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くまの アーネストおじさん とおいひのうた」 みんなの声

くまの アーネストおじさん とおいひのうた 作・絵:ガブリエル・バンサン
訳:もり ひさし
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1999年
ISBN:9784892387357
評価スコア 4.14
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みんなの声 総数 6
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  • アーネストおじさんの心のうた

    いつもはセレスティーヌを包み込んでくれる、包容力のアーネストおじさんが、街角で耳にしたバイオリンのメロディーで別人になってしまいました。
    遠い昔にアーネストおじさんの母親が歌ってくれた歌だったのです。
    ルーマニアの歌だというところに、アーネストおじさんの思い出に隠されている深い悲しみと傷を感じました。
    内政や諸外国に翻弄されたルーマニアの歴史を考えると、決して幸せな生い立ちではないのでしょう。
    それだから今の、セレスティーヌに優しいアーネストおじさんがいるのです。
    セレスティーヌには、有り金をすべてバイオリン弾きに渡してしまうアーネスト、パスタを頭から被って子どものようにふざけるアーネスト、自分のことをかまってくれないアーネスト、何かに取りつかれてしまったようなアーネストが理解できません。
    それだからこそアーネストおじさんの哀愁がひしひしと伝わってきました。

    投稿日:2011/12/11

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  • こもりうた

    いくつになっても、こもりうたっていいものだなあと思います。

    アーネストおじさんが、小さかったとき、かあさんがうたってくれた

    うた。夜、寝かせる為に、かあさんが歌ってくれたルーマニアの

    うたに、泣けてくるのは当然だと思いました。

    思い出のうたがあるのは、幸せだと思いました。

    投稿日:2019/06/08

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  • 郷愁

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子2歳

    「アーネストどうして泣いてるの?」
    道でバイオリンを聴いて泣き続けるアーネスト。
    その理由が分かるまで、ずっと気になって引き込まれます。
    遠い日のルーマニアの歌。
    バイオリン弾きのおじさん。
    内容もそうですが、セピア色の淡い色彩が、より一層郷愁をかきたてます。
    ほっとかれている時のセレスティーヌの孤独は、大人も子供も分かるのではないでしょうか。
    抱っこしてもらえたときの絵が、とてもゆったりと幸せな雰囲気で、こちらまでふかふかの毛と心に包まれているようで暖かくなります。
    どこか懐かしく切ない気分になる絵本でした。

    投稿日:2007/11/14

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  • そうだったのね

    優しいアーネストおじさんが

    何だか急に別人のようになってしまいます。

    原因は街角できいたバイオリン。

    この曲を聞いたら急におかしくなりました。

    セレスティーヌがどうしたの?と聞いても

    何も教えてくれません。

    何で泣いてるの?ときいても

    答えてくれません。

    その上そのバイオリンを弾いている人に

    あり金を全てあげたのです。

    悲しいのか、嬉しいのか。

    どういうことか読んでる私もわかりません。

    そのあとも部屋の中はぐちゃぐちゃで

    一体どうしたことか。

    お話の最後には理由がかかれていましたが、

    そういうことだったのか、

    じゃあ仕方ないかもしれないな、と

    納得するしかありませんでした。

    遠い日の思い出の歌だったんですね。

    投稿日:2023/03/23

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  • アーネストの感情

    アーネストとセレスティーヌの物語を、すでに何冊か読んでいます。
    その中でもこの一冊は、アーネストが自分の感情のままに過ごしている、珍しい光景が見られたと思います。
    セレスティーヌの後を、頑張ってついていくアーネスト。
    そんな姿が定番かと思っていたのですが、アーネストだって心のままに考える時間があるのですものね。

    投稿日:2014/05/28

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  • 大人向きの故郷への哀愁が漂う絵本

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    バンサンの絵は嫌いじゃないし、フランス映画っぽい絵本はとても素敵です。
    また、アーネストの過去もいろいろ知りたいなぁ。と、思いますが、今回のお話はなんか、暗かったです。
    長く生きてくれば、「思い出の歌」の1つや2つ誰にでもあると思いますが、アーネストのこだわり様はそりゃすごかったです。
    セレスティーヌがこんなに不安がっているんだから、もう少し周りにいる人の気持ちも考えてあげればいいのに!
    思い出の母より、目の前にいる家族を想ってよ!と、ちっとばかり憤慨してしまいました。
    他の話でも、アーネストはちょっと後ろ向きになりやすいタイプと思っていましたが、この話はそれが出過ぎていて、個人的にあまり好きになれませんでした。

    故郷への哀愁やら、過去の思い出やらがあふれているっぽいアーネストがメインで出ずっぱりな話なので、この絵本はある程度いろいろなことを経験した大人の方が読み手に適している気がします。

    投稿日:2009/08/26

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