「わすれんぼ・ちびくん」 なかなかよいと思う みんなの声

おしゃれで可愛い表紙のイラストに惹かれて、手に取りました。
ある朝、自分の名前を忘れてしまったちび犬くん。
まちを走り回り、人に聞くうちに、だんだんと自分のことを思い出していくというお話です。
繰り返しの、積み上げスタイルのお話でした。
最後のページを読み終えたら、前に戻って、もう一度読みたくなる仕掛けもあって、楽しかったです。

この絵本、おもしろいんだよ〜・・と先に読んでいた娘が
夫に話していましたけれど、ちびくんのことをヒトゴトの
ように言えるのか？（笑）と私は思いました。
娘も（夫もだけど）、わすれんぼ・ちびちゃんであり、
わすれんぼ・でかくんだからです。
そもそもこの絵本を読もうと思ったのが、我が家のわすれんぼが
どう思うかなあ？と思ったからなのですもの。

ちびくんを追いかけて、どのページにも登場しているねずみちゃんが
愛らしかったです。

絵がかわいらしく、子供が大好きな繰り返しのお話です。

ただ、３〜４歳向けだけのことあって、
ちょっと我が家の５歳児には単調に感じてしまったようです。

年齢の○○歳向け、というガイドは、意外と当たらないことがありますが、
この本に関しては、従ったほうが良かった・・・と、ちょっと残念に思いました。

今、３、４歳児をお持ちの親御さん、読んであげてください。

目を覚まして自分が誰か、どんな犬だったか忘れてしまったチビくん。
周りの犬達に自分がどんな犬だったか、どんな名前だったか聞いていきます。
少しずつ自分がどんな犬だったか分かり、やっと名前も･･･。
私はとても笑えましたが、４歳の長女はちょっといまいちだったみたいです。

繰り返し部分（本を読んでいただくとわかるはず）がちょっと多いので、
読んであげる大人はちょっと疲れちゃうかもしれません。

わたしの庭のバラの花
これはのみのぴこ
これはジャックのたてたいえ

いくつかの『積み重ねことば』に挑戦してきましたが、
このお話は、会話に挟まる『ちびくん情報』部分だけが、
『積み重ねことば』になってます。

この　ちびくん、
自分の名前忘れて必死で探し回るなんて、かわいくて、楽しい♪
でも娘は、お話そのものより、
『積み重ねことば』の部分が一番気に入っているようです。
途中、いろいろな会話が挟まる分、
読み手としても、楽な『積み重ねことば』でした。

自分の名前がわからなくなるちびくんと、まわりのお友達とのやりとりが読んでいて、ふふっと思わずほほえんでしまうかわいいお話です。
ちびくん、友達の名前はちゃんと覚えているのに、自分の名前は忘れちゃってる！このファニーさがたまりません。お友達がちびくんの日ごろのようすについて少しずつ教えてくれることで、自分のことを少しずつ思い出していきます。思い出すというか、「自分ってこんなヤツなんだ。こう思われてるんだ！」っていう自分発見の連続なんだなあって思いました。
お友達から教えてもらえることで、友達からの優しさを感じ、さらに友情が深まっていく。そのようすを見ながら、こちらまで幸せな気分になりました。

子どもたちは自分の名前を忘れてしまった、ちびくんの
うっかり振りに、大爆笑の連続。

でも「ちびくんでしょ？？」とずっと名前を
教えてあげながら、このお話を聞いていたので
「パッチ」と名前を思い出したページでは
ハテナ？？？？が沢山飛んでいた子どもたちでした。

ちびくんが名前だと思い込んでいたみたい（笑）

ちびくんが名前を思い出す場面では
盛り上がらなかった子どもたちでしたが
ちびくんのとぼけっぷり。
ひそかにいろんな種類が登場するワンちゃんの数に
大喜びの子どもたちでした。

まずポストカードのようなかわいらしい好みの絵が気に入りました。

自分の名前も忘れてしまうちびくんは、自分の性格や好みを教えてもらうと、慌ててそのとおりに振舞うところがとてもかわいらしかったです。

2歳の息子にはまだ楽しむまではいきませんでしたが、かわいいわんちゃんの絵が気に入ったようなので、もう少し大きくなってからもう一度読んでみたいです。

絵もストーリーも可愛らしい絵本です。
ちびくんがどんな犬なのか一つ一つ見つけに行く・・・
繰り返し繰り返しが子供の気持ちに興味を持たせます。
なんと言っても読んでいる私より娘の方が記憶ばっちり！！
ピンクの鼻、泥んこ遊びが好き、いつもノミになやまされてて・・・完璧です（＾_-）-☆
今日も娘と一緒にちびくんの名前探しの旅に行ってました。

「幸せの絵本２」に紹介されていた絵本です。
ちびくんの本当の名前が、気になって気になって、早速探してきました。
ちびくんたら、すれ違う人（犬）の名前はほとんど覚えているのに、何故、自分の名前ばかり忘れてしまうんでしょう？
バーバラ・ナッシムベーニーの描く犬たちがとても可愛くて、動物好きの上の子は、何度も読み返していました。
忘れっぽいちびくんが、名前と一緒に自分探しをする小さな冒険。少しづつちびくんのことが分かってくるにつれて、私たち読者も、知らない間に自分探しをしてしまっているような、気がしませんか？