新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

天の町やなぎ通り」 ママの声

天の町やなぎ通り 作:あまん きみこ
絵:黒井 健
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年12月
ISBN:9784251009562
評価スコア 4.58
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  • 川のそばで屋根は青だよ

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳

    天の町やなぎ通り。でたらめな住所が書かれた6通の手紙。
    局長さんはいたずらだと思い、差出人のまさおくんに返しに行きます。
    まさおくんはたんたんと事実をのべます。
    おかあさんはひっこして、おとうさんが住所を教えてくれた。
    だから、手紙を書いて出した。
    局長さんは思い出します。2ヶ月ほど前このあたりに黒と白の花輪が
    飾られていたことを。

    まさおくん、返事はほしくありませんか?
    時々会いに来てくれないかな、って考えたりしませんか?
    私の心はずおんずおんとなり続けています。

    局長さんが天の町へ配達できた奇跡が起きたように、どうかおかあさん
    から手紙が届きますように…
    そう願わずにはいられません。

    投稿日:2010/07/17

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  • タイトルが素敵

    タイトルの響きと、黒井健さんの優しい絵に惹かれて手に取りました。
    亡くなったお母さんに手紙を出した男の子。
    お父さんは、男の子に住所を「天の町やなぎ通り」と教えます。
    切ないけれど温かく、優しい気持ちになれるお話です。
    読み終った後は、この絵本のタイトルがもっと好きになっていると思います。

    投稿日:2019/12/18

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  • よかったなぁ

    3年生の国語の教科書におススメとして載っていました。

    お母さんを亡くした男の子の話です。
    図書館で読んでいて、涙があふれて途中で読めなくなって借りて帰りました。
    絵本にしては少し長いけど、黒井健さんの優しい絵が物語を優しく包んでいます。
    一人で涙を流しながら読みました。
    最後は局長さんと同じ「よかったなあ、よかったなあ」という気持ちで読み終えることができました。

    我が子に涙なしに読んでやれるかなぁ…

    投稿日:2018/10/05

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  • じんわり

    心にじんわりとしみるような物語でした。
    お母さんを早くに亡くしたことは、確かに不幸なことです。
    でも、このお話を読むと、子供の純粋な気持ちに助けられている場面が多々ありますね。
    きっと、妻を亡くしたお父さんも、我が子の存在が支えになっているのではないかと思いました。

    投稿日:2014/01/17

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  • 真正面から受けとめた優しい心

     局長さんの立場になって読み進めました。
     手元にある6通の宛先不明の手紙。
     送り主の家を尋ね、事情を呑み込んだ帰り道の局長さんの困惑や動揺が解ります。
     「あああ、天の町、か。」
     「あああ、天の町、か。」
     「あああ……」
     「ぁぁぁ……」
     
     この嘆息のようなつぶやきが、心に響きます。
     
     この後のファンタジー的な展開に、届いて良かったと本当に思いました。
     郵便受けに入れた時のあの音がなんともいえません。

     男の子のおもいを、真正面から受けとめた局長さんの優しい心が、手紙が届く奇蹟を起こしたのでしょうね。

    投稿日:2010/01/26

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  • 感動します

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    我が家には6歳と3歳の子供が居ますが、まずこの絵本を読みたいと思ったのは私です。
    幼稚園からもらってきた推薦図書の広告で、小学校低学年向の図書だと載っていて、素敵な絵本の予感がして、早速探しました。
    小さな男の子が亡くなったお母さんに宛てて手紙を出します。住所は題名になっている「天の町やなぎ通り」。お母さんはここに行ったんだよ、とお父さんに教えてもらった男の子は何通もお母さんへ手紙を書くんです。
    もちろんそんな住所はなく、郵便屋さんが困っていると、その前に天の町への道が出てくるんです。
    幻想的な絵が印象的で、ストーリーは本当に泣けます。
    もう少し大きくなったら、子供たちにも分かるのではないかなと思います。

    投稿日:2009/09/27

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  • 切ない

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    亡くなった母へ手紙を書き続ける男の子と、郵便局長さんのちょっと不思議で心が優しくなれる絵本です。

    母が亡くなったという事実を受け入れるには、男の子はまだ幼すぎたのでしょう。
    この男の子の父親は直接お話には登場しません。
    それでも我が子の為に悩み考え、そして母は別の場所で暮らしていると話したのだろうと思うと、本当に胸が痛みます。

    宛先不明の郵便物を返しに行った局長さんも、きっと同じ気持ちだったと思います。
    男の子、父親、そして局長さん、それぞれの思いが不思議な世界を生み出したのかもしれません。
    心の痛みが少し和らいだ気がしましたが、これからのみんなのことを思うとやっぱり切なくなります。

    投稿日:2009/03/27

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