本質的なものだ」
    と話されていた事が非常に印象深かったです。
    目から鱗が落ちたと共に、深く同意しました。

    どうして戦争は起こるのか。
    人は“洗脳されてしまう”。そして“熱狂する”。
    平和は大事だよ!ということだけではなく、
    本質的に人間は弱く、良いことだけでなく悪いことにさえも熱狂してしまう。本質が見えなくなってしまう。
    そのことを、少しずつ子ども達に伝えていきたいと、改めて思いました。

    掲載日:2011/02/13

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  • 先日 おはなし会の語りできいたお話しです
    悲しいお話しに 涙しました
    前から知っていた チロヌップのきつねの本を読み返しました

    北海道の千島のウルップ島には たくさんの狐が住んでいたと作者が前書きで書いてくださっています
    このお話は作者が見た きつねざくら  春に 子ギツネの白骨死体を見てこのお話を創作されたのが分かりました
    きつねの親子の中むつまじい情景に 心和みます
    この島にやって来た じいさんと ばあさんとであった ちびこきつねの深い愛情にホロリとさせられました

    そして 人間の戦争の時代 鉄砲をかかえた人間が きつねを撃ち殺したこと  罠にかかったちびこを守ろうとする母きつねの愛の深さに、涙します

    自然の厳しさの中で生きるきつねたちの姿   
    共存して生きるじいさん ばあさんたちの優しさ  
    そうではない人間もまたいるのです 事実なのです
    戦争が終わり きつねたちを 罠で捕まえる人間(様々な人間がいること)
    このお話しはとてもじーんとくる 悲しいお話しでした
    子ども達にも伝えたいお話しです   
    いろんなことを教えられました
    きつねざくら  どんな花がさくのか みてみたいな〜と思いました 

    掲載日:2016/04/26

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    1
  • 戦争の爪あと

    北国の島(北方領土あたりのどこかでしょうか)に住む狐と
    老夫婦のふれあいが胸に迫る本作は
    北国の情景が美しく描かれ
    子ぎつねの愛らしさにも癒される。
    だが
    この本の肝はきっと、
    はっきりとした描写はないままに
    戦争の残酷さを描ききっているところだと思う。
    なんだかすごい・・・すごい本だと思う。

    掲載日:2014/05/13

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    1
  • 悲しくて泣けてきます

    内容を詳しく知らずに読み聞かせ、途中で悲しくて泣けてきました。

    娘はまだ戦争など、言葉も知らない位ですが、
    親子の絆としての絵本としてなら内容を理解できると思います。

    最初に兄キツネが死に、家族を守るために親キツネが死に、最後には子きつねも死んでしまいます。

    いつもは絵本を読みながら、なんだかんだ言葉をはさみうるさい娘ですが、この絵本は静かに聞き入っていました。

    掲載日:2013/08/20

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  • 淡くて底深い物語

    戦争中の千島列島の無人島が舞台となっています。

    その中でキツネの親子の物語としてみれば、家族愛の話なのでしょう。
    子どもを守ろうとして銃に向かっていく父親ギツネ。
    罠にかかって動けないちびこギツネに餌を運び続ける、自らも傷を負った母ギツネ。
    何年かのちに、島を訪れた老夫婦の見たものは息絶えたキツネの後に咲くキツネザクラ。
    そして、2匹の姿はない。
    とても思いのある家族愛の物語です。

    中心にいるのはキツネですが、もう一つの主人公はこの島を訪れて漁を続ける老夫婦。
    一年の決まった時期に島に滞在してさかなや海藻を収穫して、冬になると本島に戻っていく暮らしをしているのです。
    二人にとって大事な生活の場ですが、戦争のために行くことができなくなってしまった場所。
    小さな島でありながら戦場であったのです。
    島にある娘地蔵が、過去に住んでいた人の生活の名残りとさびれてしまった島を象徴しています。
    戦争のために行くことのできない島というのは二人にとってどんな場所だったのでしょうか。
    現在は日本人の立ち入ることのできる場所なのでしょうか。

    そして、背景にあるのは戦争です。
    このお話の中では、背景に徹しているのですが、とても重く感じました。
    老夫婦がいるときに姿を現したのは日本軍でしょうが、戦争のさなかにこの島に入ったのは日本軍だけではなくソ連軍もいたのでは。

    この絵本の舞台は北方領土地域でしょうか?
    島に残るお地蔵さんだけが知っているのでしょうか。
    複雑な思いで読み終えました。

    掲載日:2011/02/18

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  •  私も10代に読みました。
     感受性豊かな頃ですので、衝撃的な作品でした。
     そののち、この作品がマスコミに取り上げられ、メジャーなところへと一人歩きしてから数十年の月日が流れました。

     息子にもそろそろ勧めてみようかと、図書館から借りてきました。
     
     小さな島で、小さな生き物が誰にも迷惑をかけず、静かに命の営みを繰り返しているところへ、傲慢な人間が土足で踏み込み、ささやかなキツネの家族の幸せを壊してしまうお話です。

     この世にあるものは、すべて人間だけがその恵みを享受するために造られているのではないこと。
     ほかの動植物との共存を、知恵あるものとして考え、より良き道を探っていくべき使命を与えられていることを強く自覚しなければならないこと。
     さもなくば、恐ろしいしっぺ返しをわれわれは受けることになるのだと、今読んでも強く感じます。

     戦争を背景に描かれていますが、熊や猪が山里に下りてこなければ、食べ物を得られないニュースを聞く昨今、自分たちで蒔いた種である「地球温暖化」に頭を抱える我々にも耳痛い作品だと思います。

     どこへも向けようのない怒り!
     という、カバー折り返しの作者のメッセージ文もご一読ください。
     
     何も変わっていないどころか、むしろ悪化してる現状。
     作者に恥ずかしい思いがこみ上げてきました。

    掲載日:2010/11/05

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    1
  • 切なくて

    平和に親子4匹で暮らしていたのにと思うと可哀そうで、親子の情愛

    に涙してしまいます。

    親狐が子供を思う気持ちに切なくて泣けてきます。

    せめて親子4匹で暮らせる日があってよかったと思いました。

    おとうさん狐も家族を守る為に、わざと人間の匂いのする方に飛び込ん

    で行ったし、人間より潔く家族を守ると思いました。

    かあさん狐に抱かれてちびこがほかほかと暖まり眠くなっていったのが

    せめての慰めでした。かあさん狐の愛情いっぱいに抱かれて眠っていけ

    たのが切ないけれど温かい思いやりで幸せだったと思いたいです。

    涙が止まらない、悲しくて切なくてやりきれない思いでいっぱいな絵本

    ですが、孫にも読み聞かせたい絵本です。

    掲載日:2010/07/04

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  • チロヌップってアイヌ語かな?と思ったら、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    北海道のお話でしたね。このキツネの親子は何故殺されなければならなかったのでしょうか。人間のエゴですか。ただひたすらに悲しいお話です。キツネが花に姿を変えて咲いたのだとしても、いまいち釈然としません…。

    掲載日:2015/03/17

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  • 悲しいふさふさ

    悲しくて切なくて涙がでます。

    せめて親子4匹で過ごせたことが慰めでした。

    戦争がなかったら、きっと違った生き方をしてたろうと思います。

    父親狐の愛情、母親狐の愛情に胸がつまり、かあさん狐は、ちびこに

    寄り添ってふさふさしたしっぽで暖めていたんだと思うと切なくて涙

    が溢れてきます。すっかり年老いた老夫婦の嘆きも聞こえてきて可哀そ

    うです。涙が止まらない・・絵本です!

    掲載日:2010/07/03

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  • 全ては理解できなかったけれど。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     「ハッピーエンドでないお話」もそろそろ読んでいきたいな、と、娘が5歳の頃に一緒に読みました。昔、小学校の教科書で読んだのが、戦争というものについて初めて学んだ時だったように思います。

     とても柔らかな雰囲気の挿絵に、きつね親子の幸せな生活、ちびこのかわいらしさ、ちびこをかわいがるじいさんとばあさんの優しさを感じ、結末を知っていても、「いつまでもこの幸せが続くように」と願わずにはいられなくなります。

     「月のきれいなよる」、見開きいっぱいに、きみどり色に照らされたきつね親子の幸せな様子が描かれています。しかし、このきみどりのページを境に、物語は暗転します。

     「ダーン、ダーン」と銃声を聞いた後、帰らなかったぼうやぎつね。目頭が熱くなりました。わなにかかって逃げられなくなったちびこを守るためにわざと人間のいる方へ飛び出していったとうさんぎつね。弱り果てて、歩けなくなってもちびこに寄り添い、ふさふさしたしっぽで暖めてやったかあさんぎつね。読み終わったあとは、「かわいそうだね。」と言うのがやっと。二人でぽろぽろと泣きました。

     戦争の影響で、こういうことが起こってしまったことは、この年では正直、全く理解できなかったと思います。でも、こんな極限の状況でも、親は子を守ろうとするんだよ、家族を失うと悲しいんだよ、ということは十分理解できたように思います。もう少し大きくなったら、また違う視点で、作者の意図するところを読めるようになると思います。

     でも、親になって読んだ「チロヌップのきつね」は、子ども時代に読んだよりもっと心に響き、家族を失うような悲しい戦争は絶対にあってはならないと、改めて強く思いました。

    掲載日:2010/05/30

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