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ねむれないよるのこと

ねむれないよるのこと(偕成社)

真夜中にはじまった、ぼくだけの秘密の旅!

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

海のアトリエ」 その他の方の声

海のアトリエ 作:堀川 理万子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2021年05月17日
ISBN:9784034351604
評価スコア 4.7
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  • 学校でいろんなことがあってね・・・・ 引きこもってしまったとき
    海の近くで住む 絵描きさんのお家で 一週間を過ごしました

    絵描きさんの優しさに 溶け込み 絵を描いているときは 黒い猫と過ごし
    とるは本をたくさん読んで過ごす

    なんて ステキな時間でしょう!

    こんな生き方をしている絵描きさん 
    海辺で 泳いだり 海を眺めて 風を 海の香りを感じて
    心の思いを絵に描くことを教えてくれたんです

    ラストはすてきな おわかれの パーティー!
    逆立ちして世界をさかさまに見るのも いいな
    こんな 絵描きさんと出会えて おばあちゃんは 幸せだったでしょうね!

    読んでいたら 涙が出てくるんですよ

    投稿日:2022/11/21

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  • 映画のような絵本です

    自分の思い出に残る、大切な人を描いたような作品です。
    自分を子ども扱いしない絵描きさん。
    とても印象的な1週感が、物語のように映画のように描かれています。
    堀川さんの思い出に寄り添うような絵本でした。
    おばあさんの記憶として描かれていますが、大人の世界だと思います。

    投稿日:2021/06/21

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  • 1枚の絵から

    おばあちゃんと気が合う孫ちゃんが
    1枚の絵に気づきます

    おばあちゃんにも自分と同じ
    「こども時代」があったこと
    同じようなことがあった?

    「心を解放させる」って難しいこと
    環境を変えただけでは駄目だったり

    絵を描くことや
    海、食べもの、体操???
    一緒にしてくれる
    一緒にすることで
    何かを気づかせてくれる

    「みんな、心の中は、自由なんだから」

    そうなんでしょうが
    それを、どう表せばいいのかな???
    と、頭の固いおばさんは、思っちゃいます(笑

    家族以外で
    こういう方の存在って
    大切というか、ありがたいというか
    人生では、必要かと

    作者さんの実体験でもあるようです

    投稿日:2021/06/06

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  • 大人が心惹かれる、、、

    文章には書かれていないストーリーを、美しい水彩画が豊かに物語っていて、絵と言葉のハーモニーがひとつの曲を奏でているかのようです。 

    居心地のいいおばあちゃんの部屋からお話が始まり、舞台は「とくべつな思い出」の中の ”海のアトリエ ”へと移ります。その間のページに、家の縁側に座って、薄暗くよどんだ時間の中に閉じ込められている様な少女がいます。シャボン玉のふちの黄色い光が、ほのかに希望を感じさせます。 

    友達の娘で、問題のある状況の子を預かった絵描きさんは、学校のことを聞いたり女の子を慰めたりせずに、自分の日々のルーティンの中に組み込んでいって、体験を共にしていきます。

    スイカの香りのする水で乾杯をして、「ようこそ、海のアトリエへ!」と迎えられた女の子の表情の、柔らかく嬉しそうなこと!
    夜は一緒に本の時間。白熱灯の黄色い灯りが、部屋を温かく包んでいます。 
    朝ごはんの後は、水着を着て海へ散歩です。
    さわやかな空の青、深く静かな海の青、どこまでも続く水平線、、、。 

    青、緑、黄色、白、それにところどころカラフルな色彩がとてもきれいな絵本です。
    人の心を開放する力を持つ海の青―登場人物も青系の服をよく着ています。
    緑は、物語の中の自然や植物の葉っぱなどの他に、本の表と裏の見返しの部分が一面鮮やかな緑色で、素敵なアクセントになっています。最後の夜に乾杯した「おとなのあじ」のする水の、ライムとミントの色でしょうか。
    黄色と白は、光を感じさせてくれます。

    海のアトリエで、絵描きさんと女の子の日々は、素敵と不思議に満ちていました。絵描きさんの生活はとても魅力的に見えますが、創作するということはいつも楽しいわけではなく、行き詰ったり葛藤したりすることもあるでしょう。
    創作のため、アウトプットのためには、豊かなインプットが必要だし、ゆとりや遊び心も大切な要素です。絵描きさんが真摯に自分の仕事と向き合うアトリエで、子ども扱いされずに、共に過ごした体験は、女の子の心の糧となり、女の子の物の見方そのものを変えました。

    「だれでもない、ここにしかいない、あたし」と感じることができた女の子からは、ありのままに自分らしくいればいいという、自分に対する確かさが伝わってきます。

    時が現在に戻り、「あなたはこれから、あなたのだいじな人にであうのよ。」と孫娘に話すおばあちゃんの心の中には、今も絵描きさんが生きているのでしょう。
    時の描き方も、心に残る絵本です。

    投稿日:2023/05/12

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  • 海のアトリエを読ませて頂いて、とても感動しました。私はこれまで何度も海の見える家に住んでみたいと思ったことがあります。また私の身近に絵画を描いている人がおられて、仲良くしていました。それだけにこの本は関心がありました。これはまるでダイヤモンドのようなお話です。もし私が絵を描いていて、こんな体験ができたら、どんなに幸せでしょう。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2022/06/29

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  • 自由と素敵がいっぱいの絵本

    読みながら、「自由」という言葉がずっと頭の中に浮かんでいました。自由とそれがもたらすものの豊かさ、自分が自分であることの大切さと当たり前さ、そんなことを感じた絵本でした。読み終わり、深く息を吸って吐いて、私も軽く自由な新たな自分になれるような気分になりました。

    最初の2ページのおばあちゃんの部屋、海のアトリエのキッチンや本棚、絵描きさんの黒のドレス姿、白の水着姿、みんな素敵で好きです。

    最後の「あなたはこれから、あなたのだいじな人にであうのよ」という言葉もいいな。そして、大人は子どもにとっての、そんな「だいじな人」になりたいものですね。

    投稿日:2022/06/04

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  • 思いをめぐらせる

    少女が絵描きさんと過ごした一週間。美しい絵で描かれた、そのきらめくような贅沢な過ごし方にひきこまれ、少女目線でわくわくしながら、読み進めていきました。読後は、人との出会い、また、短い時間であっても、その後の人生に大きな影響をうける出会いがあることに、色々思いをめぐらせました。海辺の雰囲気が伝わってくる絵が魅力的で、堀川さんの他の絵本も読んでみたいと思います。

    投稿日:2021/08/30

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  • 子どもの頃の特別な思い出

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    おばあちゃんの子どもの頃の特別な思い出、それはある夏、海の近くのアトリエで過ごした珠玉の思い出でした。
    私自身も小学生の時、夏休みに親戚の家に預けられ、毎日楽しく過ごした日々が思い出されて懐かしくなりました。
    著者の堀川理万子さんの体験がベースになっているそうですが、思い出を素敵な絵本として残せる作家さんがうらやましいです。

    投稿日:2021/08/26

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