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アントン・ベリーの ながい たび」 みんなの声

アントン・ベリーの ながい たび 作:天沼春樹
絵:出久根 育
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2007年03月
ISBN:9784790251590
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,708
みんなの声 総数 9
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  • 取扱い注意のペット?

    食いしん坊の竜ドラゴン・プーと、その飼い主アントン・ベリーが食べ物を探して冒険するお話。

    家じゅうの食べ物がなくなってしまうほど大食らいのプーもさることながら、個性的な少年アントン・ベリーのおおらかさに脱帽です。
    せっかく見つけた食べ物をプーが全部食べてしまっても、すぐに「しかたがないなあ」と気を取り直して前進するところがすごい!
    子供達のやらかしたいたずらや失敗にすぐ怒ってしまう私、その前向きさを見習わなければ(笑)
    最後はひとまず一安心のハッピーエンドで終わりますが、今後もプーがますます大きくなっていくことを考えると、大丈夫かなぁと心配な一面も…。
    それでもアントン・ベリーは、再びその懐の深さでクリアしていけるはずですよね。

    お話のはじめにペットショップで売られていた竜の子プー。
    あなたなら飼いますか?

    投稿日:2012/07/31

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  • そばかす顔とかチョコンと乗っている帽子とか

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    出久根さんのイラストがもう、素敵でした!
    ドラゴン・プーも、憎めなくて可愛かったです。
    作者の天沼さんはドイツ文学の研究者の方らしいです。
    そのせいか、出久根さんの描いているアントン・ベリーの世界はなんとなくドイツっぽいです。(気のせいでしょうか?)
    アントン・ベリーのそばかす顔とか、チョコンと乗っている頭の帽子とか……。
    可愛くて楽しくて、ちょっぴり昔話みたいな繰り返しで、心地よく物語が響きました。

    投稿日:2011/09/22

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  • 大収穫!

    男の子は恐竜のこどもを育てることに。

    でも、小さいと言っても、やはり、恐竜、家中の食べ物を食べてしまい、男の子は食べ物探しの旅に。

    行くとこどこにクルミやリンゴ、魚を食べきれないほど見つけ、ホッとするのですが、男の子が目を離したすきにペロリと誰かさんが食べてしまうのです…

    何故か一つだけのこしてるんです。   
    その訳は最後のオチで分かるんですがね…

    こんなわけで恐竜が食べてしまうのでなかなか旅が終わらない男の子たち。

    ある時、海で船や人を呑み込んでる魚がいて大騒ぎになっていました。
    すると、恐竜からつばさがはえ、魚に立ち向かっていきました。

    尻尾をかまれたりしながらも、とうとうその魚をしとめることに成功!

    後は分かりますよね。 大収穫です!

    しかも、恐竜、いえにつくなり大きなくしゃみ、どうなったでしょうか?
    ヒント、お母さんと男の子は末永〜く食べ物に困らなかったということです。

    投稿日:2011/09/14

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  • スケールが大きい!

    こういう物語、大好きです。
    旅と、素敵な生き物(ドラゴン!)と、おいしそうなものと。
    ドラゴンを育てるのってそりゃあ大変ですよね。
    たくさん食べるし大きくなっちゃうし。
    だけど、そこで諦めたり嫌がったりせずに、旅に出る
    ところがとってもいいなあって思いました。
    旅の途中でも私だったら諦めてしまいそうな出来事が
    多々あったけれど、それでもアントン・ベリーは
    たいして気にしてる風もなくて素晴らしいわ。
    そうしてなにより素晴らしかったのはラスト。
    なにか行動すると(この場合は旅だと思うのだけど)
    そこからまた新しいことが起こると思うのですが、
    それが見事に描かれていてうれしくなっちゃいました。

    投稿日:2011/02/02

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  • 本当に長い旅

    どんどんと大きくなっていく主人公のペットの様子に息をのみました。逞しくはなっていくが優しさを忘れないでほしいなと願いながら読みました。絵もとても独特でした。冬に備えて食料を取りに出かける主人公らはとても仲がいいなと思いました。ペットに全部といっていいほど食料を食べられても腹を立てない主人公は本当に愛しているからだと思いました。真っ赤な気をつけた林檎の木のシーンが大好きです。見応えがありました。一番好きなのは最後に家の前に沢山の木が生えている場面です。主人公と竜の子の冒険をして勝ち取った絆の証しの象徴の様に思えるからです。優しい絵本でした。

    投稿日:2007/11/09

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  • もりもり食べて

    食料を求めるたびに出る、アントン・ベリーとドラゴン・プーです。
    ところが、どんなにたくさんの食料を見つけても、ドラゴン・プーが食べてしまうのです。
    恐るべし、ドラゴンの食欲・・・
    「しかたがないなあ」の一言で許してしまう、アントン・ベリーは、本当に優しいのですね。

    投稿日:2013/04/15

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  • 不思議な絵と不思議な冒険物語

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    表紙の男の子の、民俗人形みたいなシュールな顔つきが、
    可愛くはないのだけれど(ごめんなさい)気になって、思わず手にとりました。
    読んでみたら、いい子でした、アントン・ベリー。
    いつも困ったような憂い顔だけど、困った状況でも、いつも「しょうがないよ」と大らかで。

    アントン・ベリーのうちでは、りゅうを飼い始めました。
    (ペットショップで普通に売っているんです)
    人の10倍食べるりゅうのお陰で食料は底をつき、
    アントン・ベリーとりゅうは沢山の食べ物を求め、旅にでたのですが・・・。

    食べて食べて食べまくる、生命力あふれるりゅうに
    子どもの無尽蔵なパワーを感じ、
    優しい母親のように、りゅうを責めることなく、前向きに旅を続けるアントン・ベリーに和みます。

    後半登場する巨大な魚は、すごいインパクト。
    ギザギザの歯とぎょろりとした目が、りゅうよりもずっと怪獣みたい。
    戦いに敗れ、りゅうに運ばれながら涙する魚に、クスリ。
    そうきたか!というオチで、めでたし、めでたしなんだけど
    まだ波乱を予感させるラストにもクスリ。

    外国の昔話のような
    不思議な絵と不思議な冒険物語が独特な味わいで、くせになりそう。
    明るいはっきりした絵で、遠目も聞き、読み聞かせにもよさそうです。
    小学校2年生の教科書に紹介されていましたが
    年少さん〜小学校中学年くらいのお子さんにおすすめです。

    投稿日:2011/10/30

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  • どうなるんだろうと心配しましたが・・・

    最初外国の絵本かなと思ったんですが、出久根育さんの絵でした。なんとなく欧風な感じの漂う絵です。
    竜の子供を飼っていたら、ドンドン食べて家に食べ物がなくなり、食べ物を求めて旅をするお話なんですが・・・
    道中あるものをすべて食べつくしてしまうドラゴン。
    これではいつ食べ物を持って家に帰れるのか・・・と心配しましたが、それまで少年があたたかく見守ってあげていたからでしょうか、ドラゴンがとても頼もしく変身します。
    しかもその結果なにもかもが上手くいき、万々歳な結末でした。
    おおらかな気持ちであたたかく接すること、なんだか子育ての道をみたような気がしました。

    投稿日:2009/04/20

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  • スケールの大きさにびっくり!

    異国情緒漂うこの絵本。
    男の子の風体も、ドラゴンも
    どこか異国な感じ。
    すうっと吸い込まれそうな絵です。
    内容もまた奇想天外!
    どんどん大きくなるドラゴン、
    そして、スケールの大きい出来事がもりだくさん!
    どんどん引き込まれていく絵本です。
    ロールプレイングゲームが好きな方なんかにも
    おすすめな雰囲気かもしれません!

    投稿日:2009/02/23

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