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きみとぼく（文溪堂）

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移動するものたち（小学館集英社プロダクション）

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「おんちょろちょろ」 パパの声

おんちょろちょろ 絵：梶山 俊夫
再話：瀬田 貞二
出版社：福音館書店
税込価格：\398
発行日：1993年
 評価スコア 4.2
評価ランキング 23,648 位
みんなの声 総数 9 件
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  • 『おんちょろちょろ』と『おんちょろきょう

    民話の「おんちょろ経」がベースになっているとのことです。
    民話というのは、地方によっていろいろにバリエーションがあって、それが楽しいのですが、この『おんちょろちょろ』を読んだ後に同じ梶山俊夫さんの『おんちょろきょう』を読んだら、同じ作者が違う人の文で別バージョンを手掛けるということに、ちょっと面白さを感じました。

    違いその①　『おんちょろきょう』では、おじいさんが死んでいました。
    違いその②　『おんちょろきょう』では、お経をとなえたのは寺のお小僧さんでした。
    違いその③　『おんちょろきょう』では、盗賊が二人でした。

    と、話の詳細は異なってはいても、ベースが同じであることが判るので、2冊読み比べると面白さが倍増します。
    かなり内容を異にした『おんちょろきょう』が後に出されたのには何か理由があるのでしょうか？
    『おんちょろきょう』の方が、絵にも梶山カラーがより強く出ています。
    子どもたちには『おんちょろきょう』の方が楽しいかも知れないと思いながら、この『おんちょろちょろ』が絶版であることを残念に思います。

    投稿日：2010/10/23

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    2人

  • オススメです

    お寺の小僧さんと勘違いされ
    老夫婦に一晩とめてもらった男の子。
    仏壇に向かい、でたらめのお経を読むことになる昔話。
    おんちょろちょろ・・という響きがなんともおもしろく、
    子供にはそれだけですでに高ポイントの様子。
    老夫婦を殺してしまおうかと、とんでもない相談を始めるものの
    最後は逃げ出す泥棒たちの滑稽な様子、
    すべてお見通しのお地蔵様の絵も味わい深いです。

    投稿日：2012/01/08

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